白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

今日のうさぎ

2015-09-13 14:47:55 | うさぎのこと

毛皮は、ふかふかだし、耳の毛もつやつやしている。
なにも変わらないショコラ。
コメント (2)

不思議だね

2015-09-13 08:24:58 | うさぎのこと
金曜日、好物のドクダミの葉を近付けたら、食べたいという。半分にちぎって口元に持っていったら、少しずつ口の中に引き込まれていく。一生懸命、噛んでいる。なかなか飲み込めない様子だったので、少し水を与える。半分残った歯形のついた葉っぱを口から出してしまった。もう、食べられないらしい。

土曜日、野菜を絞ってシリンジで飲ませようとするが、飲み込まない。甘いリンゴも、甘い薬も飲み込まない。水も口から垂らしてしまう。横になったままでも、立ち上がった形に抱き上げても同じだったりする。

左右の目は、ずっと膿でふさがってしまっている。少しだけぬぐっておく。目の下は禿げて毛のはえる気配もない。

抱き上げる体はぐにゃりとして保てない。肉という肉は落ちてしまって、骨格標本を毛皮で包んだような感触だ。横たわったまま、かすかに息だけしている。

こんな状態で辛くはないのだろうか。

と、思ってみていたのに。

日曜日、朝5時。たまたま目が覚めたからうさぎの様子をみる。水を飲むかと、シリンジを差し込むが飲み込まない。からだの向きを代えようと持ち上げると、少しだけ糞が落ちている。固めの粒と柔らかい糞、匂いをかいでみると、下痢の悪臭ではなく、食糞の匂いのようだ。

この体の状態で、食糞が作れるのだろうか。でも、もう飲み込めない状態で、食糞が出ても…。

試しに口元に近付けてみる。

食べたいと頭を動かす。指先にのせた食糞を必死になって舐めていく。

えらいな。うさぎ。

水を少しだけ飲まそうとしたが、もう舌を動かさない。

よく頑張って食べたね、うさぎ。おやすみ、うさぎ。