ウサギと人間が暮らす離れも、日中は30度以上になる。
すだれを垂らし窓を開けてはいるが、息詰まるような湿度もあって、
薄着の人間でさえ、座っているだけで汗だくになる暑さだ。
さすがにウサギには厳しいと思われる。
でも、母屋と離れの両方に冷房を入れるのは贅沢すぎる。
そこで、昼の間だけウサギを母屋に移すことにした。
昨年購入した小ぶりのケージもあることだし。
見慣れない場所で、少々落ち着かない様子だったウサギは、
しばらくすると、もそもそと牧草を食べはじめた。
ごろんと横になって寛いでいる。
寛いでいるように、見えた。
ところが、
夕方になっても、シッコもしなければ糞もしない。
食べれば出るかと思い、パセリや紫蘇の葉、庭の野草を与える。
もそもそ食べる。ついでに、牧草も食べる。
食べるが出ない。
もともと日中はうとうとしていて、あまりシッコも、糞もしないのだが。
それにしても、こんなにしないことはなかったと、心配になる。
もしや、トイレが違うからできないのでは。
離れのケージに戻してみる。
落ち着かない様子で、トイレの匂いをかぐウサギ。
しばらくして、・・・そうだったのか。
トイレ砂がじっとりと湿っている。
ポツポツと兎糞も落ちている。
ノンタンは、先代、2代目のウサギと比べてトイレ覚えが良い。
ケージの中では、トイレ以外の場所にすることもあるが、
部屋で自由にしていても、シッコも糞もこぼしたことはない。
野良ウサギだったノンタンは、
トイレは安心できる場所ですると、心に決めていたのだ。
安心できる場所は、離れのケージの中、母屋ではない。
だから、我慢していたらしい。
賢いウサギだ。
仕方がないが、ウサギの移動はあきらめざるをえない。
失業中の身だけど、冷房には贅沢をすることにした。
(冷房の正当化ができて、人間も少しだけ、喜んでいたりする)
すだれを垂らし窓を開けてはいるが、息詰まるような湿度もあって、
薄着の人間でさえ、座っているだけで汗だくになる暑さだ。
さすがにウサギには厳しいと思われる。
でも、母屋と離れの両方に冷房を入れるのは贅沢すぎる。
そこで、昼の間だけウサギを母屋に移すことにした。
昨年購入した小ぶりのケージもあることだし。
見慣れない場所で、少々落ち着かない様子だったウサギは、
しばらくすると、もそもそと牧草を食べはじめた。
ごろんと横になって寛いでいる。
寛いでいるように、見えた。
ところが、
夕方になっても、シッコもしなければ糞もしない。
食べれば出るかと思い、パセリや紫蘇の葉、庭の野草を与える。
もそもそ食べる。ついでに、牧草も食べる。
食べるが出ない。
もともと日中はうとうとしていて、あまりシッコも、糞もしないのだが。
それにしても、こんなにしないことはなかったと、心配になる。
もしや、トイレが違うからできないのでは。
離れのケージに戻してみる。
落ち着かない様子で、トイレの匂いをかぐウサギ。
しばらくして、・・・そうだったのか。
トイレ砂がじっとりと湿っている。
ポツポツと兎糞も落ちている。
ノンタンは、先代、2代目のウサギと比べてトイレ覚えが良い。
ケージの中では、トイレ以外の場所にすることもあるが、
部屋で自由にしていても、シッコも糞もこぼしたことはない。
野良ウサギだったノンタンは、
トイレは安心できる場所ですると、心に決めていたのだ。
安心できる場所は、離れのケージの中、母屋ではない。
だから、我慢していたらしい。
賢いウサギだ。
仕方がないが、ウサギの移動はあきらめざるをえない。
失業中の身だけど、冷房には贅沢をすることにした。
(冷房の正当化ができて、人間も少しだけ、喜んでいたりする)