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イベント続きで投稿が遅くなりましたが、
1月6日は壬辰(2012年)の初釜でした・・・。
小田急相模原駅から徒歩10分ほどの水車園で行われ、
水屋を仰せつかりました。
・・・それで、席中の様子を詳しく書けませんので、
記録として写真を掲載します。
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8時集合、水車園は初めてです。玄関入口に水車がまわっていました。
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(武具の展示場)
二階に展示場があり、鎧、兜、甲冑、武具などが展示されています。
私一人でしたので、甲冑を着た武士たちに囲まれて、不気味でした。
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先生が広間の床の飾りつけをなさいました。
宗峰妙超(大燈国師)墨蹟「梅渓号」です。
もちろん、本物は五島美術館にあり工芸品ですが、
堂々とあたりを祓う気迫を感じます。
青々たる結び柳や俵の三方飾りが新年の慶びを表わしていました。
花は、先生ご丹精の大神楽(椿)とうぐいす蔓、花入は龍耳青磁です。
初釜の次第は次のようでした。
広間へ席入後、及台子を使い、Kさんが台子炭手前をします。
その後、新年のご挨拶を全員で交わします。
縁高を運び、花びら餅を味わって頂いてから、先生が台子・濃茶点前をなさいます。
嶋台を使って二椀を先生が煉り、半東(Kさん)が取り次ぎます。
もう一碗(五人分)を頃合いを計って水屋で練ります。
席中へこの濃茶をお持ちし、末席へKさんと座って、濃茶を頂きます。
濃茶は上林の遊亀(ゆうき)の昔です。
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濃茶が終わると、恒例のおたのしみの辻占いと福引です。
それから別室でお屠蘇と祝膳を頂きます。
食後の薄茶は員茶(かずちゃ)之式で、Kさんが亭主、私が札元をつとめます。
員茶が始まる前に、湯と炭を足し、十種香札、煙草盆と干菓子の用意をします。
先生から嶋台をしっかり温めておくように指示がありました。
先生に花びら餅の向き(家元はゴボウが手前だそうですが・・)と、
14本の黒文字の置き方(縁高へ)をお尋ねしておかなくては・・・。
水屋を担当すると、わかっていないことがよくわかり、良い勉強になります。
あっ! お客さまや先輩方がいらしたようです。
桜湯を用意しなくてはなりませんので、これにて失礼いたします。
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1月6日は壬辰(2012年)の初釜でした・・・。
小田急相模原駅から徒歩10分ほどの水車園で行われ、
水屋を仰せつかりました。
・・・それで、席中の様子を詳しく書けませんので、
記録として写真を掲載します。
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8時集合、水車園は初めてです。玄関入口に水車がまわっていました。
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(武具の展示場)
二階に展示場があり、鎧、兜、甲冑、武具などが展示されています。
私一人でしたので、甲冑を着た武士たちに囲まれて、不気味でした。
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先生が広間の床の飾りつけをなさいました。
宗峰妙超(大燈国師)墨蹟「梅渓号」です。
もちろん、本物は五島美術館にあり工芸品ですが、
堂々とあたりを祓う気迫を感じます。
青々たる結び柳や俵の三方飾りが新年の慶びを表わしていました。
花は、先生ご丹精の大神楽(椿)とうぐいす蔓、花入は龍耳青磁です。
初釜の次第は次のようでした。
広間へ席入後、及台子を使い、Kさんが台子炭手前をします。
その後、新年のご挨拶を全員で交わします。
縁高を運び、花びら餅を味わって頂いてから、先生が台子・濃茶点前をなさいます。
嶋台を使って二椀を先生が煉り、半東(Kさん)が取り次ぎます。
もう一碗(五人分)を頃合いを計って水屋で練ります。
席中へこの濃茶をお持ちし、末席へKさんと座って、濃茶を頂きます。
濃茶は上林の遊亀(ゆうき)の昔です。
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濃茶が終わると、恒例のおたのしみの辻占いと福引です。
それから別室でお屠蘇と祝膳を頂きます。
食後の薄茶は員茶(かずちゃ)之式で、Kさんが亭主、私が札元をつとめます。
員茶が始まる前に、湯と炭を足し、十種香札、煙草盆と干菓子の用意をします。
先生から嶋台をしっかり温めておくように指示がありました。
先生に花びら餅の向き(家元はゴボウが手前だそうですが・・)と、
14本の黒文字の置き方(縁高へ)をお尋ねしておかなくては・・・。
水屋を担当すると、わかっていないことがよくわかり、良い勉強になります。
あっ! お客さまや先輩方がいらしたようです。
桜湯を用意しなくてはなりませんので、これにて失礼いたします。
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