いつか復活させて再びスクーターライフを楽しもうかと思い、キープしていたRV125の車体であったが、この分じゃもう出番はなさそうだなということで、見切りをつけて処分しようと思いたち、色々とカスタムしたパーツを取り外して元に戻した。
あらためて見てみると、意外と綺麗な顔をしているな。
フラットフロアにバックルボックス2段積み、リヤキャリヤにベランダコンテナ、巨大なメットインと、これまたスクーターとしてはかなりの過積載系ツーリングに活躍してくれたものだった。
SYMやキムコなんかの台湾メーカー車ってのは、発想はいいところがあって(その発想を実現したデザインが良いかどうかは別問題。デザインなんて好きずきだし、私などはあまり要求しないので、機能的に良ければ気にならない。)、大陸の中華パクリバイクとは違ったオリジナリティのあるものを作ろうと思ってるのは伝わってくるんだが、結局、品質がまだまだ劣っていて、YBRで実現している日本メーカーの中国工場の品質を知っちゃうと、比べればやっぱり低い。パーツ各々の耐久性が低くて、2万キロくらいまでは良かったものの、あとはポロポロポロポロと歯抜けのようにパーツ寿命が襲ってくるので、月の走行距離でやたら多く使うにはメンテ課題の到来が早くてやっとれんわという感じだった。
事故とかで壊れたわけではないので、メーカーから消耗したパーツを買って、キャブを掃除して、タンクを掃除して、オイル交換すれば割とすぐ動くまでレストアはできると思う。けっこうそこそこ維持していたので、ヒマがあって直して乗るってのにチャレンジしたい方がいれば、持ってって良いよと言ってみる。タブン誰も取りに来ないだろうから、数日内に捨てる予定。
運用中のバイクの近くに置いておくだけでも、けっこう便利な物置にはなっていたんだがねえ。