まさかの晴れ間。しかし明日はまた雨らしい。
YBR125Kのフロントフォークの交換をおこなった。
先日、フォークオイル交換をするときに共回りして外せなかったインナーチューブのテーパーナットを、わざわざ補助工具を作って固定して作業したにも関わらず、今度はインパクトでもまったく動く気配がなかった。八戸航路のフェリーで甲板固定の際に倒されてオイル漏れが始まった側なので、それ以来直せなかったものだが、中で歪んでしまっているのかもしれない。結局最後まで鉄粉が出続けて、どこか削れていたようだし。
そんなわけで、シール交換までOHしようと思ったものの、これ以上時間をかけるのは無駄、プロに頼むとオーバーホール工賃で1万5千円くらいかかるようだし、8万キロ近く使ったものに、それだけの費用をかけてOHするのも割に合わないということで、フロントフォークを新品にしてしまうことにした。てなわけで、ぱちもんショップ買っチャイナで値段を調べたところ、ヤマハ純正の07フォークは送料税込み1万円前後ということだ。新品の値段の方が安いときたもんだ。
今更高いパーツを使わなくても良いやと、今回は互換品で1万円を切る安い品をチョイス。G用ではないのにフォークブーツが付いていた。
フロントナンバープレートのネジ穴位置が純正とちょっと違う。YAMAHAの下にJAPAN T/Aが刻印されていないなど、幾らか違いがある。さて純正のようで純正では無さそうな、このフォークの実力は如何に?いやまさかと思ってよく見たが、やっぱりYAMANAでもYAMAKAでもない。
三叉に仮止めして、平行になるよう回してみると、少しゴリゴリした感じがあった。これは純正にはない手応えだ。スプリングとチューブの間にワッシャが入ってないんと違うかと思うような感じで、こういう非純正品へは最近流行のスラストベアリングを入れると効果大なんじゃないかなと思うが、またそれは初期摩耗をさせて、金属ドロドロオイルが出切ってからの課題にしようかな(先送り感満載)。
というわけで、フロントフォークは新品になった。少し走らせてみたところ、おお、なんだか違うぞ。やっぱり新品は違う、バネもヘタってて、シールだけでなくスプリングも交換時期だったのかもしれないな。無印は7万3千キロで一度交換してるし、良い頃合いなのかもしれない。バネが2,500円、シールが5,000円、オイルが1,000円と思うと、これは新品交換のがホント安上がりだわ。