ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

田圃の稲穂が順調に育って見事な緑が瑞穂の国を強く感じます

2011年08月11日 | 季節の移ろい
 日本各地は午前9時過ぎには気温が30度(摂氏)を越し、あちこちで酷暑の日になっています。昨日の昼間は、埼玉県熊谷市と京都市が39度(摂氏)に達した猛暑だったそうです。今日も熊谷市は暑くなっているそうです。

 盛夏の日差しの中で、日本各地の田圃は稲の穂が伸びて緑が見事です。群馬県の富岡市郊外では、田圃の稲穂が順調に育って、緑がきれいです。





 穂の中から何本かは幼穂(ようすい)が伸び、開花の準備を進めています。稲穂のすぐ上をツバメが飛んでいます。昆虫を食べているようです。



 植えられた稲の種類が異なるのか、田圃によっては幼穂がそろって出ています。穂が出そろった田圃では、スズメよけのネットなどを被せる作業に入っていました。

 妙義山の山麓の棚田は、その田圃も青々として、日本が瑞穂の国であることを強く感じさせます。



 先日、岐阜県羽島市の木曽川と長良川の挟まれた田圃が延々と続く田園地帯に行った際には、一面が稲穂の緑でした。しかし、よく見ると、稲の緑ではなく、似たような雑草が生えている元田圃もいくらかありました。減反のためのようです。今年の東日本大震災の結果、米所の岩手県、宮城県、福島県の水田での作付け面積が減り、その分減反しないと聞いた気がしていたのですが。

 昨日のテレビニュースでは千葉県館山市近郊で、早場米を収穫し、すぐにセシウムなどの放射能物質の残留検査が行われたそうです。幸い、放射能物質は検出されなかったそうです。これからは稲の収穫の度に、放射能物質検査が行われるようです。福島原発事故の影響の大きさを改めて痛感します。