福島市郊外の土湯温泉町を通る磐梯吾妻スカイラインを上って、浄土平という火山活動が目に見える高原に行ってきました。東北地方に前線が近づいて雨模様になる可能性がある中で、少し無理して行ってみました。
磐梯吾妻スカイラインの中程に、標高約1600メートルの浄土平の駐車場があります。この駐車場の周囲に、自然の状況を伝えるビジターセンター、天文台、休憩場(レストハウス)、浄土平湿原などが並んでいます。
駐車場に立って周囲を見渡して目を奪われるのは、水蒸気などを吹き上げている一切経山(いっさいきょうざん、標高1949メートル)の山腹です。
一切経山の周囲は薄曇りの天気です。活火山として吹き上げる水蒸気と雲が混じり合っています。水蒸気の中に「火山ガス」が含まれているとの警告札が立っています。硫化水素の匂いが周囲に漂います。一切経山が活火山であることの証です。一切経山の裏側には「五色沼」というきれいな沼があるそうですが、そこまでの登山に数時間もかかるそうなので諦めました。
一切経山に対して、福島市街地に近い南西側には吾妻小富士(標高1707メートル)が立っています。細かなガレ場が続く斜面を10分ほど登ると、吾妻小富士の山頂にでます。
吾妻小富士の山頂は、噴火によってできた、すり鉢状の火口の穴が開いています。
山頂では前線が近づくことに起因する強風が吹いています。火口の周囲を歩く方は強風を避けるために背をかがめています・
赤ちゃけた細かな小石などがつくる吾妻小富士の急な斜面に、高山植物のハハコグサが部分的に育ち、その小さな白い花が健気に咲いています。
火山の水蒸気が漂う景色は、文字通り「浄土」を感じさせる風景です。
東北地方にかかる前線が南下した結果、天気が崩れかかっている雲の雰囲気は、浄土平らしさを示す薄曇の風景になりました。
磐梯吾妻スカイラインの中程に、標高約1600メートルの浄土平の駐車場があります。この駐車場の周囲に、自然の状況を伝えるビジターセンター、天文台、休憩場(レストハウス)、浄土平湿原などが並んでいます。
駐車場に立って周囲を見渡して目を奪われるのは、水蒸気などを吹き上げている一切経山(いっさいきょうざん、標高1949メートル)の山腹です。
一切経山の周囲は薄曇りの天気です。活火山として吹き上げる水蒸気と雲が混じり合っています。水蒸気の中に「火山ガス」が含まれているとの警告札が立っています。硫化水素の匂いが周囲に漂います。一切経山が活火山であることの証です。一切経山の裏側には「五色沼」というきれいな沼があるそうですが、そこまでの登山に数時間もかかるそうなので諦めました。
一切経山に対して、福島市街地に近い南西側には吾妻小富士(標高1707メートル)が立っています。細かなガレ場が続く斜面を10分ほど登ると、吾妻小富士の山頂にでます。
吾妻小富士の山頂は、噴火によってできた、すり鉢状の火口の穴が開いています。
山頂では前線が近づくことに起因する強風が吹いています。火口の周囲を歩く方は強風を避けるために背をかがめています・
赤ちゃけた細かな小石などがつくる吾妻小富士の急な斜面に、高山植物のハハコグサが部分的に育ち、その小さな白い花が健気に咲いています。
火山の水蒸気が漂う景色は、文字通り「浄土」を感じさせる風景です。
東北地方にかかる前線が南下した結果、天気が崩れかかっている雲の雰囲気は、浄土平らしさを示す薄曇の風景になりました。