ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

近所の街路樹の根元では、今年もオシロイバナの花が咲いています

2011年08月22日 | 季節の移ろい
 太平洋高気圧が南下したため、猛暑が一転して、涼しい日々となっています。日中の気温が35度(摂氏)程度から20数度と10度以上も下がり、早朝は寒いぐらいになりました。

 日本列島を覆う高気圧が、南側の太平洋高気圧から北側の日本海側の大陸高気圧に切り替わると、気温が激しく下がるものです。気温が10度下がると、季節は数カ月も進んでしまいます。

 近所の家の庭に植えられた木々の中には、先週までの猛暑よって、日中に水不足になったためか、一部の枝が紅葉し、変色しています。これまでの猛暑が約10日間も続いたための異変のようです。

 近所に並ぶ街路樹の根元には、毎年、オシロイバナが芽生えて、濃い赤色や黄色の花を咲かせます。





 なかなか風情のある花です。

 オシロイバナは花期が終わると、黒い種が多数できます。地面に落ちた種が毎年発芽して育って、花を咲かせると推定しています。

 オシロイバナに黒い実がなると、子供たちが実を取って遊び道具の“おしろい”代わりに使って遊ぶために、「オシロイバナ」と呼ばれるようになったそうです。

 街路樹の根元にある、小さな地面の空間は野草にとっては生き残りをかけた戦いの場です。いろいろな野草がひっそりと芽生えています。今は背丈が50センチメートル以上に大きくなったオシロイバナの葉陰に隠れています。

 盛夏を過ぎたためか、よろよろと飛ぶアブラゼミが、時々います。成虫としての短い寿命を懸命に鳴いています。



 アブラゼミは、桜の木などに多数が留まって、騒がしく鳴いています。晩夏の季節の始まりです。時が過ぎる早さを改めて感じています。