ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

佐久市の佐久荒船高原の明け方は気温20度まで下がり、肌寒いぐらいです

2011年08月29日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の郊外にある佐久荒船高原は、明け方の気温が20度(摂氏)とやや肌寒いほどです。朝霧に包まれ、高原の朝という雰囲気が強まっています。

 佐久荒船高原の南側の向かいにそびえ立つ荒船山は日中も山頂部にずっと霧がかかっています。



 8月初めに森陰に咲いていたウバユリは大きな実をつけ始めています。


 
 光沢のある緑色の実の中には、鱗片状の種が詰まっています。

 野草のツリフネソウ(釣船草)は今が開花期です。濃い赤紫色の花を咲かせるツリフネソウの群生が目につきます。森の近くの日当たりのいい所に群生しています。赤紫色のツリフネソウの群落に中に、所々に花が黄色のキツリフネの花が咲いています。


 
 ツリフネソウもキツリフネも花がぶら下がった状態です。マルハナバチなどのハチが花の中に潜り込みやすい形になっています。実際にマルハナバチが蜜を吸いに来ています。

 ナデシコ科のフシグロセンノウ(節黒仙翁)が鮮やかなオレンジ色の花を咲かせています。



 フシグロセンノウの花は森の中のあちこちに咲いて、主役を務めています。

 秋の主役の“野菊”の一つであるヨメナが咲き始めています。



 佐久荒船高原では秋の主役となる野草の花が咲き始め、晩夏の雰囲気を強めています。