新年早々に、埼玉県川島町で飛翔するコハクチョウの群れを見ました

　埼玉県南部にある川島町八幡付近の河川敷きにある白鳥飛来地に、新年早々に行って来ました。川島町八幡付近に夕方に着き、越辺川（おっぺがわ）の土手を越えて河川敷きに降りていくと、川面が夕陽に照らされ始めていました。

　偶然、夕方に行ったのですが、コハクチョウが数羽ずつ、飛んできて着水する時間帯だったようです。6～8羽ぐらいの群れが隊列を組んで下流方向の上空から何回か飛んできました。





　夕陽を背に飛んでいるために、コハクチョウの体はシルエットになっています。

　コハクチョウは次々と川面に着水します。





　興味深いのは、隊列を組んで飛んできたコハクチョウは、すべてが近くに着水するのではなく、着水個所はかなり離れた場所になることが時々ありました。

　コハクチョウはこの飛来地に最終的には100羽ぐらいが集まりました。



　マガモやカルガモなどのカモ類は、白鳥飛来地の下流側に集まっていました。

　コハクチョウが川面に着水する夕方の時間帯を狙って、多くの方が次々と集まってきました。新年早々なので、おじいさん・おばあさんとお孫さんの組合わせの観察者も多かったです。

　残念ながら、赤い夕陽が地上近くに垂れ込めた雲間に隠れてしまい、川面があかね色に染まるシーンを見ることはできませんでした。しかし、コハクチョウが飛翔する姿を何回か見ることができた点は、とても幸運なことでした。