ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

名古屋市の徳川園では、毎年恒例のフユボタンが咲き始めています

2012年01月22日 | 旅行
 名古屋市東区にある徳川園では、1月初めからフユボタン(冬牡丹)がいくらか咲き始めています。徳川園では毎年、「寒を遊ぶ」と称してフユボタンを育て、1月初めから公開され、入園者を集めています。

 今年の冬は寒さが厳しいために、1年前の冬と比べると、フユボタンの開花が遅れています。フユボタンは徳川園の大曽根口近くの牡丹園に大部分が植えられています。周りに植えられているハルボタン(春牡丹)は苗のままです。

 フユボタンはお馴染みのワラ製の防寒囲いの中で咲いています。



 深紅の花の名前は「日月錦」(じつげつにしき)との札が立っています。

 薄いピンク色の花の名前は「太陽」(たいよう)です。この太陽はフユボタンの中では早咲きらしく、牡丹園の中では多数咲いています。



 白色と薄いピンク色の花は「八千代椿」(やちよつばき)という名前だそうです。



 まだ蕾のフユボタンも多く、大部分が開花するのはまだかなり先の感じです。

 牡丹園から龍仙湖という池を挟んで向かい側に立つ観仙楼という建物の近くに、小さな牡丹園も設けられています。石垣の斜面にフユボタンの防寒囲いがいくつか並んでいます。



 この小さな牡丹園の両側にフユザクラの「子福桜」(コブクザクラ)がパラパラと咲いています。見た感じはウメの花のように見えます。

 どんよりとした冬空の下では、龍仙湖を囲む石組が寂しそうな感じです。

 

 冬期に、フユボタンなどを楽しんでいると、その内に春が来るようです。