愛知県豊田市の北東部に位置する小原町などの通称“小原地区”では、シキザクラの花が八分咲きです。
春の開花に続いて、10月末から小さな白い花を咲かせるシキザクラは、四季桜の里として有名な“小原地区”の数カ所で観賞できます。
今回は、これまで立ち寄ったことがなかった川見四季桜の里(かわみしきざくらのさと)にある薬師寺に行ってきました(以前行った時は、シキザクラが咲き始めだったので、道路から観察しただけでした。詳細は2012年11月10日編をご参照ください)。
真言宗の瑠璃光山薬師寺の境内の隣りにある小山一面に約1200本のシキザクラが植えられています。下側の道路・川沿いから見上げると、小山の山麓一面が白い感じです。
今回は、川見四季桜の里のシキザクラは八分咲き以上によく咲いていたので、多くの方が来ていて、混雑していました。
ここの売り物は、紅葉したモミジ系の木と、シキザクラの白い花との競演です。
瑠璃光山薬師寺の本堂に行くには、急な階段を上る必要があります。開山は17世紀ごろで、現在の本堂などは「江戸末期から明治初期に整備されたもの」と説明されています。
煩悩の数の88段以上ある急な階段を上り下りし、薬師寺境内の横にある急な山道を約15分上ると、小山の頂上に着きます。
“小原地区”に植えられたシキザクラは「マメザクラとエドヒガンザクラの種間雑種と考えられている」と説明されています。江戸時代にある医者の方が植えたのが、この地区で広がったとの由来です。
シキザクラは花弁が5枚の一重です。川見四季桜の里のシキザクラは小さな花の中心部がピンク色、あるいは花弁全体がピンク色のものが多い感じです。
最近は“小原地区”のあちこちにシキザクラが植えられ、陽当たりがいい場所のシキザクラの方が満開で美しい感じです。観賞ポイント以外に植えられたシキザクラの方が静かに観察できます。
なお、豊田市の北西部の“小原地区”から豊田市中心部に向かう道路の横に流れている大きな川は、矢作川(やはぎがわ)です。昨日の2014年11月11日編でご紹介した長野県下伊那郡の根羽村の矢作川源流とは違った趣です。
(追記)今回行った豊田市の通称“小原地区”とは、正確には豊田市小原町や豊田市川原町などを示す総称です。
春の開花に続いて、10月末から小さな白い花を咲かせるシキザクラは、四季桜の里として有名な“小原地区”の数カ所で観賞できます。
今回は、これまで立ち寄ったことがなかった川見四季桜の里(かわみしきざくらのさと)にある薬師寺に行ってきました(以前行った時は、シキザクラが咲き始めだったので、道路から観察しただけでした。詳細は2012年11月10日編をご参照ください)。
真言宗の瑠璃光山薬師寺の境内の隣りにある小山一面に約1200本のシキザクラが植えられています。下側の道路・川沿いから見上げると、小山の山麓一面が白い感じです。
今回は、川見四季桜の里のシキザクラは八分咲き以上によく咲いていたので、多くの方が来ていて、混雑していました。
ここの売り物は、紅葉したモミジ系の木と、シキザクラの白い花との競演です。
瑠璃光山薬師寺の本堂に行くには、急な階段を上る必要があります。開山は17世紀ごろで、現在の本堂などは「江戸末期から明治初期に整備されたもの」と説明されています。
煩悩の数の88段以上ある急な階段を上り下りし、薬師寺境内の横にある急な山道を約15分上ると、小山の頂上に着きます。
“小原地区”に植えられたシキザクラは「マメザクラとエドヒガンザクラの種間雑種と考えられている」と説明されています。江戸時代にある医者の方が植えたのが、この地区で広がったとの由来です。
シキザクラは花弁が5枚の一重です。川見四季桜の里のシキザクラは小さな花の中心部がピンク色、あるいは花弁全体がピンク色のものが多い感じです。
最近は“小原地区”のあちこちにシキザクラが植えられ、陽当たりがいい場所のシキザクラの方が満開で美しい感じです。観賞ポイント以外に植えられたシキザクラの方が静かに観察できます。
なお、豊田市の北西部の“小原地区”から豊田市中心部に向かう道路の横に流れている大きな川は、矢作川(やはぎがわ)です。昨日の2014年11月11日編でご紹介した長野県下伊那郡の根羽村の矢作川源流とは違った趣です。
(追記)今回行った豊田市の通称“小原地区”とは、正確には豊田市小原町や豊田市川原町などを示す総称です。