再選されるのを嫌う気はない:
正直に言えば「再選もまた致し方ないだろう」という思いである。東京都に再び住むようになって32年が過ぎた。だが、都知事が誰であろうと、都民としての法的や経済的な妙味というか有難味は取り立てて言うほどのものはなかったと思っている。石原慎太郎君にはその知名度と、同じ学校に昭和20年から通ったことと、同じ蹴球部員であったことからかなり期待した。だが、上記の点では何かあった訳ではなく、烏が確かに減ったなと感じてきただけかも知れない。要するに、自治体の首長には「民の竈に煙を立てる」ような役割はないと思った方が確実だと思っているのだ。
そこで小池さんだ。私は既に東京都知事としての彼女の評価は「豊洲移転問題でとちり、自前の政党の設立で失敗した失点を何とか取り戻して、プラスマイナスゼロに何とか持ってきた」と述べてあった。またオリンピックの開催問題が出てきてからの小池都知事の姿勢は「ただひたすらトランプ大統領も及ばないほどの、再選に向けての努力と格好付け」に徹底しているとみている。そこにこの新型コロナウイルス感染問題が生じたので、兎に角何が何でも後手・後手の継ぎ足し方式しか出来ない政府に先んじて対策案を続々と打ち出して、政府の「遅さ」を際立たせる手法に出た。
このような批判的な見方を避ければ、小池都知事の新型コロナウイルス対策は将に政府が真っ先に講ずべきだと思わせることを、絶好の時期を選んで先手を打って発表して「実に良くやってくださっている」と都民の中から評価が出てもおかしくはないと思わせると見てきた。しかも、東京都には新型コロナウイルス制圧対策用の「専門家会議」も「諮問委員会」も存在しないのだから、小池都知事の素早い対策案が大衆受けしても不思議はないと思っている。
しかも、報道によれば小池都知事は自民党の二階幹事長の支持を得て、党内には対抗馬が出てきそうにはない雰囲気まで醸し出すことに成功している。その上に都知事の選挙は7月であれば、如何に過去の実績で「後出しじゃんけんが有利」であっても、野党側にも小池さんに勝てそうな候補を出す意欲があるとの報道もない。犬猿の仲であるとかないとか言われている森喜朗組織委員会会長との関係も、著しく改善されたとかだ。
このような状況下では小池都知事の再選の確率は高いと思う。私は決して小池都知事を支持もしていないし、評価している訳でもない。だが、これまでに経験してきたように「何方が知事になられても日常生活に何らの影響はない」のである以上、小池さんの再選に苦情や異議を申し立てる必要はないと思っている。しかし、もしも二期目をやられるのであれば、これまでのように「口舌の徒」に徹してくれるのではなく、何でも良いから「これぞ小池改革」と賞賛できるような都民の生活に経済的な有難味を産み出す政策を実行してくれれば良いのだ。
小池さんに望むことは「良い格好ばかりしていると思わせないようにして、上の方ばかりを見ていないで、都民の生活にゆとりを持たせて、経済的にも何でも良いから満足させる政治姿勢を追求して欲しい」のである。頭の回転は速い小池さんは「都知事には誰がなっても同じ事」と読み切ってあるかも知れない。
正直に言えば「再選もまた致し方ないだろう」という思いである。東京都に再び住むようになって32年が過ぎた。だが、都知事が誰であろうと、都民としての法的や経済的な妙味というか有難味は取り立てて言うほどのものはなかったと思っている。石原慎太郎君にはその知名度と、同じ学校に昭和20年から通ったことと、同じ蹴球部員であったことからかなり期待した。だが、上記の点では何かあった訳ではなく、烏が確かに減ったなと感じてきただけかも知れない。要するに、自治体の首長には「民の竈に煙を立てる」ような役割はないと思った方が確実だと思っているのだ。
そこで小池さんだ。私は既に東京都知事としての彼女の評価は「豊洲移転問題でとちり、自前の政党の設立で失敗した失点を何とか取り戻して、プラスマイナスゼロに何とか持ってきた」と述べてあった。またオリンピックの開催問題が出てきてからの小池都知事の姿勢は「ただひたすらトランプ大統領も及ばないほどの、再選に向けての努力と格好付け」に徹底しているとみている。そこにこの新型コロナウイルス感染問題が生じたので、兎に角何が何でも後手・後手の継ぎ足し方式しか出来ない政府に先んじて対策案を続々と打ち出して、政府の「遅さ」を際立たせる手法に出た。
このような批判的な見方を避ければ、小池都知事の新型コロナウイルス対策は将に政府が真っ先に講ずべきだと思わせることを、絶好の時期を選んで先手を打って発表して「実に良くやってくださっている」と都民の中から評価が出てもおかしくはないと思わせると見てきた。しかも、東京都には新型コロナウイルス制圧対策用の「専門家会議」も「諮問委員会」も存在しないのだから、小池都知事の素早い対策案が大衆受けしても不思議はないと思っている。
しかも、報道によれば小池都知事は自民党の二階幹事長の支持を得て、党内には対抗馬が出てきそうにはない雰囲気まで醸し出すことに成功している。その上に都知事の選挙は7月であれば、如何に過去の実績で「後出しじゃんけんが有利」であっても、野党側にも小池さんに勝てそうな候補を出す意欲があるとの報道もない。犬猿の仲であるとかないとか言われている森喜朗組織委員会会長との関係も、著しく改善されたとかだ。
このような状況下では小池都知事の再選の確率は高いと思う。私は決して小池都知事を支持もしていないし、評価している訳でもない。だが、これまでに経験してきたように「何方が知事になられても日常生活に何らの影響はない」のである以上、小池さんの再選に苦情や異議を申し立てる必要はないと思っている。しかし、もしも二期目をやられるのであれば、これまでのように「口舌の徒」に徹してくれるのではなく、何でも良いから「これぞ小池改革」と賞賛できるような都民の生活に経済的な有難味を産み出す政策を実行してくれれば良いのだ。
小池さんに望むことは「良い格好ばかりしていると思わせないようにして、上の方ばかりを見ていないで、都民の生活にゆとりを持たせて、経済的にも何でも良いから満足させる政治姿勢を追求して欲しい」のである。頭の回転は速い小池さんは「都知事には誰がなっても同じ事」と読み切ってあるかも知れない。
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