新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

八潮市の道路陥没事故について

2025-02-05 06:44:57 | コラム
運送業者に見解を訊いてみた:

この事故のニュースに接する度に気が重くなる事案だ。その処理と復旧が難航し、既に1週間が過ぎた容易ならざる事故のようだ。

ある同業者からこの問題について話を聞く機会があった。彼は「どれほどの規模の会社か知らぬが、大きな損害が生じているだろう。事故発生から1週間も経てばその間の逸失利益も補償して貰わなければならないだろうし、落ち込んでしまった運転手さんと破壊されてしまったトラックの保険求償の手続きも進めねばならない事務処理が発生するだろう。

だが、その損害の補償を何処に求めるのか、八潮市か埼玉県かという問題もあるのではないか。この件などは、その会社の規模にもよるが、単独で行政機関を相手にするのは容易ではないだろうし、弁護士に頼らざるを得ないだろう。しかし、契約している顧問弁護士かその事務所があるのだろうかと心配になる。

結論は「このように一寸考えただけでも、簡単な仕事ではないと解るので、『さぞかし大変だろうな』と仲間と同情している」となっていた。あの事故の処置の見通しは未だ立っていないように見えるのも、気になるところだ。

専門家の見解では、同様な事故が他の場所でも発生する危険性が高いようだから、市や県が事故の処理に当たるのではなく、国としても可及的速やかに行動を起こして、解決と再発防止の対策を心掛ける時が来ているとしか思えないのだ。


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