「空手形を切る」と「やるやる詐欺」を:
かのスウェーデンの英雄のようなグレタ・トウーンベリさんが、先頃開催されたCOP26を酷評した挙げ句の果てに「各国の首脳は空手形を切るのを止めなさい」と言われたと報道されていた。昨日取り上げたばかりの大阪府知事・吉村洋文氏が「自公内閣が一向に憲法改正に乗り出さないのは『やるやる詐欺』と決めつけた」のと同じような後難を恐れない言い方だと思って聞いた。
*空手形:
そこで、今回は英語の話に持っていこうと思う。あの報道ではトウーンベリさんが吠えていた音声が流れなかったので「空手形」を英語で何と表現されたかは聞こえなかった。実は、私はアメリカの会社勤務の間に、手形や小切手や現金に関連した仕事をしない営業担当だったので「空手形」を英語でどのように言うかを知らなかった。そこで、和英辞典を引き、Weblio等で検索してみた。
難しい表現では“fictious bill”というのが出てきた。「なるほど、そう言うだろうな」と思った。次に「空手形を切る」は“to fly a kite”というのが出てきた。“kite”は「凧」のことだと知ってはいたが、ジーニアス英和には「融通手形;不正小切手」と出ていた。そこで「なるほど。不正な手形を飛ばすのか」と妙に納得した。ここまでで「会計の分野の実務の知識不足か」または「語彙が貧弱だったのか」と反省した。
*やるやる詐欺を英語で:
次に、それならばと昨日吉村洋文大阪府知事が自公内閣を酷評された「やるやる詐欺を英語にすればどうなるかな」と考えて見た。そこで、ふと浮かんだ表現で実際に使ったか、同僚たちが言ったのを聞いた記憶もない“He is all talk and no action”だった。Weblioにもこういう表現が出ていた。例文は簡単に“He is all talk and no action.”と出ていた。「詐欺」そのものは“fraud”(「フロード」で良いと思う)というのだが、やるやる詐欺となると、このような慣用句の形で逃げるしかないかと思った。要点は「この辺りに英語におけるものの考え方の違いがある」ということ。
現実に立ち返れば、私は各国の首脳が掲げられたような2030年や2050年に本当に「カーボンニュートラル」とやらが達成できるのかなと疑っている。しかしながら、残念だがそれが「空手形」だったか「やるやる詐欺」だったかを見極められるまで、私は生きてはいないだろうということなのだ。
かのスウェーデンの英雄のようなグレタ・トウーンベリさんが、先頃開催されたCOP26を酷評した挙げ句の果てに「各国の首脳は空手形を切るのを止めなさい」と言われたと報道されていた。昨日取り上げたばかりの大阪府知事・吉村洋文氏が「自公内閣が一向に憲法改正に乗り出さないのは『やるやる詐欺』と決めつけた」のと同じような後難を恐れない言い方だと思って聞いた。
*空手形:
そこで、今回は英語の話に持っていこうと思う。あの報道ではトウーンベリさんが吠えていた音声が流れなかったので「空手形」を英語で何と表現されたかは聞こえなかった。実は、私はアメリカの会社勤務の間に、手形や小切手や現金に関連した仕事をしない営業担当だったので「空手形」を英語でどのように言うかを知らなかった。そこで、和英辞典を引き、Weblio等で検索してみた。
難しい表現では“fictious bill”というのが出てきた。「なるほど、そう言うだろうな」と思った。次に「空手形を切る」は“to fly a kite”というのが出てきた。“kite”は「凧」のことだと知ってはいたが、ジーニアス英和には「融通手形;不正小切手」と出ていた。そこで「なるほど。不正な手形を飛ばすのか」と妙に納得した。ここまでで「会計の分野の実務の知識不足か」または「語彙が貧弱だったのか」と反省した。
*やるやる詐欺を英語で:
次に、それならばと昨日吉村洋文大阪府知事が自公内閣を酷評された「やるやる詐欺を英語にすればどうなるかな」と考えて見た。そこで、ふと浮かんだ表現で実際に使ったか、同僚たちが言ったのを聞いた記憶もない“He is all talk and no action”だった。Weblioにもこういう表現が出ていた。例文は簡単に“He is all talk and no action.”と出ていた。「詐欺」そのものは“fraud”(「フロード」で良いと思う)というのだが、やるやる詐欺となると、このような慣用句の形で逃げるしかないかと思った。要点は「この辺りに英語におけるものの考え方の違いがある」ということ。
現実に立ち返れば、私は各国の首脳が掲げられたような2030年や2050年に本当に「カーボンニュートラル」とやらが達成できるのかなと疑っている。しかしながら、残念だがそれが「空手形」だったか「やるやる詐欺」だったかを見極められるまで、私は生きてはいないだろうということなのだ。
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