一寸面白かった見出し:
私はジムで形だけの“work out“を終えてから、幾らかでも帰りのバスまでに時間に余裕があるときに、サロンに置いてあるJapan Timesの後ろに付いているThe New York Timesの見出しだけを拾い出して、5分ほど小さな声で音読するようにしている。目的は記事の内容を追うのではなく、初見でも音読できるかと、順調に衰えつつある英語力を少しでも維持出来るように努力しているのだ。
今朝はその見出しの中で「面白いな」と思うものを発見したので、以下に紹介しておこう。それは「もし、イスラエルがハマスを一掃してしまったら、ガザには政治的空白が生じるだろう。その後にガザを誰が統治するのだろう」となっていた。「成る程。NY Timesはそこまで読み切って心配しているのか」と、少しだけ感心したが、記事の内容までは追わなかった。
「面白いというのならば、折角の機会だから記事も詳しく読めば良いじゃないか」と言われそうだ。だが、年齢と共に老眼が進んでしまったので、現在の遠近乱視用のメガネでは、最早新聞の小さな字の英語など読めないのだから無理するなと自分に言い聞かせて、早々にサロンから退出したのだった。
そして、「イスラエルは既にガザの一部を廃墟の如くにしてしまった。もし、全体をあのようにしてしまってから占有したならば、どうする予定なのだろうか」などと考えながら、ロッカールームへの階段を降りて行ったのだった。
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