グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか藤井 清孝ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
読前の想い:
仕事を推進していく上では、技量よりも、圧倒的な継続的熱意と、執拗に実行していこうとする姿勢がまず大事だという思いが強かった。そこで、ゴールデンウイーク中に読んだ『V字回復の経営』で得たことをより、自然に思考⇒行動に移せるようなドライブがほしいと想い読んだ。
読後の感想;
行動に移すためのパワーを得たいという思いで読んだ本だが、思ったより、勉強になるところが大きかった。構成としては、ほぼ筆者である藤井氏の自伝的な構成だが、経済の事を始め、彼がかかわってきたビジネス(=グローバルレベルで展開されているビジネス)の醍醐味、エッセンスが学べる構成になっている。
改めて、経営・事業の執行には、執拗な執念と、ある程度の経営のリテラシーが重要であるということがわかった。
真剣に読んでいくと、本当に、超一流の思考原理の一類型というものが、非常にわかりやすく、アタマに入る本だと思う。
レジュメ~
産業の、世界の構造を読み、個別解を出していく。そのための構成要素は、個人的には、
構想力⇒実践力⇒現場力だと思うが、本書では、構想力と現場力という軸で論理が展開されていく。
実践力、下部組織への浸透力という観点からはまだまだ学んでいかないといけないことが多い。
= はじめに
「ひ弱な」精神から「骨太な」精神への脱却のために~
① 自分の人生の舵取りは自分でするという能動的なエネルギーを持つ
② リスクをいとわず、自分の限界に挑戦する闘争心を持つ
③ 自分の人生・タスクにおける個別解を発見するという冒険心を持つ