グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか藤井 清孝ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る |
□ 社長業の根幹
経営課題を抽出し、解決していく仕事。
① Consistency(コンシステンシー):一貫性
② Persistency(パーシステンシー):執念
軸のぶれないメッセージを繰り返し、繰り返し叩き込むこと。
⇒[新しいことをすばやく学ぶ勉強法~4つのフレームワーク]
① コンテキスト
:時代背景を理解し、時代の潮流を理解することからはじめる。
② ドライバー
:ある物事で構造変化を推進している力の理解を行う。
Cf.ルイヴィトンなどラグジュアリーブランドでいうと、新興上部中間層の一点豪華主義など
③ トライアンギュレート(トライアングルの動詞形で三角測量をするという意味)
:明日意見に賛成・反対・中立の3つの立場にある人の意見を参考にし、その事象を立体的に捉え、自らの意見の構築につなげるやり方。
④ トレードオフ
:個別案件に最適解を見つけていくということも大切だが、付加価値を与えない部分には、標準化を図るなど、最大公約数の解を探るというやり方。
≪chap5 本格的社長業の試練
□ 外部から登用された社長の使命
:なにかしら事業に不連続店が存在するとき外部からの刺激は必要とされる。
⇒顧客にとっての本当の価値からビジネスを組み立てる。
Cf藤井氏がSAP日本法人の社長となったときのエピソード
● SAP導入企業への訪問
;SAP導入の生涯価値と生涯リスクが明らかに
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生涯にわたってのかかわり=コンサルティング型営業への変更
[営業戦略の建て直し]
=業界ぶりつりつぶし作戦
SAP導入のように失敗が許されない投資判断を行う場合、日本企業は業界他社の導入状況などから判断をするということから・・・
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業界トップにまずセールスをし、その業界で特殊でありながら、足りない機能を共同開発し、提案をし、導入をしてもらう。
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一網打尽に上位10社を押さえる。