世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

シリーズ④:ピマーイ遺跡・その1

2016-10-14 07:43:50 | イサーン

<続き>

今回はピマーイ遺跡インフォメーションセンターの展示品を中心に紹介する。そこには遺跡を中心に出土したクメール陶が展示してある。

 

 

キャップションによると、16-18世紀ロッブリー時代の褐釉象頭貼花文壺とある。出土地はブリラム県プラコンチャイ郡バンブア地区とあり、アンコールのクメール陶の窯が存在していた地区である。以下は、そのクメール陶の陶片展示である。

 

 

 

 

 

 

 

陶片の展示数は多くはないが、黒や褐釉の概要と無釉の焼締陶片を見ることができた。また特有の櫛歯文も見ることができる。次回からピマーイ遺跡について紹介する。

今朝はプミポン国王崩御のニュースである。ミーハーでもないが、国王グッズを数点保有している。タイ国民ほどの思い入れはないが、残念なことである。御冥福をお祈りしたい。合わせてタイの政局に揺らぎがおきないように望む。



                                <続く>