世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

シリーズ④:ピマーイ遺跡・その3

2016-10-17 07:47:21 | イサーン

<続き>

回廊の山門というか楼門の紹介と共に、主(中央)祠堂入口の破風と柱を前回紹介した。今回はその主祠堂についてである。下は、天井部分を示すが、本来とは異なる方法で補修されている。その直下のリンテルはマーラ軍との戦闘場面であろうか?ラーマヤナ物語の一場面と思われる。

 

何やら復元像のように見えなくもない。キャップションがなかったと記憶しており、だれか不明である。下のリンテルは踊るシバ神であるが、破風は何か物語の一場面のようである。

下のリンテルはビシュヌ神であろうか?

 

以上が主祠堂であった。以下、主祠堂南東に位置するブラマタット祠堂である。そこにはジャヤーバルマン7世像が鎮座している。

 

美男子である。コラートの駅頭で、このような骨格の人物を見ることができ、感激したものである。

 

中央が主祠堂、左がヒン・デーン祠堂、右がブラマタット祠堂で、それらを回廊の正面楼門から写した。

中央が主祠堂である。日本人の眼から見ると復元方法が今一つで、何か素人が復元したようにちぐはぐさが目についた。




                                 <続く>