東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

マスコミに負けた選挙

2007年07月31日 10時13分33秒 | 政治、経済
参議院の改選によって自民党が大敗したような報道だが、民主のほうが支持率が高いのだから、1人区がすべて民主党になってもおかしくなかった。実は自民党は善戦したのである。

しかし自民、民主の支持率が逆転したのはごく最近である。つい半年前であればこういうことはなかった。小選挙区制の場合、支持率が少しでも違えば大差になるのはあたりまえである。

そして朝日を中心とするマスコミの安倍攻撃、民主支持はすさまじかった。
一連の執拗な閣僚攻撃があった。赤城農水相の領収書がダブっていた件などわずか20万のことである。選挙直前にこういう問題は非常におおきかあった。

小沢党首の、事務所費の4億円に上る問題を投票直前まで執拗に追っかけていたら、全然違った結果になったであろう。今のようにマスコミがすべて民主支持では、マスコミに負けたようなものだ。

要は支持率は容易に変化するものなのだ。今回など、マスゴミの操作があまりにもうまくいった例であろう。衆、参逆転は当然あるのだ。民主党が同じ立場にもなるであろう。ただちに首相交代とか衆議院解散でなく、すこし静かにできないものか。