東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

箱根・深良用水にいく

2009年04月24日 06時52分50秒 | 国内旅行
 木曜日、お天気だ、雲ひとつない、

 大涌谷の富士山きれいだろうなあ、Yも午後仕事ないというので、出かけることにする、11:15であった、
 御殿場インター着12:20、名鉄采館に入る、意外にいい店で、落ち着いた雰囲気、お料理もとてもよかった(お値段も)、この店は、団体客とフロアーが完全
に分けていて、個人客相手のフロアーはさながら御殿場の名士が食べにくるような
雰囲気だった。



 大涌谷

 箱根に入ると、残念、雲が出てきて、目的地では富士山が、

 見えない



少しまってみようかとも考えたが、今日は我慢、残念である、山崎豊子の大地の子で、大涌谷を見学して、それまで曇っていたのだが、突然晴れて、

 富士山!!!



 ナミダとともに見たドラマとは違う結果であった、昔はNHKもいいドラマをやっていたなあ、この奥にどーんと見えるのである、どうぞ想像力で見ていただきたい、日本人なら、誰でも知っている山だから(笑い) 



いつも変わらず、温泉の湯で黒卵を作っているのであった、ものすごく売れる、
下から、荷物用のケーブルでどんどん運んでいる、人間を運べるようにできないものだろうか、老人がやっとのおもいで足を運んでいる。




 深良水門

 ナビの案内によると、この先のゴルフ場であった、すなわちここからハイキングコースを歩くのである、この先1.3キロ、ゴルフ場で、コーヒーとケーキをとる、景色がよくて静かで、まことによい。



 湖畔はまことに静かないい雰囲気だった、さっきの大涌谷では普段の日だったというのに、ものすごい人だった、韓国語、中国語が多い、



 いい道であった、



 深良水門に着いた、この水門は江戸時代にでき、静岡県に芦ノ湖の水を送っている、幕府の許可、1280メートルのトンネル並々ならぬ苦労の結果であった、現在でも水は滔滔と流れている、



 芦ノ湖の水のほぼ全量を取っているのだ、



 神奈川県の早川に流れる湖尻水門、とめている、これはいかにも不自然である、もう少し話し合いができないか、トンネルを掘ったのがスルガのひとでも、神奈川県の自然の河に、一滴も流さないというのは、、、、水利権というのはワカラナイ。



 この奥が江戸時代に掘ったトンネル、小学校時代から見たいと思っていたのだがやっと見ることができた、ただし、水路、水門などは新方式に変わっていた、浅草の業者が請け負い、すごい精度でできたそうだ、静岡、神奈川から掘って中間でのずれは確か5センチぐらいであったという、



 さくらが間に合うのではないかと思っていたが、山桜、八重桜が満開であった。



 深良用水の完成が5センチの狂いと書いたが、実際は1メートルほどであった、
断面図を見るとずいぶん折れ曲がっており、この程度で行き会ったのはキセキではなく、当時の掘削技術の勝利であろう、

 こちらを参考