「消防にはいつ行かれるんですか?」ってセイジ。
「そんなに俺を消防に行かせたいのか?」
「いえ、そんな訳ではないですが・・・」
「大丈夫だよ。アップが終わるまで居られるから
」って言ったら、
後ろで聞いていた5年生コンビのジュキとイマちゃんが渋い顔
阪神淡路、東日本、熊本と近年の大地震で忘れていますが、
9月1日は関東大震災が発生した日。で、防災の日。
防災の日は過ぎてしまったけど、
今日は、20を超える町会の合同の防災訓練。
で、私は練習を早退して、訓練のお手伝い、
10年以上消防団に在籍していますが、
この手の訓練には出た事が無い
日曜日ですからね。今年もパスするつもりだったのに・・・
先日のお祭りでの警戒の時に、
分団長から「今度の日曜日は忙しいですよね?」って
つい、「そうでもないですよ。」って返事をしてしまった
まぁ、一回位、お手伝いしないとね。
私が担当したのは、煙体験。
テントの中に煙を充満させて、そこに入ってもらうってヤツ。
入り口で、「右側に装置があるので、左側をつたって、姿勢を低くして通って下さい。」って
人が入った後、煙が逃げない様に素早く入り口を封鎖の繰り返し。
この動作をしながら、昔こんな感じの動作見たなぁ。
あっ、ディズニーランドの乗り物の誘導するお兄さん
「座ったら、ベルトを締めて、手を出さない様に・・・・いってらっしゃい。」って
同じセリフの繰り返し
気になったのは、参加者の年齢層。
おそらく100%私より年長者。
しかも、どう少なく見積もっても20ぐらいの先輩方。
開会式の挨拶で、消防の隊長さんが
阪神淡路の地震で、倒壊した家屋から消防が救出出来たのは2%無かったそうで、
大半は、自分自身や家族、近隣の住民による救出が多かったって、
言ってましたが・・・
今日の参加者の人達が、もしもの時にどの位動けるのか?
中には杖を突いている人も居たし、
煙体験では、「膝が痛いから、低くなれないだよ。」って言う人。
消火器の体験では、消防の人が「火元の近くまで、消火器を持って行って下さい。」って。
今日は訓練なので、持って走るって事はしなかったけど、
この人達は実際の火災で、消火器持って走れるのか?
決して、高齢者をバカにしている訳じゃないですよ。
中には、キビキビ動いている方もいましたし、
だたね、もっと若い人が参加しないとイケないじゃないかな?
消火器を使う機会ってそうそうないと思うけど。
先日のお祭り。
若い人達が、ボランティアで随分出てた。
震災が起こると、現地にボランティアにって人が多いし、
若い人達に参加してもうら工夫が足りなんじゃないのかな?
ウチの町会も「若い人はこういうの嫌いだから。」って諦めているって
家内が言ってたけど。
如何にかならないのかな?
消防団に入った頃こんな話を聞いた。
二軒潰れた家があったとして、
一軒は顔見知りが住んでいて、もう一軒は知らない人が住んでいる。
どっちを先に助けると思いますか?
訓練は出た方が良いと思う。
しかし、子供は言う事聞かないけど、
爺さん、婆さんはもっと聞かない