リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

最新の住宅ニュースから

2006-06-12 13:42:16 | 家づくり
●ミサワHDとトヨタ、住宅資材を共同調達

 トヨタ自動車の支援下で経営再建中のミサワホームホールディングス(ミサワHD)は、トヨタと戸建て住宅の資材調達や研究開発で協力する。ミサワHDとトヨタグループのトヨタホームは住宅の共同分譲で協力してきた。産業再生機構によるミサワHDへの支援が3月末に終了したことから、資材調達や研究開発面での協業にまで踏み込み、提携効果を高める。
 ミサワHDとトヨタホームが共同調達するのは仕様が共通している部材。石こうボードやくぎなどの建材、システムキッチンなどの住設機器が対象となる見通し。共同調達で仕入れコストを減らす。窓枠やドア枠など両社間で仕様が異なる部材を相互利用することも検討する。

[6月10日/日本経済新聞 朝刊]


●老人ホーム運営各社、高齢者向け賃貸住宅に参入

 老人ホーム運営会社が高齢者向け賃貸住宅の運営に乗り出す。4月の介護保険法改正で各都道府県が保険の適用対象となる老人ホームの新設を制限し始めたためだ。老人ホーム運営のノウハウを生かし、成長が見込める高齢者向けの賃貸住宅需要を取り込む。
 居酒屋チェーン、ワタミの子会社ワタミの介護(東京・大田)は来年度、高齢者向けの賃貸住宅を関東地区の5、6カ所に新設する。高齢者向けの賃貸住宅は介護保険が適用されないが、段差がないなどバリアフリー設計で、管理人が常駐している。高齢者向けの食事メニューや介護サービスも有料で利用できる。
 最大手のメッセージも来夏、関西地区に高齢者向けの賃貸住宅を新設するのを皮切りに、来年度中に1000室程度に増やす計画。都道府県による給付抑制策で、介護保険が適用される老人ホームの同社の新設数が2006年3月期から07年3月期までに29から11に減るのに対応する。ベネッセスタイルケア(東京・渋谷)も来年度に高齢者向け賃貸住宅を新設する方向で検討中だ。

[6月10日/日本経済新聞 朝刊]