●10月の首都圏マンション発売、28.8%減
不動産経済研究所(東京・新宿)は15日、10月の首都圏のマンション市場動向調査を発表した。新規発売戸数は6307戸と前年同月比28.8%減少。販売価格の先高観から分譲会社が売り急がない姿勢を強めており、年間発売戸数は「8年ぶりに8万戸を下回ることが確実になった」としている。
首都圏のマンション発売戸数は99年以降、8万戸を超える大量供給が続いていた。不動産研は年初に06年の発売戸数を前年並みの8万5000戸と予想していたが、10月までの累計で5万7000戸強にとどまり、年間では7万5000戸前後となる公算が大きい。
三井不動産レジデンシャルなどが手がける川崎市の高層マンション「パークシティ武蔵小杉」は、2棟あるうちの1棟を7月に発売。既に完売したが、別の1棟はまだ発売していない。早期に売り切っていた従来ならこうした売り方は見られなかった。ゴールドクレストは東京都中央区で建設中の大規模マンションの発売時期を当初より1年近く遅らせる
●容量20分の1、肥料にも再生・日立ハウステックが生ゴミ処理システム
日立ハウステック(東京・板橋、野見山徹社長)は21日、システムキッチンのシンク下に設置する生ゴミ処理システム「HDS―100D」を発売する。
シンクの排水口につなげたディスポーザーが生ゴミを細かく粉砕、フィルターで固体と液体を分離した後、乾燥装置で生ゴミの粉末から水分を取り除く。
処理能力は1日約1キログラム。容量は約20分の1に減り、ゴミ出しの回数は1―2カ月に1度で済む。有機肥料の材料としてリサイクルできる。1カ月当たりの電気代は650円程度。価格は税込み31万5000円(施工費は別)。
[11月17日/日経産業新聞]
不動産経済研究所(東京・新宿)は15日、10月の首都圏のマンション市場動向調査を発表した。新規発売戸数は6307戸と前年同月比28.8%減少。販売価格の先高観から分譲会社が売り急がない姿勢を強めており、年間発売戸数は「8年ぶりに8万戸を下回ることが確実になった」としている。
首都圏のマンション発売戸数は99年以降、8万戸を超える大量供給が続いていた。不動産研は年初に06年の発売戸数を前年並みの8万5000戸と予想していたが、10月までの累計で5万7000戸強にとどまり、年間では7万5000戸前後となる公算が大きい。
三井不動産レジデンシャルなどが手がける川崎市の高層マンション「パークシティ武蔵小杉」は、2棟あるうちの1棟を7月に発売。既に完売したが、別の1棟はまだ発売していない。早期に売り切っていた従来ならこうした売り方は見られなかった。ゴールドクレストは東京都中央区で建設中の大規模マンションの発売時期を当初より1年近く遅らせる
●容量20分の1、肥料にも再生・日立ハウステックが生ゴミ処理システム
日立ハウステック(東京・板橋、野見山徹社長)は21日、システムキッチンのシンク下に設置する生ゴミ処理システム「HDS―100D」を発売する。
シンクの排水口につなげたディスポーザーが生ゴミを細かく粉砕、フィルターで固体と液体を分離した後、乾燥装置で生ゴミの粉末から水分を取り除く。
処理能力は1日約1キログラム。容量は約20分の1に減り、ゴミ出しの回数は1―2カ月に1度で済む。有機肥料の材料としてリサイクルできる。1カ月当たりの電気代は650円程度。価格は税込み31万5000円(施工費は別)。
[11月17日/日経産業新聞]