リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

年末恒例の

2011-12-03 12:30:44 | オヤジの日記
年末恒例のNHKの歌番組を見ないという人は、多いと思う。

私の友人の演歌好きは毎年見ているようだが、私はもう20年以上見ていない。

見ない理由は、色々ある。

私の場合は、まず演歌が嫌いというのがある。
そろそろ年も明けようかというときに、あんな陰気で、しかも汚い声の歌は聴きたくない。

それに、それぞれの歌手の歌の持ち時間が短すぎる。
おそらく、ほとんどフルコーラス歌っていないのではないだろうか。
私は、歌はフルコーラス歌ってこそ、歌世界の全てを表現できると思っているから、歌を軽んじる、その演出方法に疑問をもっている。

それに、これを言ってしまったら、企画が成り立たないのはわかっているのだが、男と女に分かれて歌う意味が全くわからない。
男も女も同じ数だけ揃えて、歌を競いましょうなどという学芸会的発想に、ついていけない。

また、全く進歩のない懐かしのメロディが並ぶ演歌と、最新ヒット曲を同一の音楽番組でやるには、無理があると私は思っている。
見ていて、居心地の悪さを感じる。

司会者の進行も台本通り、型通りで、意外性がない。
司会が型どおりだから、歌手の受け答えも型通りになって、まるで官僚の答弁を聞いているような気がして、味気なく感じる。

今年は、おそらく震災復興というのが、テーマになるだろう。
それは、とても意義深いテーマだとは思う。

それは、有意義なことだと思うが、それでも私は絶対に見ないだろう。

不適切な言い方になるが、年末の歌番組で台本通りの「復興キャンペーン」を見るより、自分の家族とともに、今年一年を顧みて、同じ時間を共有するほうが、私には、遥かに意味のあることのように思える。

パターン化したショーとしての「復興キャンペーン」は、その意義を認める人が見れば、とても面白く感動的かもしれない。
私は、それを否定はしない。

しかし、新しい年に繋がる貴重な時間を大切な家族とともに過ごしたい私にとっては、意味のないものだ。



そんな風に思う私は、被災地の少しでも早い復興を願いつつ、今年も家族との会話の中で、新しい年を迎えることだろう。