リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

9000万ドル稼いだ歌手

2011-12-17 10:31:48 | オヤジの日記
加賀温泉郷のレディー・カガには、笑った。

本家レディ・ガガは、あれを見たら、どう思うだろうか。

馬鹿にしないで、と怒るほど、野暮ではないと思うが。

という話とは別に、2011年に最も稼いだアーティストは、ガガだという。
9000万ドルという現実味のない金額だ。

さすが、ガガというべきか。

ガガの歌は、CS放送の音楽番組でPVが流れることがよくあるので、それをよく見ている。

初めて見たとき、もうすでにガガは人気ものだったから、その先入観があった。
見る前から、どんな凄い音楽を聴かせてくれるのだろうか、という期待感が強かった。

だからかもしれないが、その楽曲を聴いて、あまりにも普通のメロディラインに拍子抜けした。
曲だけを聴くと、際立ったものが感じられないのだ。

ガガの声も平凡だったし、その声に魂がこもっているとは、感じられなかった。


比較する対象が間違っているかもしれないが、数年前、アヴリル・ラビーンを初めて聴いたときは、その歌声にロックを感じた。
魂を持っているなと思った。
若い躍動感が、曲の隅々を支配している、とも感じた。

それは、私の心を気持ちよく揺さぶった。

しかし、ガガの歌声、曲は、私には妙に冷めているように感じられた。

ファッションなどの表現手法は奇抜だったが、音楽自体は極めて平凡で、冒険を避けているように思えた。

マドンナもデビュー当初は、平凡なセクシー歌手だったが、ガガもその路線で行くのだろうか。

マドンナは、キャリアを重ねるごとに、楽曲に変化を持たせることに成功し、エンターテイナーとしても非凡な才能を発揮することになった。

最初は無機質だったものが、様々な色を持つ「音の魂」のようなものを創造できるアーティストになった。

つまり、究極のプロになったと言っていい。


果たして、ガガが、そこまでの極みに到達することができるのか。

そこまでの才能を秘めた人なのか。

ただのファッションリーダーで終わってしまう人なのか。



見守りたい気持ちはある。