一年の終わりには、NHKの歌番組のほかに、存在理由がわからない「レコード大賞」というのがあって、白けた空気を作り出している(私だけが、そう感じているだけ?)。
なぜ存在理由がわからないかというと、何を基準に選ばれているか曖昧だからだ。
一番売れた曲が、選ばれているわけではないようだ。
一番優れた曲が、選ばれているわけでもないようだ。
その年、一番話題になった曲?
あるいは、レコード会社かプロダクションの力関係?
または、大物プロデューサーの鶴の一声?
そのあたりが、不透明だ。
私が、最後にレコード大賞を見たのは、ピンクレディーが大賞を取ったときだったから、もう30年以上見ていないことになる。
なぜ見なくなったのかというと、下らない理由からだ。
受賞した歌手の両親や恩師を連れてきて、歌手を無理やり泣かせようという演出が嫌いだからである。
私は、両親や親への報告や感謝などは後にして、賞を取った心境を歌手が自分の言葉で語るのが、ファンへの礼儀であると思っている。
押し付けられた涙などは、見たくない。
その演出が嫌いだから、見るのをやめた。
それ以後は興味がなくなったので、誰が受賞したのか、私は全く知らなかった。
しかし、先日ネットで今年のレコード大賞のノミネートをEXILEが辞退したという記事を見て、驚いた。
EXILEが、3年連続で大賞をとっていたというのである。
私は、極端な聴かず嫌いのタチなので、EXILEの歌は、ワンコーラスも聴いたことがない。
だから、EXILEの評価が、そんなに高いのを知って、驚いたのだ(売れているのは知っていた)。
聴いたことがないのに、批評をするのはフェアでないとは思う。
ただ、私が5、6年前に少しだけ聴いた記憶によると、それほど際立ったグループではなかった、という印象が強い。
当時は、7人か8人のグループだったと思う。
ボーカルが二人いて、他はダンサーだった。
ボーカルの二人は、体をほとんど動かすことなく、歌に専念していたと記憶している。
そのとき私が聴いたのは、バラードだった(曲名は忘れた)。
ボーカルがスローな曲をしっとりと歌っている後ろで、ダンサーたちが、ヒラヒラと踊っていた。
私には、そのヒラヒラが、目障りに見えたのである。
バラードに踊りは必要か?
バラードは、落ち着いて聴くものではないか?
あれは、邪魔じゃないか?
それはもちろん、私の了見の狭い言いがかりだから、EXILEは悪くない。
ただ、バラードを歌っているボーカルの後ろでの「ヒラヒラ」を受け付けない私が悪いのである。
しかし、一度気になってしまったものを脳細胞から消すのは、年を取ればとるほど難しくなる。
あの「ヒラヒラ」は嫌だ。
その固定観念が頭から離れなくなった私は、申し訳ないが、EXILEの歌を聴く(見る?)のを避けるようになった。
だから、今のEXILEが、どれほど素晴らしい歌を歌っているか、私には想像がつかない。
3年連続でレコード大賞を取るのは、並大抵のことではないはずだ。
きっと私が聴かない間に、彼らは進歩して、優れた楽曲を世に送り出したのだと思う。
それは、偉業だ。
だが、もしも、まだボーカルがバラードを歌うその後ろで「ヒラヒラ」が続いていたとしたら、私は絶対に聴かないだろうと思う。
それが、どんなに優れた歌だったとしても、あの「ヒラヒラ」は嫌だ。
年末に、あのマル・モリは聴きたくないが、あの「ヒラヒラ」も年末には見たくない。
ファンの方には、申し訳ありませんが・・・・・。
なぜ存在理由がわからないかというと、何を基準に選ばれているか曖昧だからだ。
一番売れた曲が、選ばれているわけではないようだ。
一番優れた曲が、選ばれているわけでもないようだ。
その年、一番話題になった曲?
あるいは、レコード会社かプロダクションの力関係?
または、大物プロデューサーの鶴の一声?
そのあたりが、不透明だ。
私が、最後にレコード大賞を見たのは、ピンクレディーが大賞を取ったときだったから、もう30年以上見ていないことになる。
なぜ見なくなったのかというと、下らない理由からだ。
受賞した歌手の両親や恩師を連れてきて、歌手を無理やり泣かせようという演出が嫌いだからである。
私は、両親や親への報告や感謝などは後にして、賞を取った心境を歌手が自分の言葉で語るのが、ファンへの礼儀であると思っている。
押し付けられた涙などは、見たくない。
その演出が嫌いだから、見るのをやめた。
それ以後は興味がなくなったので、誰が受賞したのか、私は全く知らなかった。
しかし、先日ネットで今年のレコード大賞のノミネートをEXILEが辞退したという記事を見て、驚いた。
EXILEが、3年連続で大賞をとっていたというのである。
私は、極端な聴かず嫌いのタチなので、EXILEの歌は、ワンコーラスも聴いたことがない。
だから、EXILEの評価が、そんなに高いのを知って、驚いたのだ(売れているのは知っていた)。
聴いたことがないのに、批評をするのはフェアでないとは思う。
ただ、私が5、6年前に少しだけ聴いた記憶によると、それほど際立ったグループではなかった、という印象が強い。
当時は、7人か8人のグループだったと思う。
ボーカルが二人いて、他はダンサーだった。
ボーカルの二人は、体をほとんど動かすことなく、歌に専念していたと記憶している。
そのとき私が聴いたのは、バラードだった(曲名は忘れた)。
ボーカルがスローな曲をしっとりと歌っている後ろで、ダンサーたちが、ヒラヒラと踊っていた。
私には、そのヒラヒラが、目障りに見えたのである。
バラードに踊りは必要か?
バラードは、落ち着いて聴くものではないか?
あれは、邪魔じゃないか?
それはもちろん、私の了見の狭い言いがかりだから、EXILEは悪くない。
ただ、バラードを歌っているボーカルの後ろでの「ヒラヒラ」を受け付けない私が悪いのである。
しかし、一度気になってしまったものを脳細胞から消すのは、年を取ればとるほど難しくなる。
あの「ヒラヒラ」は嫌だ。
その固定観念が頭から離れなくなった私は、申し訳ないが、EXILEの歌を聴く(見る?)のを避けるようになった。
だから、今のEXILEが、どれほど素晴らしい歌を歌っているか、私には想像がつかない。
3年連続でレコード大賞を取るのは、並大抵のことではないはずだ。
きっと私が聴かない間に、彼らは進歩して、優れた楽曲を世に送り出したのだと思う。
それは、偉業だ。
だが、もしも、まだボーカルがバラードを歌うその後ろで「ヒラヒラ」が続いていたとしたら、私は絶対に聴かないだろうと思う。
それが、どんなに優れた歌だったとしても、あの「ヒラヒラ」は嫌だ。
年末に、あのマル・モリは聴きたくないが、あの「ヒラヒラ」も年末には見たくない。
ファンの方には、申し訳ありませんが・・・・・。