アベノ先生の批判をすると、アクセス数が顕著に落ちる。
どんな力が働いているのだろう。
今回は都知事さんだから、関係ないけど。
でも、落ちる可能性はありそう。
ふに落ちないこと。
東京アラートって、なんだったんですか。
自粛しましょう。自粛しました。
それで、結果は?
勝手に発動して、勝手に解除して、その間、事態が好転したわけではない。
もともと筋書きがあって解除したのなら、検証も何も必要はない。
ようするに、都知事さんが、選挙向けのアピールで自分はこれだけのことをやりましたという状況証拠を作っただけだ。
アラートの間、東京都の感染者数、目に見えて減っていますか。減っているという人は、相当な都知事さんシンパだ。これからも盲目的でいてください。
国民は懸命に自粛した。一部自粛していない方もおられるが、「自粛」と言っている以上、自粛できない人がいるのは人間の性として許容しなければならない。
どこにでも規格外の人はいるのだ。
私の娘の職場の男の先輩は、自粛中もマッチングアプリで、女性と出会い、しょっちゅう色々なところに出かけていたらしい。それもマスクなしで。美人女優の旦那さんもそんな感じなのかな。
先日の会見で、都知事さんは、今度は「自粛から自衛」に変わったという。
でも、国民は都民は、言われるまでもなく、とっくに自衛していますよ。
おかしくないですかね。
国民や都民に自粛を強いて、最後のお願いが「自衛」ってなんだ。
政治家や自治体は、具体的な政策を示すのが本来の仕事ではないのか。
それが、自衛のお願いをするだけだ。ロードマップを示して終わりでは、それは政策とは言えない。
結局、国民に丸投げではないか。
自粛や自衛なんて、俺たち、とっくにしているわい、バカチンが。その他の具体的な対策をたてるのが政治家の役目だろう。
いつも思うのだが、政治家に欠けているのは、国民への説明責任だ。
たった10日で目論みどおり終わる「警告」なんかいらないんだ。レインボーブリッジを選挙道具に使うな。
国民向けにパフォーマンスをするより、来るべき都知事選にアピールするより、日本の現状を正確に報告して欲しい。
どのレベルまで減少すれば、安全になったと言えるのか。
そして、日本が安全になるために、あなたたちは、現状なにをしているのか。
国民に自粛と自衛のお願いって、政治家にとって、都合のいい他力本願ではないか。
このあとまた、コロナが蔓延したら、結局、政治家ではなく国民が悪いってことにならないか。
新型コロナが蔓延中の3月下旬、東京オリンピックが延期になるまで、なんの手立ても取らず、様子見で海外観光客を受け入れたその無防備さを褒めたたえる人がいたら、その人は政権の言うことに従順な素直すぎる人だ。これからもずっと信じ続けてください。
世の中には、政権を批判する人に対して感情的に反発する人がとても多い。
「アベさんをもっと褒めようよ。よくやっているじゃないか」
アベノ信者の信仰心は、揺るがない。信仰とは、そんなものですからね。
だけどね、国民の命がかかっているんですよ。
憲法による制約が色々なところにあるのはわかる。ただ、自民党にとって都合のいい法案は簡単に通すのに、国民の命を守る法案は、自民党がうまい汁を吸える補正予算だけだ。その予算の何パーセントが、国民に届くのだろう。
国民の声を聞いて知恵を絞って、政策をまとめるのが政治家の仕事だというのを与党政治家は相当前からお忘れ中。
いったい政治家は、どこにいるの? 指導者は、どこにいるの? 専門家会議ってよく聞くけど、どこにいるの? 実際にいるの? 透明性がないよね。議事録がないって、それは会議そのものがなかったのと同じだ。
まったく新しいタイプのウイルスだから、マニュアルがない。そこはお気の毒かもしれない。
主要国の中で、コロナ対策に成功した指導者は、ほとんどいない。台湾とベトナムくらいだろう。素早くウイルスを封じ込めた手法は見事だ、いま台湾は、コロナ以前の生活を取り戻している。
しかし、都知事さんは、呑気にも「新型コロナウイルスとともに生きていく『ウィズコロナ』の新しいステージに入った」と言った。
他人事です。責任ある発言は一つもない。「おまえらが、ちゃんとしろよ」と言わんばかりだ。
そもそもコロナに対する初動を誤ったあなたがたガタガタが、反省をしていない。
ふに落ちない。
ピープル、シチズンに、スペシフィキャリーなガイドポストをデモンストレイトしない人がポリティシャンをネイムド ハーセルフするのか(都知事さんの好むカタカナ英語を使ってみました)。
意味がわからないでしょ。
「ウィズコロナ」だって意味がわからんわ。
都知事選は、有力な対抗馬がいないから楽勝だということをわかって、きっとご発言なさっているんでしょうね。
ふに落ちない。都知事選に落ちない。
どちらも落ちないでよかったね。
ふに落ちない、といえば、高校野球。
私は、ひねくれ者なので、皆さんがお好きな野球に興味がない。
友人が野球の話を始めると、友人の頭を容赦なく叩いたり首を締めたりする性格破綻者だ。だから、相当前から友人たちは、私の前で野球の話をしなくなった。
今年、夏の甲子園が中止になったという文字を見ても、ふーん、だった。
しかし、同業者の野球大好きサノさんに聞いたところによると、まるでゾンビのように蘇るのだという。
ただ、甲子園大会ではない。各地の有力高校が甲子園に集まるということを考えているらしい。
チョットなに言ってるかわからない。
甲子園大会ではないのに、甲子園にヤキュージンが集まる? WHY?
「いや、だから、卒業する3年生に少しでもいい思い出を作ってもらおうと、無観客でランダムに対戦するんです。きっとNHKが放送するでしょう」とサノさんはワクワク顔で言った。
そうですか。私は野球は興味がないが、他のスポーツは少しは知っているんですがね。
他のアマチュアスポーツのことごとくが、大会の中止を余儀なくされて涙を飲んでいるのに、高校野球はなぜ特別扱いなの?
「それはコロナ禍で疲れ切った国民を癒すためですよ」
ほう、高校野球だけが国民を癒す力があるんだ。他のスポーツでは、癒されないの?
「いや、プロ野球もとうとう始まります。プロ野球にも癒されます」
幸せだね、サノさん。
それって、テレビの放映権料が入ってくる高校野球の上に立つ大人たちやプロ野球機構のお偉いさんが儲かるだけではないんですか。
アマチュアスポーツをキレイごとで着飾って利用する大人を見ると私はヘドが出る。
本当に、私はふに落ちないな。
そう言えば、大昔に一橋大学の試験には落ちたな。
いや、それは、ナットク!