はっきりしたことが分かるまで放置しておこうと思ったけど、一応ふれておく。
日本サッカー協会の新会長・犬飼氏が2010年シーズンを目標に、Jリーグの日程を現行の春~秋制から秋~春制に改めると発言した。
まー、あの人が会長になった時点でいつかは言い出すと思っていたことがついに出たか、という感じ。試合会場を人工芝にすれば雪国でも冬季の試合開催が可能と考えているおめでたい人だ。
秋~春開催に移行した場合のメリット・デメリットはもう出尽くした感があるので、あえて書きませんが、自分のことで一つ言わせてもらえば俺は真冬に試合には行かねえ。(この際、中断期間がどーとかっていうことは抜きにして考えてくれ。)
屁たれといわれようが、何だろうが無理なものは無理。現行の開幕戦(3月初旬)や最終戦(12月初旬)ですら、新潟では強烈な季節風が吹き荒れるだろ。この時期ですらこれだよ。サポーターを自認する自分でも、この時期は苦行の覚悟で試合に行っているわけだ。正月の高校サッカーが好きでスタジアムに通う友人がいるが、私は無理だ。だってアルビレックスの試合以外では、東京ですら真冬の寒さに耐えられんもの。
ようはね、自分基準でいくと、サポーターですら真冬の試合は気合入れまくってぎりぎり耐えられるかどうかっていうレベルなの。サポーターではないライト層の観客がスタジアムに来るわけないってのよ。どーすんの?観客激減、各クラブの収入激減だよ?
今年もガンバ大阪がシーズン途中にエースFWを中東のクラブに引き抜かれ、Jのクラブはどうなってんだ?と思う今日この頃。
J1クラブの中にも苦しい経営を迫られているクラブは多く(新潟もね)、J2では言わずもがな。Jリーグでは豊富な資金力を誇るガンバ大阪ですら自チームの選手をシーズン終了までチームに残すことが出来ない、過去には浦和ですら…。
Jリーグはまず各チームの資金力強化を最優先に進めるべきだろう。今のまま秋~春制にしても、Jリーグ加盟100チームなんてのは絵に描いた餅だ。破綻するクラブが出てくる一方だし、新たな芽も摘むことになると思うぞ。
それでも新会長はたったの2年後にはやるって言っているんだから、誰をも納得させられる全ての問題を解決できるすばらしい解決案をお持ちだということだ。
はやくそれ聞かせてよ。