~夏のざぼん~
生まれてからずっと、神奈川県育ちなので、
長崎出身の相方(夫)の実家では物珍しく感じることが、たまに存在します。
今はかなり慣れましたが
長崎というより九州では、うどんと共にご飯を食べるのですね。
うどんは主食にならないとのこと・・・。
相方は焼きそばもご飯と共に食べます。
相方の実家で必ず食べる「皿うどん」は、関東人ならそれだけで主食ですが、
実家ではご飯も普通どおりに盛られるので、
当初は残さず食べるのに苦労しましたが、
今は「皿うどんの時はご飯は遠慮しま~す」と言って、
皿うどんをたっぷり頂いております。
実家の前には「ざぼん」の樹があります。
自家用ですが、おいしい実がなる樹を接いだそうで、
毎年冬にごろごろっと送ってもらう「ざぼん」はとても楽しみです。
結婚するまで、ざぼんは1回くらいしか食べたことがなく、珍しい果物でした。
冬にはこどもの頭ほどの大きさになり、黄色く色づき、ボコボコしてますが、
夏の今は緑濃く、すべすべのお肌でした。
「あごだし」のうどんも、関東ではなじみがありません。
あごだし・・・とはとびうおのだしです。
相方は関西風のうどんのつゆの方が好みのようです。
今回の帰省で、五島うどん(あごだし・細めの手延べうどん)と
讃岐うどん(チェーン店のです・こしが強い)を食べてみたら、
違いがはっきりわかり、あごだしの特徴がようやくつかめました。
長崎みやげとして、毎回自宅用に買って帰るのは、
「あおさ」です。
もっともこちらでもスーパーに行けば、少し値は張るけれども、
日本の各産地の物が売っておりますが・・・。
長崎で買って帰ると、袋に密閉されているのに、
ほのかにあおさの香りが漂うのがよいのです
ちゃんぽん・皿うどん・トルコライス・角煮饅頭・・・etc・・・
こうして帰省すると体重増で帰ってくるわけです