ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

東京日和(待乳山聖天)

2019年07月28日 | 日記

千葉では台風6号の影響で夜半から強い雨が降っていましたがようやく9時には上がりました。

この何日かは陽ざしも強く晴れていましたがまだ梅雨は明けていません。皆様の方は如何ですか。

さて今戸神社から待乳山聖天(まつちやましょうでん)に向かいました。

此の先の大きな通りを渡ればもう浅草寺の裏庭です。

入り口付近では集会がありました。

自宅に帰ってネットで調べると

7月17日は出世観音供養会と言う行事だそうです。

昭和9年境内周辺の擁壁工事を行ったさい土中より観音様のご尊首が現れました。

そしてご尊首にふさわしい尊体が作られました。

以来出世を助ける出世観音として多くの人々を救っているそうです。

手前にいるお寺の人が参拝だけなら邪魔にならないように本殿い行っていいとの話でした。

そこですみません、すみませんとかき分けて

振り返って見るとみんな熱心です。

お地蔵様のよだれかけが鮮やかで綺麗です。

お地蔵さまは賽の河原をさまよう子供たちを救う役割を担っているので子供を守る神様の信仰です。

ちなみに赤い色は魔除けの効果があると信じられています。

お聖天様はインドの神様で大根を奉納する珍しい神様です。

大根が深い迷いの心を表わし、それを奉納することで鎮静させてくれるそうですよ。

毎年1月7日に大根祭りを開催しています。

本堂が見えてきました。

ご隠居の好きな三大なんとかです。

日本三大聖天(しょうでん)といえば

妻沼聖天(歓喜院) 待乳山聖天(本龍院) 生駒聖天(宝山寺)だそうです。

仏教の守護天(歓喜自在天 かんぎじざいてん)で天部の神の一つです。

仏教では如来ー菩薩ー明王ー天部の順だそうです。

ちなみに地蔵菩薩は如来の次に偉くて会社でいえば専務取締役といった地位でしょうか。

お聖天様のご利益はどんな無理なお願いをする人にも与えてくださるという素晴らしいものです。

当ブログでもかつていつだったか忘れましたが妻沼聖天を紹介しています。

熊谷駅から、かなりバスに乗って(かつては東武鉄道の気動車が走っていた場所なのでバスの本数も多い)行きました。

本殿は国宝で日光東照宮のような見事な彫刻になっています。

知らない人も多いと思いますが一見の価値があるようです。ということを思い出しました。

本堂の裏手に回って天狗坂に向かいました。

待乳山は江戸時代には隅田川を一望できる景勝地として多くの浮世絵に描かれていました。

これは歌川広重の絵です。向島から当山を望んだ真土山之図には樹木が生い茂る当時の天狗坂が描かれています。

隅田川の花火大会をこの辺で見たら素晴らしいでしょうね。

もちろんここからもスカイツリーが見えました。

 

この文章は7月28日に書いています。

昨日27日は雨が心配されましたが隅田川の花火大会が無事に終わりました。

ご隠居はテレビで観ていました。

朝顔市が終わり、四万六千日、そして隅田川の花火大会 東京、江戸の町も一気に夏モードにギアチェンジです。

東京の人も千葉の人も、全国の人が令和初の夏が楽しく終わるといいですね。

 

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東京日和(今戸神社)

2019年07月21日 | 日記

千葉ではあいかわらず蒸し暑くて雨模様です。

でも今週中には梅雨が明けそうですが皆様の方は如何ですか。

先週浅草の花川戸まで用事があって出かけたので帰りに混雑する浅草は避けて聖天院と今戸神社に寄ってみました。

浅草駅からコミニュティバス「ぐるりん号」北回りに乗りました。

「リバーサイドスポーツセンター前」で降ります。

最近各地にこの手の観光バスが走っていて便利です。

ただここは15分間隔で運行していて乗っている人も観光客ばかりでなく近所の人も乗っています。

結構混雑していてさすが東京だなと思いました。

バスを降りるとすぐに神社の鳥居です。

浅草七福神もあるみたいです。

猫と一緒に「沖田総司終焉の地」の案内があります。

早速境内に入ってみましょう。

今戸は招き猫発祥の地と言われています。

おまもり、絵馬、猫の石像とこれでもかと言うぐらい猫で一杯です。

お水舎にも猫です。

手を洗う場所までニャンニャンが見ています。

恋愛で悩んでいる人達が迷わず行ってみたくなる縁結びの神様です。

今戸神社に祀られている(いざなぎのみこと)と(いざなみのみこと)「漢字は難しいので省略」

は夫婦で祀られているので縁結びの神様になった由縁です。

ご隠居にはもう縁遠い話なので可愛い猫を重点的に見て帰りましょうかね。

石なで猫。

石なで猫を携帯の待ち受けにして毎日祈ると願い事が叶うそうです。

 ご隠居も「億り人」になれるように(葬式でなくて投資で億万長者になる事)願掛けましょうか。

おめぇ今更金儲けしてどうするんだといざなぎのみことさんに怒られそうです。

すみません。欲深くて。

本殿です。

今戸は今戸焼発祥の地でもあるそうです。

江戸時代今戸焼きで焼かれた「招き猫」が大当たりしたそうです。

本殿の招き猫は目が大きくて顔だちもキュートで拝んでいるだけでも気持ちが暖かくなります。

恋愛だけでなく猫好きな人も是非来てみてくださいね。もうすぐお祭り。神輿が置いてありました。

社務所に寄ってみました。

ずらりと猫のコレクションです。

今戸神社は「婚活神社」としても有名で定期的に「縁結び会」が開かれています。

平成20年からスタートして数多くのカップルが誕生しているそうです。

やれやれ皆さん頑張ってくださいね。

縁結びばかりで疲れたので帰ろうかなと思っていると…

人力車に乗って浅草方面から若い女性2人がやってきました。

人力車の運転手と(車夫と言うのかな)3人で参拝を始めました。

観光と一緒に、恋愛もファッション、お洒落で深刻さがなくて良かったな、帰り際にいい写真いなりました。

さらには振り向くと

スカイツリーです。

下町にはやっぱりスカイツリーです。東京タワーとまた違った良さがありますね。

次は待乳山聖天に行ってみましょうかね。

 

 

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千葉さんぽ

2019年07月14日 | 日記

相変わらず千葉では雨模様の天気が続いています。

皆様の地方は如何ですか。週末ごとに雨ではどこにも行けませんね。

さて前回紹介した「鯛ちょうちん祭」りの帰りに茂原公園に寄ってみました。

ここは桜で有名です。

「日本さくら名所百選」にも入っています。約15万㎡の丘陵地帯に弁天堂とその周辺をかこんでソメイヨシノを始め2850本の桜の木です。

まだ桜祭りの時に訪れたことはないので来春は行ってみたいなと思います。

まだ紫陽花の花が綺麗でした。

いつも書いていますがご隠居はアジサイの花が大好きです。

この花だけは晴れている日より雨模様で雨だれが葉っぱにキラキラ輝いている風景がいいですよね。

雨模様で園内は本当に静かです。

池に架かる橋を渡って弁財天を参拝しました。

大正7年に茂原市の有志の皆様が建てたそうです。

七福神の中では恵比寿様だけが唯一日本の神様であとは他国からやって来たそうです。

弁財天は紅一点でインドの神様です。

水連をバックに綺麗です。

この年になると健康以外はお願いすることはないのですが・・・

弁財天は財福の神様です。

 

団塊の世代が全員75歳以上になり社会保障費が急膨張する「2025年問題」まであと6年です。

国と地方を合わせた借金は約1100兆円。国内総生産の230%。

預金封鎖やハイパーインフレがあった第2次大戦に敗戦したときの数字にも匹敵するそうです。

最近MMTという理論があって

経済成長していれば、非常に低い金のもとで債務(国債)をさらに増やしてその低金利を中央銀行(日銀)が提供し続ければ大丈夫との話です。

しかし国と個人はは違うとはいえ金でも物でも借りたものはいずれ返さなくてはいけないでしょう。

とご隠居は思うのですが財福の神様である弁天様はなにかいい案はないでしょうか。

「ちょっとあたしには問題が大きすぎるねぇ。もっと大きな力のある江の島の弁財天にでも相談してみたら」

とか言われそうです。

さらに散策を続けると郷土資料館がありました。

何処の町に行っても郷土資料館のたぐいはあります。展示物も似たり寄ったりで迫力もありません。

でも公園の一角に位置していると散歩の途中に一休みして飲み物でもという気持ちになっていいですね。

時間のアクセントです。

ロビーの椅子に座ってのんびり露空を眺めていました。

なんだかんだいっても今の所、日本も平穏な日が続いていて感謝です。

むずかしいことは偉い人が考えてくれるでしょう。とりあえず参議院選挙には出かけましょうね。

さて自宅に戻ってゆっくりビールでも飲みましょう。

そういえば最近新一番搾りのCMいいですよね。

鈴木亮平さんや満島ひかりさんの美味しそうにビール飲むシーンは本当に役者だなぁと思います。(ご隠居はキリンビールの関係者じゃありませんよ)

 

 

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千葉さんぽ(鯛ちょうちん祭り)

2019年07月07日 | 日記

梅雨らしい毎日ですが皆様いかがお過ごしですか。

千葉では朝から雨模様です。でも涼しくてすごしやすい気分です。

茂原市で八坂神社の祭礼で鯛ちょうちん祭りというのがあったので小雨の中出かけてみました。

毎年7月初めの土、日に行われます。

駅から10分ほど歩くと立派な鯛が見えてきました。

入り口が見えてきました。思ったよりこじんまりしています。

かわいいお水舎もありました。

明治時代に奉納品の鯛が不漁だったため薄く切った鯛をかたどって代用したのが始まりだそうです。

そんなことして神様は怒らなかったのでしょうか。

1989年に氏子られで保存会が結成されてから今日まで保存会のメンバーで毎年700個の鯛ちょうちんを作っているそうです。

日本全国で京都の大きなお祭りから大名行列、馬と人間が神社を駆けあがるようなお祭り、近くの検見川でもこれからハスまつりです。

それぞれが地元のボランティアががんばってくれるから開催できるのだなと思います。

そしてお祭りの現場に行くと地元の人達の顔が輝いています。いつまでも平和で金銭的にも何とかなって続けてほしい。

鯛ちょうちんは土曜日の日の11;00から参拝者に無料で配られます。

出かけたのが遅いので無理かと思っていましたがなんとかいただくことができました。ラッキー。

早速事務所に掲げました。

ご隠居は今年の前半嫌なことが続いたのでこれを機会に反転してほしい。

おもわず鯛に向かって合掌してしまいました。いつも神様、仏様がたよりです。

 

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2019/7月

2019年07月01日 | 日記

今年も7月になってしまいました。半年が終わりUターンです。

今年の前半なにか結果残せたでしょうか。

千葉では梅雨らしく雨が降ったりやんだりの毎日ですが皆さんの地域では如何でしょうか。

でももうすぐピッカピカの令和元年の夏がやって来ますね。

若い頃は7月になると今年の夏は何処に行こうかななどとパンフレットを開いたりします。

あの頃はネットなんかはないから活字からです。

昨年は山に行ったから今年は海辺に行って夏の太陽を思いっきりあびて、

夜は松林を通り抜ける汐風を感じてピンクレディのUFOが流行っていた頃では、

宇宙人でも海岸に漂着していたらとっつかまえてディズニーランドにでも売り飛ばすかなどと考えていました。

 

さて来年の今頃は日本も東京オリンピック・パラリンピック2020で東京もすごいことになっているでしょう。

千葉の幕張でも

メッセAホールではテコンドー、レスリング

   Bホールではフェシングの競技が行われるようです。

ご隠居は入場券は何も買っていないのでTV観戦です。

 幕張メッセは昔は2年に1度東京モーターショウが行われていて賑やかだった時もあったのですが東京にとられてしまいなんとなくパァとしなくなりました。

特に右側の建物はモーターショウのために作ったとも言われています。

でも小刻みにイベントも行われていて、またマリーンズの本拠地ですから海浜幕張駅前周辺は食事するところも沢山あって楽しめます。

オリンピックのついでに幕張にも足を延ばしてくださ。

オリンピックもやっている時は賑やかですが閉幕式がすんで次の都市にフラッグが渡されて暗くなるとちょっぴり淋しくなります。

4年後はどんな人生が待っているのかななどと思いますが結局は変わらず同じような生活しているんですよね。

病気もせず平穏に過ごせたから良かった。という結論になるのでしょう。4年掛ける十何回かで最後はオリンピックに間に合わずこの世とお別れするのです。

 

張り紙に 「子育て中」と 書いてある 駅の改札 ツバメが通る

(朝日歌壇 京田辺市 鵜飼 礼子さんの作品)

 

検見川浜駅構内にもツバメが子育てしています。豊かな森の中なら初夏の澄み渡った空気を感じるのですが。

何千キロも自分の力で飛んでくるんですよね。エコノミークラスの飛行機でも長く乗るのると嫌になるのに自然はすごいですね。

「ダーウインが来た」というTV好きなのですが、身近に感動する動物の営みはあっちこっちにあります。

ご隠居の自宅も今年は戸袋にムクドリが巣を作ってしまいました。

気がついたときは卵がかえってピイピイしていたのでそのままにしておきました。

早朝から敷金も礼金も払わないくせに他人の家で子供に餌をやったりしてアットホームてきな雰囲気を醸し出しています。

ある日突然ピタッと静かになったので見てみると戸袋の中は空っぽになっていました。

当然掃除もしていきませんでした。

2019年本屋大賞になった瀬尾まいこさんの「そして、バトンはわたされた」 を読みました。

私は父親が三人、母親が二人いる。

家族の形態は、十七年間で七回変わった。

でも、全然不幸ではないのだ。

 

副題をみてちょっと暗い話かなと思いましたがこれがとてもホッとするような内容です。お勧めです。

瀬尾さんは中学教師の経験があり、これまでも学校や家庭を舞台を描いてきた作者は、

ドラマティックな展開や、大迎な感情表現で煽ることなく、日常の変化や忘れ得ぬ出来事を

丁寧に掬い取ることに定評があった。

という書評もあります。

 

ちょこっと気に入った場面。

主人公の優子が子供の頃大家さんの犬を散歩する場面です。

「見て。もう夕焼けだ。まだ5時を過ぎたばかりなのに」

木々は葉を落し、日が暮れれるのが早くなり、景色は殺風景で、風も刺すように鋭い。冬が始まりかけている兆しがそこらじゅうに散らばっていた。

「これからもっと寒くなっていくのかな」

私が川を眺められるベンチに腰掛けた。散歩の途中に、ここでポチと夕焼けを見る。

それが私たちのお決まりだ。陽が近づいた水面は、きらきらと光りだしている。

「さっちゃん、走ろう。早く帰って夕飯の準備しないと」

「今日、パパの帰り早いの?」

「そうだよ」

「やったね」

買い物帰りの親子が、私たちの後ろを足早に通り過ぎていく声が聞こえる。

「だっこー」

「もう少し歩けるでしょう」

「だっこ、だっこー」

小さい子供がだだをこねるのに抱きかかえた母親が「うわ、重い!」と言っている声もする。

夕方に歩いている人達はどうしてこんなにも暖かい空気を振りまくのだろう。

 

ご隠居は旅が好きです。それも知らない街をぶらぶらするのが大自然を見るのと同じくらい楽しい。

朝ビジネスホテルで朝食をとって駅の方に向かって行く風景より、

夕方駅から帰ってくる人たちが緊張感から解放され自転車に乗って行く人、更にバス停から家庭に帰る人、飲み屋に向かう仲間たちの表情を見たりするのが大好きです。

 

ご隠居お得意の昔話です。

50年近い昔。夏休みです。学生時代友人3人で薩南諸島を旅行しました。

奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島を島づたいにに旅行しました。

鹿児島港からは当時照国海運の最新鋭船ハイビスカス、2000Tに乗って出かけました。

奄美大島で初めてサンゴ礁を見ました。

徳之島では闘牛が行われます。(当時購入した絵ハガキです)

沖永良部島も一泊しましたがいい写真はありません。

与論島の百合ケ浜。滅茶苦茶浅瀬の海が綺麗でした。

当時ようやくカラーフィルムが出たころでした。50年もたつとこんなに汚くなります。

15日間の旅行が終わって帰路に着きます。夏の思い出。

この先は沖縄本島、ご隠居の頃はパスポートがないと入国できませんでした。

当時一緒に行った左側のA君は今年1月膵臓癌で亡くなりました。

昨年12月お見舞いに行った時はまだ大丈夫だと言ってたんですが。

ご隠居は葬儀の時はインフルエンザで自宅で寝ていていけませんでした。

ちょっと涙が出ました。

若い人たちも両親、親戚、友人知人だんだん少なくなっていきます。

今付き合っている人達を大事にしてくださいね。

 

 

さて今年も7月1日からは第69回社会を明るくする運動のキャンペーンが始まりました。

安倍内閣総理大臣閣下も閣議などでは黄色い羽根をつけて盛り上げています。

千葉県でも例年通り千葉駅そごう前で広報活動を行いました。

雨模様で警視県警音楽隊も不参加でちょっと淋しい会でした。

8月31日千葉市文化センターでイベントもあります。

ぜひ出席をお願いします。

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