今年も7月になってしまいました。半年が終わりUターンです。
今年の前半なにか結果残せたでしょうか。
千葉では梅雨らしく雨が降ったりやんだりの毎日ですが皆さんの地域では如何でしょうか。
でももうすぐピッカピカの令和元年の夏がやって来ますね。
若い頃は7月になると今年の夏は何処に行こうかななどとパンフレットを開いたりします。
あの頃はネットなんかはないから活字からです。
昨年は山に行ったから今年は海辺に行って夏の太陽を思いっきりあびて、
夜は松林を通り抜ける汐風を感じてピンクレディのUFOが流行っていた頃では、
宇宙人でも海岸に漂着していたらとっつかまえてディズニーランドにでも売り飛ばすかなどと考えていました。
さて来年の今頃は日本も東京オリンピック・パラリンピック2020で東京もすごいことになっているでしょう。
千葉の幕張でも
メッセAホールではテコンドー、レスリング
Bホールではフェシングの競技が行われるようです。
ご隠居は入場券は何も買っていないのでTV観戦です。
幕張メッセは昔は2年に1度東京モーターショウが行われていて賑やかだった時もあったのですが東京にとられてしまいなんとなくパァとしなくなりました。
特に右側の建物はモーターショウのために作ったとも言われています。
でも小刻みにイベントも行われていて、またマリーンズの本拠地ですから海浜幕張駅前周辺は食事するところも沢山あって楽しめます。
オリンピックのついでに幕張にも足を延ばしてくださ。
オリンピックもやっている時は賑やかですが閉幕式がすんで次の都市にフラッグが渡されて暗くなるとちょっぴり淋しくなります。
4年後はどんな人生が待っているのかななどと思いますが結局は変わらず同じような生活しているんですよね。
病気もせず平穏に過ごせたから良かった。という結論になるのでしょう。4年掛ける十何回かで最後はオリンピックに間に合わずこの世とお別れするのです。
張り紙に 「子育て中」と 書いてある 駅の改札 ツバメが通る
(朝日歌壇 京田辺市 鵜飼 礼子さんの作品)
検見川浜駅構内にもツバメが子育てしています。豊かな森の中なら初夏の澄み渡った空気を感じるのですが。
何千キロも自分の力で飛んでくるんですよね。エコノミークラスの飛行機でも長く乗るのると嫌になるのに自然はすごいですね。
「ダーウインが来た」というTV好きなのですが、身近に感動する動物の営みはあっちこっちにあります。
ご隠居の自宅も今年は戸袋にムクドリが巣を作ってしまいました。
気がついたときは卵がかえってピイピイしていたのでそのままにしておきました。
早朝から敷金も礼金も払わないくせに他人の家で子供に餌をやったりしてアットホームてきな雰囲気を醸し出しています。
ある日突然ピタッと静かになったので見てみると戸袋の中は空っぽになっていました。
当然掃除もしていきませんでした。
2019年本屋大賞になった瀬尾まいこさんの「そして、バトンはわたされた」 を読みました。
私は父親が三人、母親が二人いる。
家族の形態は、十七年間で七回変わった。
でも、全然不幸ではないのだ。
副題をみてちょっと暗い話かなと思いましたがこれがとてもホッとするような内容です。お勧めです。
瀬尾さんは中学教師の経験があり、これまでも学校や家庭を舞台を描いてきた作者は、
ドラマティックな展開や、大迎な感情表現で煽ることなく、日常の変化や忘れ得ぬ出来事を
丁寧に掬い取ることに定評があった。
という書評もあります。
ちょこっと気に入った場面。
主人公の優子が子供の頃大家さんの犬を散歩する場面です。
「見て。もう夕焼けだ。まだ5時を過ぎたばかりなのに」
木々は葉を落し、日が暮れれるのが早くなり、景色は殺風景で、風も刺すように鋭い。冬が始まりかけている兆しがそこらじゅうに散らばっていた。
「これからもっと寒くなっていくのかな」
私が川を眺められるベンチに腰掛けた。散歩の途中に、ここでポチと夕焼けを見る。
それが私たちのお決まりだ。陽が近づいた水面は、きらきらと光りだしている。
「さっちゃん、走ろう。早く帰って夕飯の準備しないと」
「今日、パパの帰り早いの?」
「そうだよ」
「やったね」
買い物帰りの親子が、私たちの後ろを足早に通り過ぎていく声が聞こえる。
「だっこー」
「もう少し歩けるでしょう」
「だっこ、だっこー」
小さい子供がだだをこねるのに抱きかかえた母親が「うわ、重い!」と言っている声もする。
夕方に歩いている人達はどうしてこんなにも暖かい空気を振りまくのだろう。
ご隠居は旅が好きです。それも知らない街をぶらぶらするのが大自然を見るのと同じくらい楽しい。
朝ビジネスホテルで朝食をとって駅の方に向かって行く風景より、
夕方駅から帰ってくる人たちが緊張感から解放され自転車に乗って行く人、更にバス停から家庭に帰る人、飲み屋に向かう仲間たちの表情を見たりするのが大好きです。
ご隠居お得意の昔話です。
50年近い昔。夏休みです。学生時代友人3人で薩南諸島を旅行しました。
奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島を島づたいにに旅行しました。
鹿児島港からは当時照国海運の最新鋭船ハイビスカス、2000Tに乗って出かけました。
奄美大島で初めてサンゴ礁を見ました。
徳之島では闘牛が行われます。(当時購入した絵ハガキです)
沖永良部島も一泊しましたがいい写真はありません。
与論島の百合ケ浜。滅茶苦茶浅瀬の海が綺麗でした。
当時ようやくカラーフィルムが出たころでした。50年もたつとこんなに汚くなります。
15日間の旅行が終わって帰路に着きます。夏の思い出。
この先は沖縄本島、ご隠居の頃はパスポートがないと入国できませんでした。
当時一緒に行った左側のA君は今年1月膵臓癌で亡くなりました。
昨年12月お見舞いに行った時はまだ大丈夫だと言ってたんですが。
ご隠居は葬儀の時はインフルエンザで自宅で寝ていていけませんでした。
ちょっと涙が出ました。
若い人たちも両親、親戚、友人知人だんだん少なくなっていきます。
今付き合っている人達を大事にしてくださいね。
さて今年も7月1日からは第69回社会を明るくする運動のキャンペーンが始まりました。
安倍内閣総理大臣閣下も閣議などでは黄色い羽根をつけて盛り上げています。
千葉県でも例年通り千葉駅そごう前で広報活動を行いました。
雨模様で警視県警音楽隊も不参加でちょっと淋しい会でした。
8月31日千葉市文化センターでイベントもあります。
ぜひ出席をお願いします。