ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

東海道(岳南電車)

2018年02月22日 | 旅行

東海道線を興津駅から吉原駅まで戻って来ました。

吉原駅ではホーム後ろ側(静岡より)のレトロの感じの跨線橋を渡るとJRの改札口はなく、すぐに岳南電車の出札口となりました。

いかにものんびりと地方都市を走る電車の終着駅と言った感じを醸し出しています。

早速電車に乗ってみましょう。

一日フリー乗車券700円です。今どきうれしい硬券です。

終点の江尾駅まで片道360円ですから往復するだけでもとはとれます。

東海道線に一部並行している路線を岳電7000系電車が一両でやって来ました。

岳南電車は吉原駅と岳南江尾駅間9.2km、10駅があります。2月23日は「富士山の日」だそうですよ。

どの駅からも富士山が見えることを売り物にしています。

平成26年10月鉄道でははじめて「日本夜景遺産」に認定されました。

夜景をたのしむ特別の車輌も運行されているようです。

電車に乗ってみました。日曜日ということもあって地元の人らしきお客が三人ばかりです。

あとはもの好きのカメラを持ったご隠居だけです。

CM通り停車中の車窓からも富士山が見事の見えました。

電車は吉原駅を出ると東海道線を左に見ながら右にカーブして突然雄大な富士山が目に飛び込んできます。

給料が多少安くても東京の地下鉄をモグラみたいに運転しているより幸せな感じがしますがどんなもんでしょうか。

彼女に振られたりして多少落ち込んでいても昼にかつ丼なんかを食べて少し元気出して、午後から美しい富士山見ながら運転して楽しいじゃないですか。

電車は製紙工場の間を縫うように走って行きます。

パンフレットにあるように夜景がきれいな場所なんでしょう。

岳南富士岡駅です。車両基地もあるので一応下車してみました。

逆光ではないのですが少し露出不足でしょうか。なかなかいい写真が撮れません。

昔は貨物輸送も経営していたみたいです。ED291かな。

きちんと富士山も見えます。

そして終点の岳南江尾駅(えのおえき)に着きました。

左は「がくちゃん かぐや富士」の二両編成の青がえる。

駅舎の先に新幹線が走っています。擁壁が高いのでよく見えませんがちょうど上りの新幹線が通過しました。

さて帰りはジャトコ前駅まで戻り少し吉原駅方面に歩き写真の綺麗に撮れると言われている場所に陣取りました。

ちなみにジャトコは自動車部品などを制作している工場名だそうです。

富士山から冷たい風が吹いていましたが一時間ばかり粘って何枚か撮りました。

昔だったら根性のないご隠居ですので暑かったり寒かったりしていると電車なんか入っていない写真を一枚撮ってさっさと撤収しました。

ブログを始めたおかげでいい写真を撮りたい、生きがいというかなにごとにも少し粘ることができるようになりました。感謝。

今回は日帰り旅行、これで終わりです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東海道(興津寒ざくらまつり)

2018年02月16日 | 旅行

平成30年「第21回興津宿寒ざくらまつり」に行ってみました。

冷たい風が吹いていましたが新幹線の車窓からも富士山が良く見えました。

東海道線興津駅前です。

早速町を歩いてみましょう。

魚屋さんの店頭の干物。すぐ前には太平洋が輝いているのが分かります。

そして温暖な気候。住宅の前に蜜柑の販売。東海道は冬歩くとその良さがことのほか感じられます。

興津宿公園。

駅前からすぐに東海道に突き当り右折すると小さな公園があります。

トイレなども奇麗に整備されていて一休みにはもってこいです。

興津は東海道五十三次十七番目の宿場町です。現在の住居表示は静岡市清水区となっています。

「あんこのふるさと興津」というのがキャッチフレーズのひとつつとか。

興津出身の北川勇作という人が餡を造る機械を自ら発明して機械による製餡技術を確立したそうです。

まあ製餡業の基礎がここで築かれました。

ちなみに餡子は約1400年前中国から伝わりその頃は甘くなかったそうです。

会場である静岡市興津生涯学習交流館に着いたとたんになにやら朝鮮通信使の衣装をまとった人達がパレードに出ていきました。

わけわからないけどとりあえず一枚撮っておきました。

寒桜はまだ早いようで会場内でもチラホラといった感じでしょうか。

やっぱり静岡県です。どこからも富士山が良く見えます。

山頂付近は風が強そうで雪が舞っているのが分かります。

少し咲いているのをやっと見つけました。

静岡市消防団の演奏会。

我々も地域でやるイベントでは消防署や警察署から演奏に来てくれます。日本中こんな感じなんですね。

さて無料の甘酒を一杯いただいて金は使わず駅の方に戻りましょう。

町の中の寒ざくらもまだつぼみが多いようです。

東海道線の踏切を渡って耀海寺の夏心堂に寄り道しました。

夏心堂。

元禄7年お茶壺道中警護の役人だった多羅尾小左エ門が武士の心気地で(彼は顔に瘡があったのをいつもからかわれていたのですが)同輩の武士をいつものように笑われて討ち果たしてしまいました。

一時的な感情でしたことに悔い耀海寺の住職に勧められて切腹しました。

臨終に際し「もし我を祈らばかならず瘡毒に験あるべし」といいのこしたので後に瘡毒、疱瘡に苦しむし人達が参拝しました。

多羅尾氏の戒名が夏心了道信士といったので耀海寺は夏心さんのお寺ということになっています。

さて東海道に戻って駅に入る交差点を過ぎて少し由比町の方、興津川の畔まで歩きました。

東海道といってもこの辺は昔の面影は何もありません。

海側に静清バイパスがあるので車の往来も少なくてまた舗道もゆったり作られているので散策しやすいようです。

江戸より41番目の一里塚址です。

昔の旅人はこれを見るたびに江戸に一里近づいたなと思ったのでしょうか。

東海道と身延山にむかう(甲府)道の分岐点です。

奥の巨大な道標として題目碑が立っています。

昔四ツ乳の作右ェ門という力持ちが一人で背負ってきたという伝承があるそうです。

宗像神社の鳥居。

宗像神社は海上交通の守護神である筑紫の宗像神社を歓請したもので平安中期の建立とか。

本殿は奥まった場所みたいですが先を急ぐので省略。興津川も平凡。

風も強くなりそうなのでこの辺でいつもの撤収です。

興津駅に戻り東海道線に乗り吉原駅に向かいました。

東海道中膝栗毛

興津ヨリ江尻へ一里二丁

みすぼらしい茶店に、雨宿りついでに駆け込むようにして立ち寄ると、

北八「おいばあさん。その黄粉をつけた団子を二、三本くんなせぇ」

弥次「久しぶりだなぁ。いつもご老体ますますお達者でめでたいなあ。やっぱりこの子も、ちいさいとき見おぼえたより大きくなった。例の姉様は元気かい」

ばば「わしは子供もないわいな」

弥次「それなら孫か」

ばば「いんにゃ、子がなけりゃ孫は生まれねえ」

弥次「さようか。おめえのの孫でなけりぁあ。たしか、どこかの孫であった」

ばば「いんね。馬子じゃおざらない。となりの駕屋の子でおざるわい」

弥次「はははあ、そうかあ。坊主、団子が二つ余った。さあおたべ。おいしいよ」

かごやの子「おらあ、いやだ」

弥次「なぜ、いやだ」

かごやの子「糠あつけた団子はいやだ」

弥次「なに、糠つけたあ。糠なもんか。ちゃんとほらきな粉だ」

ばば「いんねい、わしらが店では米ぬかつけて売りやすのが名物で通ってますだ」

弥次「ええっ。どうりぜざらざらすると思った。ぺっぺっ。犬にやろう。それ、・・・・」

犬「わんわん」

弥次「それ、やろう、あんといえ」

犬「ああん」

弥次「ああん、おいしいもんだ」

残らず犬にやってしまい、あと味悪く生唾をはく。粉ぬか茶屋をあとにして辿って行くが、雨はしきりに降りつづいて洒落気もなく、無言の行進は足も重たくただとぼとぼとで。

江尻の宿を過ぎたころからようやく雨は晴れてきた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉さんぽ(江月水仙ロード)

2018年02月09日 | 旅行

道の駅から、一度保田駅に戻り今度は内房線の踏切を渡って見返り峠を目指します。(水仙ロード)

こちらは木立の間に水仙が咲き誇っています。

長閑な上り道が続きます。

良くみんながが写真を撮っているポイントです。

房総半島は蜜柑も結構採れます。

でもやっぱり静岡の方が甘いかななどと言うと怒られたしまうかも。個人の感想です。

逆光で撮ってみました。

菜の花も咲いています。

更に道は続きます。

水仙から始まって、梅、桜、菖蒲、紫陽花、向日葵、菊と花の季節は進んで行きます。

もうすぐ峠です。

農家の萱葺き屋根の家でもあると写真も出来栄えが良くなりそうですが住んでいる人にとっては大きなお世話。

おまえ等に良い写真取らせるために住んでいるんじゃないよと言われそうです。

それにしても早く春が来て暖かくならないかなぁ!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉さんぽ(きょなん町水仙まつり)

2018年02月06日 | 旅行

日中の日差しは明るくなってきましたが寒い日が続いています。しかし

大相撲のスキャンダル、間もなく始まるピョンチャンオリンピック、ニュヨーク株式の暴落に始まって東京市場の混乱。マスコミの話題には事欠きません。

さて以前に当ブログでも紹介した鋸南町の水仙まつりです。

前回は江月水仙ロードだけでしたので今回は「をくずれ水仙郷」の方も廻ってみました。

まずは「をくずれ水仙郷」へ行ってみました。

こちらは暖かい陽射しを浴びて道路わきの土手には水仙が満開です。

長閑な道がどこまでも続いています。日本の早春。

道端に腰を下ろしてのんびりあくびでもして・・・・・・。

都心では金儲けでみんなあたふたと動き回っているのでしょうか?

お客さんが少ないので値下げしたのでしょうか?

小さな神社がありました。八雲神社。

昭和13年に焼失したそうですが26年に再建しました。

平成の昔話。

「昔々千葉の行政書士が春の日差しを感じながら、をくずれ水仙郷を歩いていたそうな。八雲神社で参拝していると急に眠くなってきて芝生でうとうとしていたそうな。

突然水仙の中から美しい女神が現れて、いままで真面目に仕事もしてきたし自治会長もやって地域の世話もしてきたので何か褒美をやるので一つだけ言ってみてごらんと涼しげな声で言いました。

ご隠居は「億り人」になりたいですと答えてまた眠ってしまいました。目が覚めると一億円が当たる宝くじが置いてありました」

と言うようなことにはなりませんかねぇ。せこくて昔話にもならないか!

それにしても平成も、まもなく終わりますね。子供の頃明治時代と云うとかなり昔と感じましたが現代の子供たちには次の新しい年号が出来て、「昭和生れ」などとというと縄文時代と変わらないと思われたりして。

年はとりたくないですね。

水仙の花言葉のように「私はきれいでしょう、よく見ていってね」と言っているみたいです。

水仙は中国からどんぶらこと海を渡って漂着して居心地が良かったのかどこの海岸線でも咲いています。

ご隠居の好きな三大なんとかです。

日本三大水仙群生地といえば

淡路島、越前海岸、鋸南町だそうです。(異説あり)

 

佐久間ダムの方に行ってみましょう。

佐久間川上流をせき止めた農業用のダム湖です。

春は桜も奇麗だそうです。

湖畔にはレストランもありゆっくり出来そうです。

しかし最近たびたびニュースでも取り上げられている(千葉のローカルニュースですが)

道の駅「保田小学校」に行ってみました。

昔の小学校の校舎を改造した道の駅です。

温泉が入れる宿泊設備も整っています。

「里山小学校」というレストランで中華を食べましたが美味しかったですよ。

喫茶店やお土産屋さんなどもあって広々として明るく清潔感が漂っています。

お昼を食べて午後は江月水仙ロードを再訪しましょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/2月

2018年02月01日 | 日記

今年も早くも一か月がたってしまいました。寒い日が続いています。

皆様は元気でお過ごしでしょうか?

3日は節分、4日は立春、19日は雨水、草木が芽生える頃ということになっています。

しかし今夜から関東地方ではまた雪の予報です。

ところで昨夜の皆既月食は見ましたか?ご隠居も「相棒」を見てから庭に出たら月が鈍く赤色で空に浮かんでいました。

さて今年の2月はピョンチャンで冬期オリンピックですね。

 

風を切る 三面六臂(さんめんろっぴ) 六脛(ろっけい)の 阿修羅のごとし 団体パシュート

              (朝日歌壇  八尾市 水野一也さんの作品)

確かに今年の冬季オリンピックは女子のスケートやパシュートは期待が持てますね。

パシュートっていわれてみると阿修羅像が動いているみたいで着目が素晴らしい歌だなと感服しました。

いつも冬季オリンピックが始まるとたまにはスキー場にでも行ってみたいなと思います。

昔操った杵柄で緩いスロープなら股おっぴろげたり閉じたりしてパラレルなんとかで少しは滑れると思うのですが骨折が怖いのでやっぱりためらってしまいます。

 

若い人たちは昔、札幌で冬季オリンピックがあったのをご存知でしょうか。

宮の森ジャンプ競技場で70m級(今はノーマルヒルというのかな)で金、銀、銅を独占しました。

「滑った、飛んだ、世界の笠谷!」とすごかったんだよ。

日本選手とは関係なかったけど女子フィギアスケートでアメリカのジャネット・リンという女の子が転んだときの笑顔が可愛くて話題になりました。

上記のように朝日新聞の漫画にもなりました。彼女は結局銅メダルでした。

もう現在は60歳を過ぎているのでしょうか。時がたつのは早いなと思います。

しかし冬季オリンピックと云うとアジアより、怒られるかもしれないけどやっぱりフランス、イタリア、オーストリアなどで開催される方が様になっているしお洒落な感じがします。

主力はやっぱり滑降や回転などのアルペン競技ですよね。

 

先日寒い中、写真教室で葛西臨海公園に行ってきました。

水仙が咲いていました。

朝10時頃行ったら、誰も乗っていない観覧車が動き出したので乗ってみるかということになりました。

風があったので富士山が良く見えました。お台場の観覧車も見えます。

東京湾です。観覧車のガラスの光が入ってしまいました。

東関東自動車道と中央環状線。

観覧車を降りて少し水仙の写真を撮りました。

写真教室で来ているんだから少しは芸術的な写真を撮らないと・・・。

先生がバックに暗い場所を選ぶと綺麗に見えるとのアドバイス。しかし水仙の花がうまくこっちを向いてくれません。

写真を撮るのも忍耐ですね。

園内を回るバスもあります。

もう少し暖かくなったらデートで観覧車や水族館などを巡るのも楽しいかもしれませんね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする