ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

千葉さんぽ(検見川ビーチフェスタ)

2019年09月22日 | 日記

お彼岸の中日、墓参りはおすみでしょうか。ご隠居は初日に済ませました。

今日は九州沖縄地方には又台風が接近しているようですが千葉では穏やかな天気となっています。

地元の検見川浜でイベントがあり午前中は友人の手伝いをして午後写真を簡単に撮って帰って来ました。

今年は7回目です。夏が終わるころ検見川の浜の名物になりました。

最近はすっかりおなじみのホンビノス貝のコーナーです。

いつも船橋漁港が頑張っています。大粒の貝は美味しいですよ。

お祭りといえばやっぱりパクパクも大事なイベントです。

今年もフラダンスがありました。

この後10月6日には美浜区民フェスティバルがありますがそこにも登場するのでしょう。

一生懸命やっている人達の後ろ姿とるのも好きなんです。

趣味悪いかな。

いろいろ体験コーナーもあって皆が楽しめるようになっています。

フリーダンスのコーナーもありました。

こちらも体験コーナーがありました。

 

海の方を見ると

潮風を楽しんでいる人達がいました。

みんな出払っているようです。

イベントに関係なくお茶を楽しんでいる人達です。

嗚呼、検見川の夏が、日本の夏が終わって行きますね。

 

余談(本当の自分の日記)

先日東京で集まりがありました。

帰り際にはぐれた人がいて「犬だって迷子になっても帰れるんだから酔っぱらっていても大丈夫だろう」と駅で全員そろわなくても解散しました。

電車に乗っているとその友人から「悪い。悪い。みんなが分からなくなって帰りの電車に乗ってしまった」とのメールです。

「馬鹿、間抜け」と返信してポケットにスマホを入れたつもりでしたが床に落としたようで酔っていたせいか音も気が付きませんでした。

自宅に帰ってやれやれと思っていると固定電話がかかってきてナンバースプレーを見るとご隠居のスマホの番号です。

なんだなんだスマホの奴が利口になってからかっているのかと頭が真っ白になりました。

電話に出ると若い人の声で「電車の中にスマホを落しませんでしたか?

悪いけど中をみて自宅の電話にかけています」

「鞄も明けていないのでわかりませんがたぶんそうでしょう」

「電車は何に乗っていましたか」

「東京駅18時50分頃の快速上総一ノ宮行きに乗り検見川浜駅で降りました」

「それじゃ間違いないようです。茂原駅で下車したので駅に預けておきますね」

声が冷静で親切そうな人でひとまず安心しました。

翌日高速を使って一時間以上かかって茂原駅に着きました。

身分証明書でも見せればすぐに返却してくれると思ってぼんやり窓口に行きました。

「機種はなんですか」

「エッ、ドコモじゃなくて、あの~あの~、あ、そうだ孫さんだ、ソフトバンク」

この爺さん大丈夫かなと思ったのか

「待ち受けはどうなっていますか、色は、カバーはかかっていますか」とたたみこんできました。

最後に自宅の電話番号がちゃんと云えてやっと返してもらいました。

いざとなると毎日使っているものでもわからなくなるというかご隠居がボケが始まったのか呆れました。

拾ってくれた方に何かお礼をしたいのですが住所とか教えてもらえますかと駅員に言ったら

一切その必要はないとの記録がありますので何も答えられませんとの事。

世の中親切な人がいるんだなあと思いました。

ご隠居も困っている人がいたら親切にしてあげるのがこの人に対してのお礼だなと思いました。

 

年初に免許証を紛失してそのうちに出てくるだろうとしばらく免許証を不携帯で乗っていました。

ある日突然思わぬところから出てきました。

保護観察中の少年なんかに立派なことを、ほざいていますが自分のことになるとどうしようもないなと思いました。

今後は金儲けよりも忘れ物をしないことが大事だなと思いました。

 

ご隠居は小学校の頃から忘れ物や落し物が多かったことを思い出しました。

「いってきます~」といって家を出ると家族がすぐに何か忘れてと言って戻って来るよと話していると

「算盤忘れちゃったぁ」とかいって駆け足で戻ってきます。今だったら携帯を忘れたと言うところですが算盤と言うところに時代を感じます。

父親に「お前は将来エジソンのような大物になるか単なる馬鹿かの極端になるな」と言われました。

50歳を過ぎたころから単なる馬鹿だという事が分かりました。

 

 

 

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千葉さんぽ(だれもいない海)

2019年09月15日 | 日記

引き続き外房の海岸線をふらふらしています。

白子神社を出てせっかくここまで来たのだから太平洋を眺めていこうと思いました。

途中で白子町歴史民俗資料室があったので覗いてみました。

無料でした。窓口で声をかけてスリッパに履き替えて2階に上がります。

第一展示室

明治から昭和20年代までの農業用具とその周辺具、漁業用具とその付属品や農家と漁師の生活品などが展示してありました。

第二展示室 「郷土のお祭り」

正月の歩射(ひしゃ)に始まり、歳末の恵比寿講に終わる11の白子の伝統のお祭りを展示してありました。

いずれも無形文化財で民俗的行事です。

 

それでは海に向かいましょう。

さすがに秋の海は寂しいですね。

遠くに大東岬が見えます。

九十九里浜、実測すると400kmもあるわけないですよね。長崎に九十九島がありますがあれは100ぐらい島があるのでしょうか。

今もめている香港も99年の租借権でしたがこれはその通りになりましたね。99と言う数字は面白いです。

白子温泉。白子には温泉があります。

地下2000m、天然ガスと一緒に上がってくる灌水を温泉として利用しています。

地下に沈んだ海草などがなどが長い年月を経て分解、濃縮されて海水に比べてマグネシュウムが少なく、ヨウ素が多いのが特徴です。

このへんから茂原にかけてヨウ素に関係している会社も多いみたいです。

白子は九十九里唯一の温泉地です。薄く黄色がかっていることから「黄金の湯」とも称され、美肌効果や保湿効果に優れているそうです。

南白亀川の河口。ここから太平洋にでていずれは米国西海岸サンフランシスコあたりに到着するのでしょうか。

森まゆみさんの「海に沿って歩く」(朝日新聞 2010年)というエッセイ集が好きです。

海が好きだ。海を見ると心がざわめく。わくわくする。どきどきする。なぜだろう。

遠い子供の日、父に連れられて東京湾にハゼ釣り行った。キラキラ光る海の中で夢中になって小魚をとった。

夏になると、母たちが十日間くらい千葉の岩井の漁師さんの離れを借りた。着くや否や、水着に着替え、浮き袋を抱えて、浜に飛び出した。

朝の地引網、トコブシの煮つけ、味の塩焼き、風に揺れるパラソル、サザエのつぼ焼きのにおい、海の家、裸電球の夜道をかき氷を食べに行く、

じぃじぃというセミの声、グラジオラスの花、よせて返す波の音。

 

ご隠居も子供の頃東京から蒸気機関車に乗って内房の安房勝山に家族で生きました。

小学校の夏休み、父が勤務している会社が契約している民宿に、たった2泊ぐらいでしたが4年ばかり行きました。

森さんの文章と全く同じ、蝉の声、じりじり照らす太陽の光、海の潮風一杯のうねり、楽しい思い出です。

現在のお母さんたちも子供が小学校に上がるようになったらプールばかりでなく是非海に連れて行ってあげてください。

ハワイだ、サイパンだといわなくて、日本の江の島や館山でいいのです。

久しぶりで国民宿舎サンライズ九十九里でお昼を食べました。

目の前の太平洋を望みながらちょっと洒落たランチです。

なめろうとイワシのフライが美味しかった。

若い人が都会で一生懸命働いているのに、ご隠居はのんびりとどうしようもないくそ爺さんです。

 

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千葉さんぽ(白子神社)

2019年09月13日 | 日記

今年の8月、9月は週末になると滅茶苦茶暑いとか台風の来襲とかいいことがありませんでしたね。

あいかわらずもう少し外房を太平洋を望みながら歩きます。

県下でも有力なパワースポットと言われている白子神社にやって来ました。

左側にパワースポットなどと書いてあります。

お水舎も綺麗な彫刻が施されています。

参道の入り口から神社の裏手にかけては素晴らしい森が広がっています。

台風に面した側の葉がかなり落ちていますね。

清潔感の漂う神社です。

白蛇をご神体にして奉る神社で1048年大国主命を祀ったのが創祀です。

1124年九十九里の東方沖から白蛇が白亀の甲にまたがって霊獣が出現してそれが玄武であるといわれて「白子神社」となったとか。

近いうちにお祭りがあるみたいですね。

この神社は財運のUPと縁結びのご利益があるそうです。

平日にもかかわらず、さらに最寄駅から遠いのに一人、あるいは数人の女性グループが三々五々参拝に来ています。

駐車場を見たらみんな可愛いカラフルな車で来ているようです。「白子神社前」というバス停もありますが一日に何本来るのかな。

千葉に長いこと住んでいますが白子神社そのものも知りませんでした。

先日の台風15号の被害にあったのか濡れた畳を干していました。

神様だって畳が濡れていると嫌でしょうね。

最近友人、知人から「美浜区なんてニュースになることはあまりないけどこの所は結構話題になっているけど台風は大丈夫だった?」との電話。

確かに台風は美浜区に上陸して夜中の4時ごろ家が揺れて眠れないほどでしたが(建坪が小さいからよく揺れるんだ)断水や電気が不通になることはありませんでした。

いつもパワースポットを廻って歩いているおかげです。

昨日ヤオコーで買い物を終えて休息ルームで100円のコーヒーを飲んでいたら近所のおばはんに会って

わが家も被害がなかったなどと話をしていると

京葉線の周りに住んでいる人は電車の本線から直接配電されているから停電にならないんだとか威張っていましたがほんとかなと思いました。

そのあといつも来ているヤクルトレディに会ったのでそのことを話すと

「あら嫌だ、ヤクルトの営業所は京葉線の高架下にあるけど停電で冷蔵庫が使えないで困っていたわ」

いい加減な話に気をつけましょうね。

本殿の裏に回ると面足命(おもたるのみこと)が祀られています。

美男美女の縁結びの神様。イケメン様として知られているそうです。

御神水・斎砂

いろいろ水にも縁が深そうです。

神社のわきを流れる川は南白亀(なばき)川といいます。

亀とか蛇とか何となく神秘的ですね。

御神木の梛の木(ナギの木

)梛の木はつややかな緑の葉が美しくてスピリチュアなパワーを宿しているので日本お神社では結構植えられていますね。

木の葉を縁結びのお守りとして事務所で販売されています。

「水みくじ」と言うのがあっておみくじを御神水に浸すと文字が浮かび上がるそうで女性に人気があるそうです。

台風の後でみんな忙しいのか誰も居なかったのでみくじも頂けませんでした。

あっちこっちにまだ知らない神社仏閣がたくさんあるんだなと思いました。

 

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2019/9月

2019年09月01日 | 日記

令和元年も9月になってしまいました。

千葉は今日もムシムシして暑いのですが皆さんの方はどうですか。

でも夕方などは日が暮れるのが少し早くなりましたね。夜になると虫の鳴き声が大きくなりました。

昨日31日は「第27回市民のつどい」の手伝いに行ってきました。暑かった。

千葉市内小中学生の作文コンクールの入賞者の発表などがありました。

そして平野啓子さんの講演会(元NHKキャスター)

お客さんの入りが良かったのか気を良くして話が長引き主催者はハラハラしていました。

最後は千葉市加曾利中学校の演奏会でした。

 

時間は少し押しましたが4時過ぎにはお開きになりました。

手伝いは疲れるね。自分が壇上に上がって馬鹿っぱなしした方がいいけど受けないとやっぱり疲れるかも。

 

夏もそろそろ終わりと思い先日九十九里の方にぶらりと行ってみました。

最近は道ばかりでなく海の駅(九十九里)もあるんですね。

大漁旗が気持ちよく太平洋からの風を受けてたなびいていました。

日本にただ一つの青いポスト。

海の色に合わせているのか、それともほかにポストを青にする意味があるのでしょうか。

漁師さんにとってはやっぱり大漁旗ですね。

イワシが水槽で沢山泳いでいました。

昔はほかの場所で「イワシの資料館」としてあったのですが一時問題があって休止していたのです。

海の賑わいが復活して良かったですね。

「日本人作家が書いて日本人の登場しない、ドイツ舞台のミステリーだが、作家の国籍なんかは全く気にならない。

なんとも凄い構築力である」という書評を見て詠んでしまいました。

1945年ベルリンが舞台。7月戦争が終わったばかりの時に一人の少女が2日間ある命令を受けて旅をします。

米ソ英仏連合軍が直接、陸から占領したわけですからドイツ人の困窮ぶりのすさまじさが分かります。

本当に戦争は庶民にとっては勝っても負けても何もいいことがないなと思います。

日本は鈴木貫太郎総理大臣が陸軍の反対を押し切ってポツダム宣言受諾して戦争を終わらせてくれました。

ヒットラーみたいに無責任に自殺したり、イタリアみたいに内戦になったりしないで何とかこ混乱をを収拾してくれました。

在任期間1945年4月7日から8月17日間の短い間でしたが日本を救ってくれました。

運悪くすればまだ原爆を投下されたり、ロスケ(ソ連のこと)に北海道ぐらい占領されたかもしれません。

生まれ故郷の千葉県関宿町(現野田市)に鈴木貫太郎記念館があるそうですが千葉に住んでいるのに行ったことがありません。

一度行かないとね。

 

車内にて 文庫本読む 人が居た 絶滅危惧種を 見る思いがした

(朝日歌壇 相模原市 柏岡隆太郎 さんの作品)

昔は通勤時間にご隠居なども本を読んでいましたが今はみんなスマホです。

刑務所に長く入っていた人が仮出獄して電車に乗ったらみんなが無言で細長い光ものををかざしているので怖くなったと言っていました。

なにはともあれ粛々と秋が近づいてきました。

食欲の秋、読書の秋。いつもの秋を楽しみましょう。

 

 

 

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