ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

千葉さんぽ(こうざき酒蔵まつり)

2018年03月29日 | 旅行

千葉県神崎町の酒蔵まつりに行ってみました。

一年に一度?午前8時発の一本きり、新宿駅発臨時特急「こうざき酒まつり」号が下総神崎駅に到着しました。

うめぇ酒飲むぞと目を輝かせてみんな降りてきました。

普段は乗降客も少ないんでしょうが今日は臨時の職員もでて頑張っています。

歓迎の酒樽です。

駅から会場の酒蔵まで歩くと20分ぐらいです。一汗かいてから美味しい酒を・・・・歩く人たちです。

駅の横を見ると送迎バスがありました。無料です。

歩くのもかったるいのでバスにしました。でも偉いですよね。

小さな町が予算を工面して送迎バスまで仕立てくれて。神様みたい。

財務省の官僚も上のほうばかり見て忖度なんか考えていないでいつも市民の方を見ている役場の人達を見習いなさい。

無料バスということでがぜん意気軒昂になりました。単純。

仁勇蔵まつりの会場に着きました。酒粕の詰め放題の列です。

まずは蔵見学をしてからただ酒でもいただきましょう。

仕込みタンクが並んでいます。

人間が一生かかってもこのタンクの中の酒をどのくらい飲めるのでしょうか。

タンク飲み干す前に糖尿病になっているかも。

原料米選ぶのにも慎重なんでしょうね。

飲んでいる方はこりゃうまい!もう一杯という感じですが・・・

酵母室。

蔵元のおねえさんです。いける口なんでしょうね。

蔵元に勤務していて「アタシ飲めないの」じゃ絵にならない。

タンクの中が覗けます。井戸のように深い。

美味しくなったら軒先に杉玉掲げて教えるからもう少し待っててね。

ゴボゴボゴボ。

何処にも酵母の香りがして気持ちいい。

みんな酒が詰まっていると思うと酒飲みにはたまらない。だいたい酒の嫌いな人は来ていないでしょうから。

日本銀行にでも見学に行って1万円札の入った段ボールがゴロゴロしていたらみんな生唾を飲み込むでしょうか?

酒は嫌いな人がいても1万円札の嫌いな人はあまりいないんじゃないかな。

見学を終えて敷地内に出ました。

3月の下旬と云うのに5月のような心地よい青空が広がっていました。

どこのイベントに行ってもフラダンスってありますね。

酒蔵だから盆踊りか田植え歌のが似合いそうな気もします。

次にもう一軒の蔵元寺田本家に向かいます。

蔵元の裏手にある神崎神社に寄ってみました。

約1360年前の白鳳時代にこの地に鎮座したそうです。

航空、交通、産業守護の神「天鳥船命」(あめのとりふねのみこと)です。

なんじゃもんじゃの木

国の天然記念物指定されている神崎神社境内にあるクスノキ。

お酒好きの人達です。

酒蔵の煉瓦でできた煙突。白い雲。芽を吹きだした森の木々。日本の春です。

町の人総出で会場を盛り上げてくれています。こんな休日の時間を大事にしたいですよね。

神崎町の皆様ありがとうございました。

 

関東灘 神崎町

この町はかつては関東灘と呼ばれた

酒造りの盛んな町でした。

それはこの地が良質な早場米の産地であり

そして、清らかな地下水に

恵まれていたからでありますが、

更にもう一つ、近くを流れる利根川の

水運を利用して、高瀬舟で江戸の街まで

多くの酒樽を運びやすかったからでもあります。

(仁勇酒まつりを1.5倍!?楽しむ本  より抜粋)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきいき茨城(大洗町)

2018年03月24日 | 旅行

水戸市から更に足を伸ばして大洗町まで行ってみました。

太平洋に沿ってに砂浜が続き広大な海の風景が楽しめます。

北海道に行くフェリーも大洗港から乗船する人や自動車も多いのではないでしょうか。

大洗美術館に寄ってみました。

「風景窓画」で有名で各種の観光コースに組こまれています。

300号サイズのガラス窓を額縁で囲って窓の外に広がる大洗の海岸風景をそのまま絵画に見立てました。

館内には渋沢栄一の四男が幼少の頃描いた作品の他多彩な作品のコレクションが見られます。

コーヒーのサービス付きですのでゆっくりと時間を楽しみましょう。

島根県の方に足立美術館がありますがこんな感じで庭の風景が楽しめるのでしょうか?

せっかくですので美術館の外に出て海岸を散策してみました。

初日の出の時は鳥居をバックにして多くのカメラに自信のある人たちが集まるそうです。

プロが撮るとこんな感じでしょうか。ある旅行雑誌からです。

大洗サンビーチ、大洗海水浴場などのビーチが並び老舗の旅館も軒をつらねて夏は賑わいそうです。

 

関東一とも言われる(高さ約16m)大洗磯崎神社の鳥居。

旅も終わる時間にこの階段を上るのもなんだかなぁと思っていたらこの先に車で上れる道があると前で写真撮っていたオッサンが教えてくれました。

なにごともすぐにあきらめてはいけません。

確かに立派な神社がありました。

太平洋を望みます。写真は反対側から見ると感じが全く違うことがありますがここはどちら側から見ても階段がきつそうです。

大洗磯崎神社は家内安全、海上安全の守り神として信仰を集めてきました。

有数のパワースポットだそうです。

階段がきつそうなので寄らないで帰ろうかと思っていましたが辿りついてよかった。

まぁ不信心ものですが少し生きる力をかしてください。

というわけで茨城の旅はおしまい。時間があればリニューアルした水族館や大洗マリンタワーなどにも寄ってみるといいかもです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきいき茨城(弘道館)

2018年03月21日 | 旅行

列島はお彼岸となりました。今年も時間が過ぎていきます。3月もすぐに終わります。

千葉市内では朝から冷たい雨が降っているあいにくの、お彼岸の中日となりました。

皆様はお墓参りは済ませたでしょうか?

 

さて水戸です。偕楽園から市内中心部水戸駅近く三の丸にやって来ました。

水戸東武館。

剣道、居合道、なぎなたなどを修練する道場だそうです。

全国選抜少年剣道錬成大会が行われる場所です。

城下町という雰囲気が町全体に醸し出されていていいですね。

1932年建造されたかつての水戸市上水道供給施設です。

彫刻が美しい。

茨城県三の丸庁舎。

正庁は後の楽しみにしてまずは周りからです。

鹿島神社。

神儒一致の建学の精神のもと、鹿島神宮から分祀した、たけみかづちの神が祀られています。

こじんまりとした可愛い感じがします。

八卦堂。

建学精神の象徴である弘道館碑が納められています。

それでは正門の方に回ってみましょう。

ここでも梅の花が綺麗です。

背伸びして何を見ているのかな?

正庁・至善堂(国指定重要文化財)

正庁は藩主の臨席のもとで大試験や諸儀式おこなわれた場、至善堂は藩主の休息所や徳川慶喜をはじめとする諸公子の勉学の場所です。

正庁諸役会所。

正庁正席の間。

どの部屋も稟としています。

外に目を向けるとロウバイや梅の花が飛び込んできてなんだかほっとします。

やっぱり堅苦しい組織の中に入るより自由気ままに生きるのがいいかなと思いました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきいき茨城(偕楽園梅まつり)

2018年03月16日 | 旅行

水戸偕楽園の梅まつりに行ってみました。

金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつです。梅の名所ですね。

常磐線をまたいで南門の方から入りました。

少し坂を上って好文亭の方に向かいます。

なにはともあれまずは好文亭です。

好文亭は木造二層三階建てで好文亭本体と奥御殿からなり、二つの建物は太鼓橋廊下で結ばれています。

昭和20年の水戸空襲で焼失、また東日本大震災で被災しましたが何とかこの賑わいに戻りました。

歴史的建物にもそれなりの歴史があるのですね。

庭園も奇麗です。

3階に上ると千波湖が良く見えました。

徳川斉昭公はここからの景色を愛でて文人墨客、家臣、などを集めて歌会や慰安会などを催したのでしょうか。

長閑ですね。

護国神社も見えます。

水戸家といえば二代藩主徳川光圀公を思い出します。

大日本史を編纂した人と云うよりは「水戸黄門」様で有名ですよね。

もっとも光圀公は関東地方よりは外に出たことはほとんど出たことはないと言われているので面白いですよね。

助さん、格さん、風車の弥七、うっかり八兵衛、引き連れて、かげろうお銀もいましたねぇ。楽しそうな旅でいいですよね。

必ず最後は悪人が懲らしめられるのがわかっているので安心してみていられる。

現在だったらあの麻生財務大臣、善悪は別にしてもみんな気に入らないと思っているから黄門様でも出てきてどうにかしてくれませんかねぇ。

さて外に出て園内をぶらつきましょう。

若い人に囲まれて楽しそうです。

ご隠居も含めて人生最後まで楽しく生きていきたいですね。

こちらは将来の日本の借金や年金を支えてくれる諸君。

元気で大きくなってね!

徳川斉昭公は第九代藩主です。

幕末に藩政改革を推進して海防参与として幕政にも関与。

NHK大河ドラマ、西郷さんにも出てきますね。

1833年に梅林計画を立てました。七面山と呼ばれる大地の一画を切り開いて飢饉と軍用の非常食として梅の木を植えさせたといわれています。

そのおかげで今こうして美しい梅林を見ることができます。

徳川斉昭公の七男として水戸藩邸に生まれた徳川慶喜はご存知のように第15代将軍となりましたが翌年には大政を奉還して辞職。

最後の将軍いなってしまいましたが静岡に戻ってのんびりと人生を楽しんだようです。

フランス革命みたいに過激ではなくて日本人らしいですよね。

正岡子規も偕楽園を明治29年に訪れています。

  崖急に 梅ことごとく 斜めなり

すぐに桜に季節になりますが梅はせっかちにすぐに花が散らないところがいいですね。

園内ではお弁当を広げている人は沢山いましたが酒を飲んでいる人はあまり見かけませんでした。

売店でも酒はないようでしたが気のせいかな。

ご隠居も年のせいか、花なんか関係なく酔っぱらっている人を見るのは嫌だなと思いようになりました。

お酒はレストランにでも入っても飲もうよ。

ご隠居の好きな歌

「想い出の木の下で」 のようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京日和(湯島天神続き)

2018年03月09日 | 日記

イベント会場に休日来ると混んでいて嫌だという人もいますがいろいろなイベントを開催されいて面白いこともありますよね。

人間賑やかなことが好きな人も多いようです。

お茶会があるみたいです。近づいてみましょう。

文京区華道茶道連盟というのがあるみたいです。3月4日は裏千家の当番と書いてあります。

暖かい日差しを浴びていいですね。

特設舞台も設けられています。

どれどれ花笠音頭、フラダンス、歌謡曲、どこのイベントでも同じようです。

正面鳥居を出たところには親子丼で有名な鳥つねがありました。

日曜日でイベント開催中の昼食時ですから満員です。あきらめて帰りに御徒町駅下のてんやで天丼を食べました。

境内には各地の特産品も販売されていました。

特に福島観光協会は頑張っていましたよ。

福島の桜もPRしていました。梅が終わると桜です。三春の桜も一度見に行きたいと思っています。

ところで三大桜というとどこでしょう?

三春滝桜(福島)、山高神代桜(山梨)、根尾淡墨桜(岐阜)だそうです。

結婚式も行われていました。正面からの新郎新婦の写真も撮りましたが肖像権で訴えられると嫌なので省略。

しかしイベント最中の日曜日に大勢の衆目の中、堂々と式を挙げるなんて勇気があるなと思いました。容姿に自信があるのかな?

評論家の亀井勝一郎が恋愛とは「美しき誤解」で結婚とはその「惨憺たる理解だ」だー。と書いています。

こういうことは老人になって初めてわかることで若い男が綺麗な女性を見て胸がワクワクしないようじゃ困ってしまいますよね。

 

日本もあと5年もすると50歳以上の人とそれ以下の人口構成が半分ずつになるそうです。

50歳以上の人が半分以上いる国民が軍艦建造しての高速機動部隊に乗って海外の国を攻めて行けるわけないと思いますよ。

ちなみに太平洋戦争の時は20歳代が人口の50%を占めていました。(朝日新聞の日曜に思う を読んで)

国会議員は議論をするのが商売でしょうが憲法論議でも現実見ろよと言いたくなります。

夫婦坂を下りると春日通に出ます。この辺は切通し坂といわれています。

江戸時代、湯島の台地から御徒町方面への交通を考えて新しく切り開いてできた坂です。

「青い瓦斯灯境内を出れば本郷切通し」と湯島の白梅で歌われています。

石川啄木が朝日新聞社の夜勤の帰りに通った坂道です。

二晩おきに夜の一時頃に切通しの坂を上りしもー

勤めなればかな(悲しき玩具)

湯島天神といえば泉鏡花の小説「婦系図」(おんなけいず)が思い出されます。

早瀬主税(ちからと読む)と神楽坂芸者のお蔦(おつた)の悲しい恋の物語。

現在のドラマからすれば全くの時代遅れですが天神様という舞台がいいですね。

主税は和独辞典の編纂にあたっている酒井の愛弟子としてそれを手伝うかたわら教師として学問にはげんでいた。

主税には芸者上がりの愛人お蔦がいて湯島妻恋坂に世を忍ぶ世帯を持っていました。

酒井は一人娘の妙子を行く末は主税に嫁がせたいと思っていましたが・・・

その後いろいろ誤解もあってお蔦は追い詰められます。

そして湯島天神の境内でお蔦との別れ話をきりだされ

二人の仲を裂かれたお蔦は遠い地で一人病気になってしまいます。

さらにl興味のある人は小説読んでみてください。

泉鏡花の奥さんは泉すずといって神楽坂の芸者で桃太郎という名でした。

「切れるの別れるのって、そんなことは、芸者の時に云うものよ」と言った女性。

泉鏡花は26歳の時に硯友社の新年会の席上で知り合います。

小説のように恩師の尾崎紅葉に「少しぐらい売れたからと言って芸者と同棲するなんてとんでもない」と激怒されて手を切らせました。

その後運よく(といっては言葉が悪いが)紅葉が亡くなってしまいます。めでたく結婚。

鏡花は奇人を通り越したわがままな性格で狂人でした。

紅葉に拾われなかったら発狂したか自殺したんではないかと言われています。

しかし鏡花はすず夫人にしんそこ惚れていて食事は夫人の作ったものしか食べませんでした。

すず婦人もまた鏡花を助けて一体となって生きたのでした。

現在では家柄が違うとか金がないとか年齢差があるとか職業が、とか関係なく殆どの場合結婚できるようになりました。

ある意味恋愛小説を書くのが難しくなったとも言えますね。

今日は天気も悪いしのんびりと「湯島の白梅」でも聴いてみましょうか。

若い人にはピンとこないと思いますが・・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京日和(湯島天神)

2018年03月08日 | 日記

湯島天神の梅まつりに行ってきました。

山手線の御徒町駅で下車します。

すぐに中央通りに出ます。右手には春を待ち望む上野公園の杜が見えます。

更に「学問の道」を歩きます。

歩いているだけでも頭がよくなりそうですがこの年になっては何も期待しません。

でもさすがに天神様です。道路まで学問です。

台東区立黒門小学校。

同じ東京の区立でも銀座の小学校みたいにアルマーニの制服ではないでしょうね。

君たちは毎日学問の道を歩いて通学しているのですからそれだけでも立派です。

ようやく天満宮の梅が見えてきました。

男坂から上りましょう。38段の石段です。

上り終わると右側に女坂がありました。

左側に回って本殿を正面から見ます。

沢山の屋台も出ていて賑やかです。

日本全国神社は沢山ありますがご隠居が、天満宮を好きなのは早春、梅の花、誠実な道真公の人柄が一体となっているからでしょうかね。

境内のあっちこっちに合格祈願の絵馬が沢山かけられています。

これだけの若い諸君を希望の学校に入れてやるのですから道真公も3月は大忙し、4月になると滅茶苦茶疲れているのではないでしょうか?

ご隠居も気の毒なので願い事はせずにお参りをしました。

何処の天満宮に行っても牛のモニュメントがあります。

道真公のお誕生日は845年6月25日の丑年だそうです。

お亡くなりになったのは903年2月25日の丑月とか。

大宰府に左遷させられたときには牛車に乗って行き、公のお墓の場所も牛が決めたそうで牛には縁が深いそうです。

そういえばご隠居も丑年生まれでサラリーマン時代博多に左遷させられました。

道真公とちょっと似ていますがその後の人生がろくでもないので拝んでもらってもご利益はありません。

そんなことわかっているから先に進めろってか?わかりました。

まだ梅の花の写真も見せていませんがちょっと用事が出来てしまいました。

冷たい雨が降っているので暖かい部屋でゆっくりブログでも作っていようと思っていましたが残念。

続きは明日午前中に造ります。面白くなるから楽しみにね!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/3月

2018年03月01日 | 日記

3月になりました。

ピョンチャンオリンピックもあっという間に終わってしまいました。皆様はどの競技に感激しましたか?

500mスピードスケートみたいに4年間の練習がたった30秒台ぐらいで決まってしまうので大変です。

一方では毎日予選で氷を掃いて最終日あたりに結果が出るというのも大変です。

選手からは「そだねー」と答えてくれそうです。

カーリングの選手は自宅に帰ったら庭を掃くなんてことはしないのでしょうね。

結局のところ大方の人はご隠居みたいに寝転びながら試合を見ていて一か月もたたないうちに全部忘れてしまいます。

時間が過ぎ去って行くのですね。

 

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。あっという間にお正月から季節は春、初夏へと列島は過ぎていきます。

はじけ飛ぶ ポップコーンの ように咲く 庭の白梅 寒ゆるむ朝

(朝日歌壇 東大和市 杜野 遥 さんの作品)

ようやく梅が満開になってきたという便りが聞こえます。

暖かい休日に近くの公園でもいいので見に行って春を感じましょう。

季節(早春)を楽しみましょう。

 

この時期関東各地ではダイヤモンド富士のニュースが流れています。

ご隠居も2月24日千葉市主催の「ダイヤモンド富士観賞会」に行ってみました。千葉ポートタワーです。

休日のポートパークはのんびりとした空気が流れています。

最近は観光にも力を入れているようで有料の乗り物もあります。

さて参加費3500円也を払って展望室に上がりましょうか。

まず簡単なレクチャーがあります。

講師は早坂卓(はやさかたかし)氏です。ご隠居が通っているイオン写真教室の先生なので顔なじみだから、くだらないことでも聞きやすい。

正面右の写真は千葉市の人工海浜では7年間ねばって最高の写真だそうです。

なかなかいい写真は撮れないものなのですね。

説明の時はみんなすごいカメラをテーブルの上に置いてありますが特に隣の爺さんのがすごい!ご隠居はちゃちなカメラをおもわず机の下に置いてしまいました。

その先の席の女性が「すごいカメラお持ちですね」と話しかける。心の中でやめとけと思いました。

「うん。ライカだよ。望遠レンズが100万円、カメラが99万円。ちょっとした車買えるよ」

ね。必ず自慢されるよ。

「だいぶ陽が落ちてきました。。本日は5時22分ごろです。夕日が富士山にかかりはじめると約2分で終わります。準備してください」

ちょっと緊張します。

狭い非常階段みたいな所をを上って屋上展望デッキに行きます。(一般の観光客は下の展望室までです)

屋上は現在風速7m。10mを超えると中止になります。

みんな思い思いの場所に陣取ります。狭いので先着10名までというのが納得できます。

それにしてもご隠居は後ろから冷やかにみんなの写真撮ったりして、写真はどっか空いている場所でいいやなんて気軽だから上達しない。

それに三脚は重いし設置が面倒だからと持ってきませんでした。ISOの感度上げるんだ。

試し撮りしていたら「先生シャッターが下りなくなっちゃた」ということで先生を呼ぶと

「そらきた!必ずいるんだよね。本番になるとシャッターが調子悪くなる人が。、オートの焦点が定まらなくなってきたね。マニュアルモードに切り替えて手動で焦点合わせて」

「なるほど。3500円出しているだけあって慌てないですんだ」

太陽の左下に黒く見えるのは旅客機です。

日食の写真ではありません。富士山が良く見えないだけです。

晴れていたとしても少し左の尾根よりなんですね。

結局富士山は見えず終わりました。

自然相手では金返せ!とも叫べません。

隣の男性が「去年もこんな感じだった。その後残照の中、船が出港していったのでその航跡を撮った写真がコンクールに入賞したんだけど今年は船も来ないね」

別の女性が「一人で海辺で撮っているよりみんなで撮っていると楽しいわね」

納得。

川崎製鉄の工場群にライトが灯りました。風もますます冷たくなってきました。

5時55分撤収。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする