令和の時代が始まったと思っているうちに早くも師走となってしまいましたね。
皆さんご機嫌いかがでしょうか。残り一か月間のんびりと・・はたまた滅茶苦茶頑張るとか。それぞれです。
荷をとけば 冬至南瓜の 出てきたる (三品壺中子)
もうすぐ冬至です。あと10日間位は日が短くなるそうです。
カボチャは固くて切るのが大変ですから冬至にはお惣菜屋さんで買ってきてしまいます。
小豆と一緒に炊いたやつが好きです。季節の移り変わりにその時の物食べるのは嬉しいです。(お金がかからない)
5月の端午の節句の頃には早い時間に菖蒲湯に入ってソラマメ、初カツオでビールを飲むと。
9月にはススキを買ってきて冴えわたる秋の月を見ながら団子を食べてやっぱりビールも飲むとか。
そんなことを考えながら今年も暮れていきます。やっぱり年のせいかちょっぴり淋しいです。
「Iの悲劇」(米澤穂信)を読んでみました。
作品名を見るとアガサクリスティのポアロみたいな探偵が謎解きするのではと思いますが
どちらかと言うと赤川次郎の「幽霊列車」というようなユーモアもある小さな事件の謎解きがいくつか続きます。
過疎の村に振興策をたてて移住者を募集しましたが怪事件が続出します。でも死者は出ません。
村役場の公務員が謎解きです。ぼんくら上司と思われていた人物が結構鋭かったりします。
秋になって移住者で祭りを開催します。そこである夫婦の奥さんがキノコを食べて食中毒で倒れます。
このへんの謎解きが面白かった。
そして次々と事件が起きてみんな村を去り最後は誰もいなくなってもとののように無人になります。
都会育ちの人が憧れだけで田舎生活をするのは無理だろうなと思います。
テレビ朝日の「人生の楽園」みたいにうまくいくのは少数派でしょうか?
さて銚子の旅です。
坂東三十三か所観音霊場、第二十七番札所飯沼観音にやって来ました。
仁王門も立派です。(昭和46年再建) ちょうしのかんのんさまです。
本堂。
奈良時代(神亀5年)海中から出現の本尊十一面観音です。
正徳元年(1711)に造立された約5.4mの阿弥陀如来坐像です。
札所はいろいろまわりましたが本堂のそばに阿弥陀様がいるのも珍しい。
五重塔は33.55m平成21年に完成した新しいシンボルです。
東京から特急で2時間余り、小さな旅をした気分で本州の東端に辿り着きます。
黒潮をまじかで眺め、白い灯台、観音様、おもちゃのような電車。
そして何より海鮮料理が美味しい。ぜひ一度訪れてみては如何でしょうか。
べつに銚子観光協会の肩を持っているわけではありませんよ。
(銚子の旅はまだ続きます)
たまあに飲んだ帰りに少し遅い時間になって、星空を眺めるとちょっと暗い所ではよく見えるなと思いませんか。
地球も単なる宇宙に広がる星なのですがでも隣は遠すぎる。
あまり環境汚染が広がると行く場所がありません。