ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

東京日和(深大寺)

2019年06月23日 | 日記

千葉では梅雨らしく今日もどんよりと曇っています。みなさまの地域では如何でしょうか。

でも今年は湿度が低くてすごしやすい気もします。もっともその分紫陽花の花が精彩を欠いています。

さて前回の神代植物園から深大寺のほうに歩いてみました。

山門前のバス停からもう木々が生茂っていていい雰囲気になっています。

小田急バスと京王バスが競争していますが停留場も20mぐらい離れているのも面白い。

水車小屋なんかもあったりします。(深大寺水車館)

フリーマッケトも開催されていて賑やかです。

早速山門から境内に入りましょう。

深大寺は正式には

天台宗別格本山浮岳山呂楽院深大寺とか。一度聞いてもすぐに忘れてしまいそうです。

本堂。国宝「釈迦如来像」(白鳳仏)が安置されています。うっかり見学するのを忘れて一回りして蕎麦でも食べようかと思った時に思い出しました。

また紅葉の美しい時にでも来ようと今回は省略です。昔来た時に拝顔しているのでまぁいいか。

深大寺は厄除けとして知られていますが、開山の背景には恋物語があったとされ、縁結びの寺としても有名です。

 

 元三大師堂にお参りして開山堂への急坂を上ります。

開山堂

昭和58年開創1250年の大法会記念事業として新築された奈良時代様式の堂宇です。

本尊は薬師如来です。

この先が北門となっていてすぐに神代植物園につながっています。

植物園の正面に戻ってこちらに来ると遠回りです。

さて北門から今度は参道の方に下りましょう。

 

花屋さんがありました。

緑の森に覆われている中の花屋さんです。かえって色彩が鮮やかな感じです。

本当に周辺は木々の種類が多いのには驚きます。ナンジャモンジャの木(国の天然記念物)シダレカツラなどなど。

ナンジャモンジャの木は春にはプロペラ型の白い花を咲かせます。

延命観音

昭和41年秋田県象潟港工事の際に海底から大石を引き上げたところ慈覚大師自刻の正命が刻まれていました。

縁あって深大寺に奉安されました。昨年象潟に行ったのでなんか懐かしい響きです。象潟。

南門の方に下って来ました。

深沙営。昭和43年に再建。

堂の背後にはこの地の水源であり深大寺発祥にかかわる泉があるそうです。

大黒天。恵比寿尊。

何となく人間臭くなってきてホッとしますね。背景の木が鮮やかですね。

調布市では3か所の湧水がありますが2か所は深大寺にあります。

パワースポットです。水の流れる音があっちこっちから聞こえてきて気持ちがいいです。

こういう場所にパワーがみなぎるのです。ご隠居の下がり気味の運気が上昇しますように。ナンマイダ。ナンマイダ。

参道にやって来ました。ちょっと京都のような雰囲気もしますね。

「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげるさんが半生を調布で過ごしたということで「鬼太郎茶屋」「妖怪ショップ」などもあり楽しませてくれます。

でも深大寺に来たらまずはお蕎麦ですね。

江戸時代に近隣の農家が深大寺にそば粉を納め、それを使ってそばを提供したのが始まりです。

20店舗以上があり「青木屋」「スズメのお宿」「鈴や」など外に席が設けられていて水の音や鳥の声を聴きながらの初夏の会食は素晴らしそうです。

ご隠居もみんなと同じ行動で(日本人です)ざるそばを食べました。一緒に「深大寺ビール、ミュンヘン」を飲んで深大寺の散歩を終わりにします。

 

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東京日和(神代植物公園)

2019年06月17日 | 日記

とりあえずあまり遠出もできないので手頃な所で神代植物園に行ってみました。

武蔵野の面影が残る緑に囲まれたのんびりできる場所です。

 

京王電車の新宿駅より深大寺・調布おでかけきっぷというのがあったので

とりあえず720円出して買いました。

先週まではバラ祭りがおこなわれていましたが残念ながら終わってしまいました。

しかしまずは右手奥のバラ園に行ってみました。

この風景がニュースでよく取上げられますね。

やっぱりバラの花はだいぶ終わっていました。

淋しく咲いている花をのんびり見ていきましょう。

ブルーリバー

プリンセスミチコ

園内は4800種10万本の株、樹木などが育っています。

広々としていて何もしないで空をのんびり見ているのが一番良いかも。

28年5月にリニュアルオープンした大温室に行ってみました。

珍しい熱帯の植物が集められています。

     

 

冬に来ても温室の中は素晴らしい花々が咲いているのでしょう。

温室の外に出て芝生広場に来ると梅雨の晴れ間の太陽が輝いていました。  

香港では「逃亡犯条例」で民衆と政庁が大騒ぎですが日本は穏やかでいいですね。

       

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東京日和(明治神宮御苑)

2019年06月09日 | 日記

令和の時代になったのにまだどこの神社にもお参りに行ってなかったのですが時間ができたので明治神宮に行ってみました。

やっぱり今上陛下にお喜びの参拝です。それにかこつけてハナショウブも見たかった。

先日ニュース(6月1日)で綺麗に咲いているところが写されていました。

JR原宿駅、代々木駅、小田急参宮橋駅とありますが原宿駅から行くのが好きです。

南参道から進みます。

若葉が素晴らしい。東京の真っただ中にいるとは思えません。

ここを作るにあたって伊藤博文公が神社だから杉やヒノキの常緑樹木を植えるように言いましたが東京大学の本多静六先生が地層から見ても広葉樹がいいと進言したそうです。

今や完全な天然林の様相を示し樹木の種類も多くなりました。

御苑東門から入りました。

隔雲亭(かくうんてい)

昭憲皇太后の御休息所として明治天皇が思し召しになったもの。

南池まで続くなだらかな斜面にツツジ、芝生が綺麗です。

南池(なんち)

自然の古池で井伊時代から「お泉水」と言われていたそうです。都心にこんな自然御池があるのです。おどろき。

スイレン、コウホネがちょうどよく咲いてました。

おめぇなんていう鳥だ?池の鯉でも狙っているのでしょうか。

ご隠居は学生時代、野鳥実習の授業なんかもとっていましたがトリオンチです。

静かです。日曜日。

さていよいよハナショウブ田です。

あれあれまばらです。ニュースはどこを撮っていたのでしょうか。

太平洋戦争の時もニュースで敵機何十機撃滅と言いながらわが方は五〇機撃ち落とされたとは放送しません。

嘘ではないのでフェークニュースではないのかもしれません。

とにかくマスコミの云うことは丸のみで信用しない方がいいでしょう。わかっているってか。

満開だとこんな感じ。本日は六月九日、そろそろ出かけるといいかも。

近づいてゆっくり見てみましょう。

江戸時代は家臣子女が米づくりの大切さや苦労を学ぶ稲田だったそうです。

ハナショウブを眺める丘には萱葺きの四阿が建てられていてここからの眺めがポスターになっていますね。

ハナショウブ田を後にして清正井(きよまさのいど)に行きましょう。

やっぱり人気があります。すごい行列です。

ご隠居も最近運気がどんどん下がっているので挽回のためにやって来ました。

東京(江戸)でも有数なパワースポットだそうです。

いまだに清水が滾々と湧き出ているのには驚いてしまいます。

何回も言いますが東京のど真ん中です。

古くから江戸名井の一つに挙げられていました。加藤清正が堀ったと言い伝えられています。

清水はハナショウブ田を潤し南池から神橋くぐりぬけ渋谷川の源流となるそうです。

御苑北門からご社殿に向かいましょう。

日曜日です。賑わっています。

ご隠居の好きなドコモのビルが顔を出しています。

東京なのに図々しくアメリカっぽくていいや。

ゆっくりお参りしていきましょう。

雅子皇后も一時は評判が悪かったですが皇后になったらすごい活躍ですね。

今や皇室も国民からのすごく敬愛されています。

ご社殿の写真は禁止ですが横からならいいでしょう。

北参道から代々木駅に向かいます。ドコモがより近く見えました。

帰りに東京駅に来たらスーパあずさ(E353系)出ていくところでした。

初夏の信州に旅行に行きたいなと思いました。

でも今年は遠出はだめでしょう。

 

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2019/6月

2019年06月04日 | 日記

早くも令和の時代になって一か月も過ぎてしまいました。時間は容赦なく過ぎていきます。

皆様お変わりありませんか。最高に素晴らしい季節の日本の5月も過ぎ去り梅雨の季節が迫っています。

ご隠居はこの処、ばあ様の世話をしていたら自分も腰を痛めてしまい運気は低下気味で弱ってしまいました。

事務所の通り沿いのたちあおいの花が日に日に派手な色になって来ました。

 

真夜中の 急患の処置 すべて了え(おえ) 医局に戻り 狐寿司食う

(朝日歌壇 東京都 石黒敢さんの作品)

今まで救急車などの世話になったことなど皆無でしたがここに来てばあ様が骨折したとか転倒したとかで何回かお世話になりました。

 真夜中に行ってもスタッフの人達が親切で感謝しています。特に若い人たちが頑張っているのに接すると日本も捨てたものじゃないなと思います。

医学部の入試ではいろいろ問題が発覚しましたが沢山の人達が合格できないのも現実です。

その人たちの分まで頑張ってほしいなと思います。

何十年も朝起きて夜には寝る生活だったのでこんな緊張した世界が夜間い毎日繰り広げられているんだなと思います。(もちろんドラマではよく見ていますが)

緊急手術が終わってカップヌードルではなく稲荷ずしを食べるというのがうれしいですね。

さて治療が終わって鎮痛剤かなんかで処理して入院しなくていいとなるとほっとしますが・・・・。

夜中になってタクシーを呼ぶのも大変(特に休日)です。

その間も救急車が次々と病棟に到着します。

帰りは空車で帰るので美浜消防署方面に帰る車があったら乗せていってくれないかなと思ったりして(もちろん冗談です)。

 

明治神宮御苑 ハナショウブ

6月3日に久しぶりに出かけましたがまだ早かった。あと一週間ぐらいで満開でしょうか。

 

平成と言う時代もやがて忘れられて令和の人達がかっ歩して歩くのでしょうか。

朝日新聞の3月の記事に

「読み継がれ 心の糧に 平成の30冊1位~10位」と言うのがありました。

1位 村上春樹(1Q84) 2位カズオ・イシグロ(わたしを離さないで) 4位(宮部みゆき 火車)この辺はみんな読んでいます。

3位が町田康の告白でした。

ご隠居はこの告白と言う本を全然知らなかったので読んでみました。

文庫本で850ページ余りの大作です。

明治26年大阪府南東部の赤坂水分村で起きた大量殺人事件(10人殺人)をモチーフにしています。

金銭トラブルによって名前通り10人殺害された当時のビッグニュース(河内十人斬り)

大阪の伝統芸能である河内音頭の代表的な演目だそうです。

長い小説ですが主人公の城戸熊太郎と舎弟の谷弥五郎が中心であまり沢山の人が出てこないので読みやすい。

でもこれが3位かなとも思います。

「音楽的な口語文体が全編にわたって冴え、ある種の英雄抒情詩のようなスケールを獲得している」

と言う評もあります。

 

さて6月梅雨を楽しみましょう。紫陽花の花が大好きですが今年も綺麗に咲いてくれるかな。

梅雨の合間に青空がのぞいて綺麗な飛行機雲見たりしたら嬉しいですね。

いろいろ人生はあがったりさがったりですが・・・。

 

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