ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

ウォルト・ディズニーの約束

2014年03月27日 | 映画

を観てきました。

 

文句なくいい映画でした。

 

ディズニーは娘の愛読書である「メリーポピンズ」の映画化を長年にわたり熱望していたが、英国に住む原作者トラヴァースは彼のオファーを断り続けてきた。

そしてトラヴァースはハリウッドに脚本の内容を読んででからと決着をつけに乗り込んできます。音楽担当のシャーマン兄弟とことごとく対立して契約を破棄して英国に帰ってしまいます。

すぐにディズニーは英国に彼女を追いかけていきます。

いろいろ今までの経験や人生観を語り最後に「私を信じてください」と説得します。

鳩山が「トラスト・ミー」と言ってもオバマ大統領はおろか誰も信用しませんがやっぱりディズニーです。

 

他人を説得させるということは結構難しいです。

特にボランティア活動のリーダーやなんとか協会とかの会長など金が絡まない団体ではみんなを説得するには技量がいりますね。

究極の説得は恋愛して結婚の約束までこぎつけることでしょうか。

嘘ついたり、自分を大きく見せたり、素晴らしい夢を語り、ぶりっ子になったり大変です。オス鳥がメスの前で求愛のダンスをいろいろ踊るのだって苦労します。

そして綾小路きみまろのいう世界「あれから30年」となるのです。

 

トラヴァースの子供時代を演じるギンティ・バックリーも可愛かった。

お父さんが死ぬときに「私を一人にしないで」というシーンでは涙が出ます。(お母さんはいるのですがお父さんっ子です)

お父さんは家族を守るため社会に出ては部下に厳しいことを言ったりつらいこともやります。が家に帰れば奥さんにあたっても娘には優しく接しるようです。だからだいたいの女の子はお父さんが好きです。

 

昔ジュリーアンドリュースが好きで「サウンドオブミュージック」「ハワイ」そして「メリーポピンズ」などを観ました。

チム チムニー、チムチムニー私は煙突掃除屋さん

ジュリーアンドリュースの美しい声がよみがえりご隠居の若かった頃もまた思い出しました。

 

それにしても トーマスエジソン、ヘンリーフォード、ウォルトディズニー、最近ではビルゲイツ、スティーブジョブス

アメリカ人はおせっかいな所もありますが人類の生活を豊かにさせてくれた人が多いですね。

ご隠居もその友人もそして殆どの人たちも世の中の何の役にも立たないで死んでいくのは少しさびしいですね。

何年も前から春になるとご隠居の庭にヒヤシンスが咲きます。

球根を植えたことはないのに不思議です。

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古河桃まつり

2014年03月25日 | 旅行

古河桃まつりに行ってきました。

3月23日に行きましたが今年は寒かったせいかまだ開花したばかりでした。

JR古河駅からシャトルバスで古河総合公園に行きました。

ちょっと蕾が開きかけている感じです。

森や沼が点在している広い公園を散策していると民家園がありました。

土間や部屋が広々としていて冬は寒いだろうなと思いました。

再び駅に戻り古河の街を歩きました。城下町です。

武家屋敷

江戸時代、土井利勝が一時藩主となっていました。土井利勝は2代将軍徳川秀忠の側近。公正さを重んじて人柄と資質については江戸時代初期の幕僚としても抜きん出ていたそうです。

 

千葉県の佐倉藩主の時代もありました。

篆刻(てんこく)博物館

篆刻とは方寸(一寸四方)の石に篆書と呼ばれる書体で古代の漢詩などからとった言葉を刻んだ書道芸実です。

14世紀ごろ、中国で印材として適当な石材の発見と芸術性を求めて工人に頼らず自ら刻石し始めたことで、印章から分岐して篆刻は誕生したものです。

いずれにしても中国から伝わったものです。最近中国とは関係がぎくしゃくしていますが仲良くやっていきたいものですね。

鷹見泉石記念館

鷹見泉石は古河藩の家老。

幕末対外危機が迫る中、海外事情に関心を寄せ地理、天文など文献の収取に努めた。

渡辺崋山が描いた鷹見泉石像(国宝)は有名。教科書にも載っていたと思います。

 

このほか古河文学館、永井路子旧宅、歴史博物館などよく整備されていて気持ちよく歩けます。

古河駅前は普通のマンションやスーパーなどに囲まれたロータリーですが少し中に入ると豊かな歴史に育まれています。

 

ご隠居が行政書士事務所を開業したころからの友人である直井さん見てくれていますか?

直井さんの故郷の古河市に行ってきました。今度の日曜日あたり桃の花が見頃のようです。行ってみては?

 

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春一番

2014年03月19日 | 日記

が昨日関東地方に吹きましたね。そしてお彼岸。

列島は春から初夏に向かって一直線。

ご先祖様も

「お彼岸だったら来てよね。私淋しいの」と言ってるかも。

(笑点のネタ)  墓参りに出かけましょう。

どこからか沈丁花の甘い香りが漂ってきます。

 

さて当ブログも昨年の5月に開設して以来、訪問者が延べ1万人迫ろうとしています。

これも皆様のおかげと深く感謝いたします。

これからも精進していいものをUPする予定なのでご協力よろしくお願いします。

こう書くと老人ポイ?(まあ老人だけど)

 

これからも ヨロピク!

 

隣の家の小さな春

杏の花は桜に似ていますが少し早く開花するようです。

そういえば杏さんの朝の連続ドラマ「ごちそうさん」もそろそろ終わりですね。

近所のパルちゃん。

そろそろコートを脱ぐ日も近そうです。

 

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東伊豆の旅(2)

2014年03月14日 | 旅行

2日目はまず石廊崎に向かいその後下田に戻り街を歩きました。

石廊崎灯台  新島と式根島が見えます。

早春の海がキラキラと輝いていました。海の向こうはアメリカ。ペリー提督率いるフリーゲート艦「サスケハナ号」(黒船)が下田港に150年ぐらい昔に現れた時にはみんなびっくりしたでしょう。

この一帯は石廊神社(石廊権現)の敷地です。先端には熊野神社の祠もあります。

このロケーションを見れば海上交通・大漁祈願祈願の神社であることも納得できます。

白い灯台紺碧の海松林を吹き抜き潮風 日本の原風景ですね。

灯台は現在稼働していませんが7月頃一般公開があるそうです。GPSに押されて無用になりましたが途中のレストハウスも廃屋になったものもあり少し淋しい感じもします。

観光船に乗って海から岬を見るのも楽しいですよ。

 

さて私の大好きな町、下田にもどりました。

下田駅みたいに櫛形のホームがある終着駅はもうこれ以上先には行けない。折り返すだけ。

旅に出たなあという感じがして大好きです。(中央はリゾート21)

下田港

下田ロープウェイで寝姿山の展望台からの風景です。左に利島が見えます。

夕日が美しい下田港

玉泉寺の山門と本堂

日米和親条約が結ばれタウンゼント・ハリス総領事が下田に着任、玉泉寺は日本最初の米国総領事館として開設しました。

下田の青空に星条旗がまばゆい限りに掲揚されました。(私は見たわけではないがガイドに書いてある)

昭和54年の東京サミットでカーター大統領が来日してロザリン夫人とこのお寺を訪問しています。それを記念した碑です。

途中蓮台寺温泉で昼食をとったとか話題になりました。

玉泉寺境内にある日本最初の外人墓地です。

下田港を一周する観光船。サスケハナ号

途中の弁天島は吉田松陰が海外渡航を企てて隠れていた島です。

私は歴史の授業は暗記ばかりで嫌いでしたが江戸末期から明治初期までの話は好きです。

守旧派がが倒れて本当に実力がある人が世に出て日本全体が輝いていた時代です。

ペリー艦隊上陸の碑

了仙寺

日米下田条約が締結された寺院です。和親条約、その他、立て続けにいくつかの条約があります。

詳しくはパソコンで調べてください。

ペリーロード

安直楼

お吉が開いた小料理屋

唐人お吉。下田一の人気芸者だったお吉(本名斉藤きち)はハリスが病に倒れた時に看病することになりました。

もともと婚約者がいた彼女ですが・・・・最後は自殺してしまいます。涙の物語?

シナリオはいろいろあるので興味のある人はご自分で調べてください。

下田を歩いているとなまこ壁の住宅を目にします。

なまこ壁のある街並み。ほっとする旅でした。

 

ちなみに12月下旬から1月初旬に行くと爪木崎の水仙がきれいです。

以前に行ったときに撮影したものです。

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東伊豆の旅(1)

2014年03月11日 | 旅行

陽ざしは明るいのに毎日冷たい風が吹いていますが元気でお仕事頑張っているでしょうか。

小、中学校の校門前には母親と子供たちが晴々した顔で立っています。駅のホームには袴姿の女子大生が卒業の記念品をもらって賑やかに話をしています。

卒業シーズンですね。列島は寒くても着実に歳時記をこなしながら日時が進んでいます。

 

ご隠居も学校を卒業して希望に燃えて社会に乗り出した頃がありました。気の遠くなるような昔の話です。

いまや人生の卒業式が近づいていつお迎えがきてもいいかなどと思っています。

 

などと言いながら「南伊豆フリー乗車券、2日間電車バス乗り放題のおトクきっぷ!6000円」で旅に出ました。

自分の車で行っても高速代金だけでもそれ以上かかるなどと、せこいこと考えていてまだまだ言っていることとは違って死にそうもありません。

老人はしぶといのです。

千葉から特急に乗らず普通列車を乗り継いで来たら4時間ちょっとかかって河津駅に到着。

河津川沿いの河津桜。3月10日でお祭りも終わり。近くで見るとかなり緑の葉が出ていました。

観光客の数もすごいがボランティアの人もそこかしこにいて親切です。

そういえば前回の真壁町でもボランティが中途半端じゃなかった。どこも地域起しに涙ぐましい努力をしています。

伊豆急行線河津駅にて、特急踊り子

飯田家所有の河津桜の原木、樹齢60年、樹高約10m

菜の花の黄色との対照が素晴らしい。

ついでに河津カーネーション園にも寄ってみました。

花三昧の一日でした。

河津来宮神社 

国の天然記念物の「来宮様の大楠」で有名な楠(クス)です。

樹齢1000年以上です。熱海にも来宮神社があって間違いやすいのですがあちらにも大きな楠があります。そちらは2000年以上の樹齢だそうです。

 

暖かい春の日を浴びながら2万歩以上歩いた一日でした。明日は下田から石廊崎を歩いてみるつもりです。

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真壁のひな祭り

2014年03月02日 | 旅行

石の町・蔵の町で有名な、真壁町(茨城県桜川市)のひな祭りに行ってみました。

市街地には300余棟を数える見世蔵・土蔵・門などが歴史ある町割りと共に生きづいていています。

JR岩瀬駅より関鉄のシャトルバスに乗車するとバスガイドさんもいて観光のポイントなど真壁に着くまでの約30分説明してくれました。いい旅になりそうな予感です。

「源氏物語」の須磨の巻に「3月3日、陰陽師を召し、お祓いをした人形を船に乗せて流した」とあります。

流される人形は木や紙で作られ、災いや厄病、けがれを乗り移らさせた一種の厄払いを負わされていました。

 

これが流しびなの原点ですが一方子供が生まれると無事に育つようにと人形が贈られ3歳ぐらいまで枕元に飾られました。

室町時代から華麗になり現在に続いているとも言われています。

最近は本当に豪華で高価なものも多いですね。

しかし真壁町の何百年も続く家屋の黒光りする壁に囲まれて明かりに照らされた飾りを見るとひな人形の長い歴史を感じさせらえます。

吊るし雛

村井醸造

ご隠居の好きな試飲コーナー。純米酒「真壁」を購入しました。

武帝の時代、桃花の流れる水を飲み300歳の長命になったという伝えがあります。のちに桃の花を浮かべた桃花酒を飲み邪気を払ったそうです。

日本にもこの風習が伝わり形を変えて白酒になったそうです。

村井醸造のお雛さま

 

さて昼になりお腹もすきました。真壁は「すいとん」料理でも有名です。

バスの中で案内のあった「二葉」に入ってみました。

すいとんは団子状のものかと思いましたがここは板状でなかなかの味でした。

江戸時代、享保年間の作

花屋さんのひな人形

桃の節句、なぜ桜や梅ではないのでしょうか?

「日本書紀」や「古事記」にイサナギノミコトがモモの実で鬼や雷神を退散させた話があります。

中国でもモモは「鬼を憎むところ・・・よく百怪を制す」ここからモモの木で作った人形(桃人)を門にさし、桃の板を(桃符)を入り口にはり厄除けにしたといわれています。

すなわち桃にはかなりの威力があったのです。

生まれてきた子供を病気や災難から守って、長命であってほしいという親心がひな祭りの華やかさの中に隠されているのです。

街をを歩いているとあっちこっちに蔵があります。

これは新築の蔵でしょうか?

現代は桃はやさしく、ひな祭りの舞台は煌びやかです。

しかし昔の人の畏怖と願いが交差していたこともちょっと考えてしまいました。

 

朝から雨模様で残念ながら筑波山は見えませんでしたが、休日に知らない街を歩くのは実にわくわくするものです。ぜひ皆さんもどうぞ。

帰りに笠間稲荷によってみました。

本殿

手水舎も立派です。

 

 

 

 

 

 

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