を観てきました。
文句なくいい映画でした。
ディズニーは娘の愛読書である「メリーポピンズ」の映画化を長年にわたり熱望していたが、英国に住む原作者トラヴァースは彼のオファーを断り続けてきた。
そしてトラヴァースはハリウッドに脚本の内容を読んででからと決着をつけに乗り込んできます。音楽担当のシャーマン兄弟とことごとく対立して契約を破棄して英国に帰ってしまいます。
すぐにディズニーは英国に彼女を追いかけていきます。
いろいろ今までの経験や人生観を語り最後に「私を信じてください」と説得します。
鳩山が「トラスト・ミー」と言ってもオバマ大統領はおろか誰も信用しませんがやっぱりディズニーです。
他人を説得させるということは結構難しいです。
特にボランティア活動のリーダーやなんとか協会とかの会長など金が絡まない団体ではみんなを説得するには技量がいりますね。
究極の説得は恋愛して結婚の約束までこぎつけることでしょうか。
嘘ついたり、自分を大きく見せたり、素晴らしい夢を語り、ぶりっ子になったり大変です。オス鳥がメスの前で求愛のダンスをいろいろ踊るのだって苦労します。
そして綾小路きみまろのいう世界「あれから30年」となるのです。
トラヴァースの子供時代を演じるギンティ・バックリーも可愛かった。
お父さんが死ぬときに「私を一人にしないで」というシーンでは涙が出ます。(お母さんはいるのですがお父さんっ子です)
お父さんは家族を守るため社会に出ては部下に厳しいことを言ったりつらいこともやります。が家に帰れば奥さんにあたっても娘には優しく接しるようです。だからだいたいの女の子はお父さんが好きです。
昔ジュリーアンドリュースが好きで「サウンドオブミュージック」「ハワイ」そして「メリーポピンズ」などを観ました。
チム チムニー、チムチムニー私は煙突掃除屋さん
ジュリーアンドリュースの美しい声がよみがえりご隠居の若かった頃もまた思い出しました。
それにしても トーマスエジソン、ヘンリーフォード、ウォルトディズニー、最近ではビルゲイツ、スティーブジョブス
アメリカ人はおせっかいな所もありますが人類の生活を豊かにさせてくれた人が多いですね。
ご隠居もその友人もそして殆どの人たちも世の中の何の役にも立たないで死んでいくのは少しさびしいですね。
何年も前から春になるとご隠居の庭にヒヤシンスが咲きます。
球根を植えたことはないのに不思議です。