ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

読みましたか?

2013年05月28日 | 読書

読みましたか? 村上春樹
4月に村上春樹さんの新刊が売れて在庫がないというニュースを見てミーハーな私は早速読みたくなり書店に行ってみました。
「だんな今度の金曜日に入荷しますが部数が少ないので予約した方がいいですよ」と言われ爺さんといわれないだけましかと思い予約してきました。


           色彩を持たない
      多崎つくると
      彼の巡礼の年
面白い題ですよね。4人の友人がいて多崎以外は苗字に色が含まれている。赤、白、青、つまり赤松とか白井とか。
そしてある夏この4人の友人から突然の絶交宣言を受け多崎は自殺寸前まで追い詰められます。そして月日が経ち恋人の進めもありあの時の仕打ちが何であったか友人たちを訪ねるつまり巡礼なのです。推理小説風なミステリアルな部分もありぐんぐん読み進んでいけます。リストの「巡礼の年」という曲と重ねているのですが。国内だけの話かと思っていたら北欧フィンランドが出てきます。やっぱり北欧は村上さんの得意な場所でしょうか。

道路の両側はおおむね森だった。国土全体が瑞々しく豊かな緑色で覆われているような印象だった。樹木の多くは白樺で、そこに松やトウヒやカエデが混じっていた。
   フィンランド・スエーデン・ノルウェー 旅行したいですね。

村上さんは何の構想もたてずにかき始めたとのことです。何処に所属していても絵画、歌、写真、文章など達人といわれる人はいますがそれを一歩乗り越えて世の中に認められるのにはどんな努力をするのでしょうかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京日和(東京駅)

2013年05月26日 | 旅行

東京の街がますます魅力的になっていきますね。

スカイツリーはもちろんのこと、新しくなった東京駅、ますます便利になった地下鉄副都心線、東京タワーもまけまいとライトアップで競っています。

 

そうそう東京駅前のかつての中央郵便局跡にできたKITTEのビルにも行ってみました。

          *東京駅(KITTEから)

このビルの5階庭園から見る東京駅はなかなか素晴らしいですよ。休日に東京駅の丸の内側に降りると沢山の人々が駅をバックに写真など撮影しています。私が生きてきた記憶の中ではこんな東京駅の光景は初めてです。


「東京物語」と書くと映画好きの人なら小津安二郎監督の同名の映画を思い出す人もいるかもしれません。

東京駅の丸の内側には黄色のはとバスがずらりと並んでいます。

    はとバス オープンバス O‘Sora mio(オーソラーミヨ)

        *東京タワーと増上寺

 

        *浅草寺

 

 

     *スカイツリー

東京物語でも尾道から上京した老夫婦が東京見物にはとバスに乗ろうかとのことになりましたが肝心の息子たちは忙しいと断られ結局次男の嫁さん(原節子)が同行することになります。

当時の映画はモノクロだからはとバスが何色か分かりません。最近山田洋二監督の「東京家族」という映画が上映されましたがご覧になりましたか私はまだ観ていません。

はとバスは完全な民間会社かと思っていましたが東京都が40%近くも出資しているそうです。知っていましたか?

ところで原節子さんはまだ鎌倉で元気で暮らしているのでしょうか。

山口百恵さんとか大物は引退すると世間に出てきませんね。もっとも森昌子さんみたいに子育てが終わってTVに出てきたと思ったら銀座のクラブのママになったり、あれはあれで人生楽しんでいて羨ましい。しかし最近病気とか?

私は若い頃シナリオライターの講座に通っていたことがあり「東京物語」にはちょっとした思い出もありますがそのうちボチボチ書きたいと思っています。

なにはともあれ人生はくよくよしないで酒に旅、

ちょっとばかりの仕事で最後まで楽しみましょう。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大多喜町の旅 

2013年05月24日 | 旅行

ブログが立ち上がったので、ブログ作成を覚えるまでのつなぎに、

以前私が大多喜町観光協会サポーターブログに投稿したエッセイをコピーしておきます。

ジャンヌさんに編集してもらいました。

 

 

ノジャさんぽ ハーブガーデンからお城まで 

久しぶりで愛人とドライブして県道27号線を大多喜方面に向かっている

この愛人は色が黒くて美人だがワンワンとしか言わない。(だから私なりに内容を理解する)

そう助手席に乗っているのは黒柴犬のメグである。少々気が荒いので怒り出すと顎に食いつかれることがあるので気をつけなくてはならない。

もっともソフトバンクのカイくんみたいにおりこうさんだとおそれおおくて「お手」などともいえないが、バカ犬は気楽に殴ったりできる。

ハーブアイランド・ハーブガーデンという看板が見えてきた。ウインカー左に出し車を駐車場に入れる。ちょうど団体のバスも到着した。

明るいガラスの天井にデッキ材の床、清潔で気持ちがいい。左側には温室が見え各種のハーブが植栽されている。

団体客はあらかじめセットされている席に案内され、私は丸いテーブルに座った。

トマトパスタ、サラダ・ハーブティ付をオーダーした。

写真のように茹で上がった美味しそうなパスタが出てきた。腰があってなかなかな一品だ。

 いつもはパスタなんか食べないくせにっ なに気取ってフォークなんか使っているのよっ

 うるさい パスタを箸ですくっていたらおかしいだろう。

先日「RAIRWAYS」を観たら、奥さん役の高島礼子が品よくハーブショップを経営している設定になっていた。 あれが良かったので空気の良い所でハーブティを飲みたくなってこうして出かけて来たのだ。 (★ノジャ★コーナー★)

 アンタにはかけそばにどくだみ茶のほうが似合っているわよっ

・・・(*o☆)\バキッ!・・・・アッジ、アッチチ 頭にハーブティかけないでよ!火傷して毛が抜けたらどうするのよ。乱暴な男ねっ。

 ゴチゴチャわめいているとそこのドッグランに捨てていくぞ。

 ドッグランは愛しい犬を遊ばせるところよ。可愛いワタシを捨てるな!

さてお腹も一杯になったので店を出て少し走ると横山交差点に出る。右手前方に十万石ドライブインが見えてきた。

 犬でも食べられるようなおやつがあるかもしれない。あそこに寄ってみましょうよ。

 だめ、今日はお城に行って帰る。またこの次に連れてきてあげる。

 年金生活者みたいに楽しいことは小出しにするようなチマチマした事はやめたらどう。

 おまえバカだね。今はね年金生活者が一番金持ちなの。オレオレサギにあってもすぐに何百万円もの現金用意できるじゃないか。そういえば年金未納が分かり四国霊場巡りのパァフォーマンスしていた菅さんも総理大臣閣下になったな。

 (自慢じゃないけど、ワタシは年金全額未納。老後はこのマヌケな行政書士のオッサンに託している。いやな奴だけけど、すこし尾っぽでも振っておこう。 この間寝転んでお酒飲みながらワタシの耳を引っ張ったんで、顎に咬みついてやったら跡が残ったらしく外出するときにしばらくマスクしていたわ(ぎゃはは・・・!!(^Q^)/^) まだ覚えているかしらん?) 

 なにブツブツ言ってるんだ。

 もつくわです。くわくわ。もつぐわですか。もつぐわ。(純粋な犬語)

これは椎名誠さんの近未来小説「走る男」(朝日新聞社刊)のなかで主人公が犬とさ迷う場面で出てきます。最初はつまらない小説だと思いましたが結局最後まであっさり読みました。さすがに椎名さんですが彼のはエッセイを含めて当たりはずれが多いような気がします。

さて車は交差点を直進していすみ鉄道のガードが眼に入ってきた。突然ムーミンの可愛いペイントの黄色い列車が轟音と共に走り去った。

 

 メグ、ここはただのガードと違うんだ! 

ユートピア、夢の里への入場門だ!

 

最初の信号を右折すると黒い雲がモクモクわいてきた。

ピカッ ゴロゴロ

 雨になりそうだわ 先を急ぎましょう 

 そんなに慌てるな。オレは旅先で雨に打たれた経験はあまりないんだ。とにかく城の下の駐車場まで行こう。

 ザァー、バシャバシャ

 そ~ら降ってきたじゃな~い。アンタは科学的根拠のない自慢話が多いわ。どこかの協会の会長と同じで、何処でもペラペラやっているけど感動というものを与えないのよね

すぐにいすみ鉄道大多喜駅が見えてきて、私の友人のJ氏が活躍している観光本陣もあったが今日のところは割愛。踏み切りを渡りメキシコ通に入るとさらに雨はひどくなってきた。

 

突然17世紀ごろのスペイン人のような服装をした一行がやってきた。

そこだけ陽光が当たって雨が降っていない。私は車を止め一行に歩いて近づいた。

「この雨の中、今年のお城祭りのパレードのリハーサルですか。ご苦労様です」

「おぬしは何を言っているんだ。私はドン・ロドリゴ、フィリピン諸島の臨時総督だ。サンフランシスコ号で沖合を航海していたが遭難して親切にも本多忠朝公に助けられた。これから江戸表に出向き徳川二代将軍秀忠とのに謁見に参るところだ」

「またまた、もう21世紀です。江戸表では菅直人ってのが殿様で、後ろに小沢という影の家老がいて二人で威張っていますよ」

「うるさい!ガタガタいうと叩き切るぞ」(本当はロドリコさんは優しい人です)

「うわぁぁ。ご勘弁を」

ワンワン そろそろ晴れてきたわよっ目を覚ませ

 なんだ 夢か、なんか言っていたか?

 怖い夢でも見てたの? 大声で寝言言っていたわよ。 起きていれば携帯電話で、でかい声でわめいているし、アンタは歩く騒音よっ。

 おいおい、そんなに飼い主を悪くいうもんじゃないよ。 車おいてそこの坂道を登って大多喜城までいこう

 コラッ! ケツの穴丸出しにしてそんなに先に行くんじゃない

 あいかわらず品がないわね~。

犬は、下り坂は苦手だが上りは得意なんだ。

 立派なお城だろう ここを舞台に小説でも書いてみたいね。

美しいお姫様がいてさ。 しかしこの姫がものすごい浪費家で藩の財政が傾くんだ。農民の暮らしは困窮してクーデターが起きる。大多喜版「ベルサイユのバラ」みたいなもの。

 アンタの体型をみていると「ベルサイユのバラ」より「Lサイズのハラ」という題がぴったかも。

 ・ ・・・・・まあいいか。天守閣に登ってみよう。山城は眺めが本当にいいよな。   メグ、向うが太平洋だ。深呼吸してごらん。

 気持ちよくなってきた~ なんか一曲歌ってよ

木々の緑 赤く萌える薔薇が咲くのが見える
あなたと私のために そして私は一人つぶやく
なんて大多喜はすばらしいのだ

紺碧の空 純白な空 輝くように晴れた日も
神秘的な夜も そして私は一人つぶやく
なんて大多喜はすばらしいのだ

七色の虹が 空に美しく映える 大多喜の人々の上に輝く
握手を交わす人々 「はじめまして」と挨拶している
けれど本当は「愛しています」といっているのさ

大多喜の赤ん坊の泣き声 彼らが育つのを見守ろう
彼らは私の想像以上に多くを学んでいくだろう
私は一人つぶやく
なんて大多喜はすばらしいのだ

 アームストロングの歌ね

どうみても島倉千代子の歌じゃねぇょなあ.。o○

 完  

 本当は大多喜城の中に犬は入れません。悪しからず。 (by ノジャ)

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きっかけは=いすみ鉄道 

2013年05月10日 | 旅行

はじめまして 野崎幸治です。

いすみ鉄道の花のスポンサーに応募してみようかなと思って、ブログを立ち上げてみました。

ブログに初挑戦です。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする