ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

いきいき茨城(神栖市波崎)

2019年03月28日 | 旅行

先日用事があって佐原に行きました。

郵送で済む話なのですが「おめぇの顔見なければ印鑑押さない」とかで出かけて行って無駄話をしてお昼をご馳走になりENDです。

そんなことだろうと思ってカメラを持っていき午後から利根川沿いを下って波崎町まで行ってみました。

波崎町は風車の町です。現在は神栖市波崎となりました。

利根川をはさんで銚子市と向き合っています。

平成30年2月現在44基の風車が立ち並んでいます。

クリーンエネルギーの町です。ドラマの舞台にも良く出てきます。

ウインドパワーかすみ

ご隠居は原発はいらないと思っていますが太陽光発電もどうかなと思います。

景色のいい場所でもやたらに樹木が倒されて殺伐としてその上、山手線内の敷地全部使っても原発一基分ぐらいとか。

むなしいですよね。

まぁ電気がなければ即生活が出来なくなるわけですので贅沢は言えませんがね。

この太平洋の風から電気が造られるんですね。

ピッカピカのできたての活きのいい電気です。東京の方に行くのかな。

銀座の夜を明るくしてくださいね。

波崎の海水浴場の方に来てみました。

風が吹くと砂丘の模様がどんどん変化します。

ちょっと淋しい感じです。でもハマグリなど貝類はたくさん取れるらしくて「二枚貝の採取禁止」の看板がありました。

銚子の友人が言っていましたが波崎の海岸は北向きなので太陽が輝いていてもむなしく感じるとのこと。

波崎漁港でs。日本有数の水揚げ量を誇る漁港です。

ここからも風車が見えます。

波打ち際を見ていると寂しいのですが一歩中に入れば鹿島臨海工業地帯の真っただ中で124号線状はとても賑やかです。

風車と漁港と大工業地帯と変化に富んだ町でした。

 

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東京日和(高尾山山頂)

2019年03月19日 | 日記

もうすぐ山頂です。

仁王門を抜け御本堂へ。

ケーブルカーの駅が約472m、頂上が599m少し上り坂を来たわけですのであと100ぐらいの標高差ですが本堂のわきの階段を上るあたりから少しきつくなります。

最も若い頃なんかはあっという間に登ってしまいましたが。

御本堂

天狗と高尾山。

天狗は日本独自のものではなく源流をさかのぼると「インド」に辿り着きます。

中国語訳されたときに「天狗」の字になったそうです。地上に受難を及ぼし自然の恐れとしてとらえられています。

さらに登ります。

日本では山岳宗教と関係があり激しい山での修行を極め抜群の呪力、霊力を得た実在の人物が山に対する神秘感から里山では天狗と言われたとか。

山中に出没する天狗というものと山伏たちの姿がダブったのかもしれませんね。

かつてNHKのダーウインがきたの放送で夜になると本堂の屋根裏からムササビが出てきて飛び回る映像がありました。

遠くの東京の夜景とムササビが飛び回る神秘さが何とも言えなく良かった。

日本では天狗も夜行性の生物もみんな人間臭いのかなと思いました。

さらに登ります。この辺から階段はなくなり山道です。

御本社を下から失礼します。

サルもゴミは持ち帰れと忠告しています。親は困っています。

やっと山頂に到着しました。599m。600mに1m足りないのは謙虚ですね。

ビジターセンターです。ムササビのことが分かります。

お腹もすいたのでとろろそばでも食べたかったのですが混んでいたのでやめました。

さて頂上からの眺めですが・・・

この先に富士山が見えるのですが春になるとちょっと霞んでいて無理ですね。

11月頃空気が澄んできたころもう一度来たいなと思いました。

若い頃ならここから城山に下り相模湖に下るか、さらに稜線に沿ってを景信山から陣馬山までよくハイキングしました。

春先または晩秋の頃はとても気持ちがいいです。夏は暑いので止めた方がいい。

さてこれで高尾山のお話は終わりです。5年ぶりの懐かしい山のハイキングでした。

 

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東京日和(高尾山続き)

2019年03月18日 | 日記

千葉では風が冷たいのですがいい天気です。

20日頃には靖国神社の桜の木の開花宣言が出されそうです。春です。

 

さて高尾山の旅の続きです。

サル山を見て何となく気分も和らいで先に進みます。

たこ杉

高さ37m、目通り、幹囲6m 推定450年

昔薬王院の参道を天狗衆が工事をしていると大きくて邪魔になる杉があり、この杉を切り倒して取り除くしかないということになった。

その話を聞いた杉は一晩のうちに根をくるくる曲げて参道の邪魔にならないように道を開けたそうです。

昔の人はこれを天狗様の神通力としてありがたがったそうです。

たこ杉は「道を開く=開運」ということで開運の杉として祀られました。

ご隠居も開運はもうどうでもいいですが金でもお儲かりますようにと手を合わせました。

小腹も空いてきたので早くも一休み、権現茶屋で黒ゴマ団子を食しました。

一本350円は高いような気もしますが気分です。太ったお姉さんも愛想が良かった。

浄心門をくぐるとますます参道はお寺の雰囲気が出てきます。

夜になるとライトアップされるのかな?ちょっとわからない。

左に行くと階段のきつい男坂、右はなだらかな上りの女坂です。

もちろん階段は膝に来るので女坂を歩きました。

参道には苗木を寄付した人たちの名前が並びます。

もっとも苗木1000本と書いてあっても自分でかついで持っていくんじゃ止めたという人も出てくるでしょうからお金で寄付することになります。

一口3000円、このように参道に掲示されるのは1万円以上だそうです。

初詣に行ってちょこっとお札をいただくと5千円、1万円と言う感じですからこれはなかなかいいですよね。

ようやく山門に到着です。

増長天(ぞうちょうてん)

おごれる心をうちのめし

安らかな社会を守ります。

ご隠居も打ちのめされないように謙虚に生きていきます。

ここからが本当に薬王院の境内です。

良縁結び、諸縁吉祥、御縁を求めて若い人も是非どうぞ。

おみやげも楽しそう。天狗のかりんとうで鼻なんかかじってもだいじょうぶでしょ

左の方が社務所で御朱印などをいただけます。

他と同じように300円ですが1年のうちに何十回と来ている人達のために100円の簡略式のもあり記録を作っている人達がいます。

綺麗な御朱印ですね。

車に張るステッカーはやはり天狗様です。

千葉から来たこぎたねぇ爺さんが天狗のうちわを振りかざし

もっと景気が良くなれと騒いでいます。いやですねぇ。

 

もうすぐ頂上ですがちょっと用事が出来ました。

続きは明日にします。ごめんなさい。

 

 

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東京日和(高尾山)

2019年03月12日 | 日記

5年ぶりで高尾山に行きました。

学生時代は「高尾山の生態調査」でよく授業で行ったので懐かしい所です。

しかし最近の休日の混雑の様子をテレビのニュースで見ているとちょっと足が遠のきます。

京王電車で新宿から50分も乗れば到着です。

あっという間にホームから自然豊かな空気が漂う高尾山口駅です。

ご隠居も知らなかったのですが最近「高尾山温泉極楽湯」と言うのが出来たそうで駅からそのまま温泉施設に入れるみたいです。

山の帰りに温泉に入ってビールでも飲むと最高かもしれませんね。

高尾山周辺はお蕎麦屋さんが沢山あります。特にとろろそばはお勧めです。

「高橋屋」さんはよくテレビにも出てきますよね。ケーブルカーの駅前です。

こんなに沢山のお蕎麦屋さんがあります。

ケーブルカー駅前のお土産屋さん。

高尾山は全国的に有名になりましたがお土産品は「天狗焼」以外はパァとしません。

成田さんの羊羹、川崎大師のくずもちとかのような決定的な商品を早く作ってください。

さあ山頂目指しましょう。気分的に。歩く気はないけど。

自然研究路は6コースあります。1号路が楽で年をとっても2時間もあれば登れるでしょう。琵琶滝のコースは面白いがきつい。

さてご隠居は能書きはさておいてケーブルカーで上りましょう。暖かい日だと隣のリフトも気持ちが良いが二人乗りだからカップルにお勧めです。

シーズンの休日にはこの前に登山客が並び一時間以上待つのも当たり前とか言われていますがどんなものでしょう。

青葉号に紅葉号。どう見てもこれは青葉号ですね。

駅を出るとすぐにトンネルです。旅の気分が高まってサービスがいいですね。

紅葉号と交換です。

この後日本一の急勾配、31度18分に差しかかります。

下りに乗っているとひざが前の方に滑ります。

駅を降りるとすぐに展望台です。

夏になるとここからのビァガーデンの様子がTVのニュースになります。

今年もゴチャゴチャ言っていてもすぐに夏がくるぞ。

レストランの後ろの階段を上ると関東平野が一望です。

今日は晴れていますが少し霞んでいます。

隣の滅茶苦茶大きな望遠レンズ付きカメラを持っていたオッサンがスカイツリーも見えるとか喚いていました。

うるせぇんだよ。貧乏人のひがみ。

反対側を見ると圏央道の八王子ジャンクションが見えます。

計画が持ち上がった時は高尾の自然が破壊されると反対運動がありましたが出来ちゃうとどうっていうことはありません。

さて歩きましょう。

高尾山さる園・野草園の前に来ました。

普段は素通りなのですが今日はブログに載せるからなにか話題があるかなと思って入ってみました。

約70頭のサルがいます。一つの群れだそうです。

ガイドのお姉さんによるとここのサルのボスは平成15年から権力を握っているそうです。

やっぱり強いのがボスになるのか聞いたら、優れて行動力そして面倒見が良くて子供にも優しいそうです。

人間も力が強いだけではリーダーにはなれないけど、裏で駆け引き上手な姑息な奴がよく社長にあったりするのが違うかなと思いました。

ガイドのなんとかさん。

ご隠居的にはサルより人間の女性の方がいいな。

続きます。

 

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ときめき神奈川(曽我梅林)

2019年03月09日 | 旅行

松田の桜まつりと同じ日に出かけたのですが時間が経ってしまいました。

このところ滅茶苦茶仕事が忙しくてごめんなさい。

さて曽我梅林です。

御殿場線、下曽我駅で下車して畑の中を歩きます。

御殿場線がのんびり畑の中を走って行きます。

少し先に白梅が見えてきました。

かなり広い面積の梅林となっています。各梅林を合わせると35,000本もあるそうです。

この地は日本三大仇討の一つ「曽我兄弟」の主人公曽我十郎、五郎兄弟が育った場所だそうです。

ご隠居の好きな三大なんとかです。

「三大仇討」とは曽我兄弟の仇打ち、鍵屋の辻の決闘、もう一つは諸説ありますが浄瑠璃坂の仇討または赤穂浪士の忠臣蔵。

ただ赤穂浪士の方は厳密に言えば仇討ではないのではずす人が多いそうです。

(すっきり晴れているとこの向こうに富士山がみえます)

1193年(頼朝が征夷大将軍になった翌年)に曽我兄弟が父の仇である工藤祐親を討取った事件です。

結構話が難しくて工藤祐経と伊藤祐親が領地争いがあり工藤が伊藤を殺そうと計画するが誤ってその子供を殺害。

その子供には奥さんがいたが後家になり曽我氏と再婚する。そこで生まれた子が曽我兄弟です。

富士の裾野で頼朝が巻狩りをするがそれに乗じて工藤を殺害します。その後二人も死んでしまいます。

仇討を決行するまでにいろいろ苦労話がありますがむずかしい。

鍵屋の辻の決闘は渡辺数馬と荒木又衛門が数馬の弟の河合又五郎を伊賀上野の鍵屋の辻で打った話です。

浄瑠璃坂の仇打ちは宇都宮藩で前藩主の法要の時に出席者同士の争いが始まりだそうです。

 いい天気の日に梅の花を見ながらかたき討ちの話もないですよね。

何処にも今はキャラが来ますね。

梅の花を見に行きますと道真公の話となりますがここには小さな八幡様が鎮座していました。

賑やかに日本列島にも春がやって来ました。

これからいよいよ桜のシーズンです。

あと何回桜の満開の姿を見れるかわかりませんが春をどんどん楽しもうではありませんか。

 

 

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2019/3月

2019年03月02日 | 日記

2019年もはや3月になりました。

毎年のことながら一日一日の時間が過ぎ去るのが早いですね。

昭和の中ごろには明治時代というと本当に遥か昔と言う感じがしましたが平成が終わって

次の新しい年号が始まると昭和生まれなんて言うと化石のように扱われるかもしれません。

 

適温の 紅茶ひと口で 弾む朝 幸せハードル 低くてよかった

(朝日歌壇 上越市 大堀みき さんの作品)

年を取ると朝の小さな幸せ気分がそのままおだやかな一日になりそうでいいですよね。ご隠居にピッタリな短歌です。

若い人たちはこれからですから、大会社に入って出世してとか、IT企業を興して大金持ちに、あるいは理学部の教授にでもなって大きい発明をしたいとか、

朝からのんびりしていられません。

ご隠居は子供の頃は都電の運転手になりたかった。高校の頃は地理の先生、大学時代に入ってからは都会のオフィスで一日過ごすような仕事は嫌だったので営林署か尾瀬林業みたいな会社に入って鳥の鳴き声を聞きながらの仕事がいいなと思いました。すべて希望はかないませんでした。サラリーマン時代はパァとせず約13年で辞め、独立しましたがそれも儲からずこんな年になりました。

大体の人は思い通りにならない人生で退職金もらってからは、毎朝庭の木でも見ながらまずはミルクティでも飲んでいる人生でいいんじゃないでしょうか。

よけいなことですがご隠居は紅茶会社に13年勤めていたんですよ。だから紅茶は大好きです。

みんな長く生きていると色々なことがあって当然ですが今年も春がやって来ました。

遠くに行かなくても春は楽しめますね。

千葉といえば菜の花ですが日本中菜の花の美しい場所はありますね。

食用に全部が全部しているわけでもないのでしょうがこの花が日本人は好きなのでしょう。

早咲きの桜も奇麗です。

東京湾も日差しと共に輝きを増してやる気を出してきました。

海もやる気を出してきたので海辺も綺麗にしようということでしょうか。

NTT東日本の関係の諸君が清掃のボランティアで集まっていました。

保護司会でもいろいろボランティア活動をしますが最後は記念写真撮って会長かなんかの挨拶があってやれやれとお開きになります。

「本屋大賞ノミネート」の文字につられて「熱帯」を買ってしまいました。

作家自身も登場して、若い頃、本書と同じ本を手にしたものの読了前に紛失して、以後探しても入手できないどころか、そんな本自体が存在していたのか疑わしいと言うところから始まります。

同じように奇妙な出会い方によって引き寄せられた登場人物が調査に乗り出しミステリアスの展開になります。

そして半分が過ぎ第4章「不可視の群島」から話ががらりと変わり面喰います。SFファンタジー小説になります。

今まで読んできた小説とは一味違うなと思いました。

最後に森見登美彦氏が

「作品中に描かれている事柄は、あくまでこれらをもとにして膨らませた妄想であり

必ずしも参考文献や歴史的事実を忠実になぞっているわけではありません。

その点をご理解いただければ幸いでございます」と書いています。

 

なにはともあれ春近し、散歩に読書に買い物にと春を楽しみましょうね。

 

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