2017年も早一か月が過ぎてしまいました。もっとも毎年おんなじことを書いていますね。
今年は去年よりも寒さがきつい感じがしますが如何でしょうか。地球温暖化とは関係ないのでしょうか?
過去に地球は10万年ごとに氷河期と間氷期を繰り返してきたわけで単なる人間の活動だけで温暖化が進んでいるとも思えないのですがどうでしょう?
一週間の天気予報が当たればいいという程度に考えていた方がいいかもしれませんね。
シベリアの 寒気団なる 一団が 日本にはいる 成田を経ずに
(読売歌壇 東京都 武藤義哉さんの作品)
北国からの御一行様がパスポートも持たず税関も通らずに勝手にやって来て日本人を震えあがせる。 ユーモアがあってこういう歌は大好きです。
俵万智さんの選です。若い感じがします。
さて今年もお正月に成田山新勝寺に初詣に行きました。
本堂に続く参道は今年も善男善女であふれていました。
仏教は殺生を禁じているはずなのに山門前で堂々と鰻をさばいているのにいつも違和感を持ちます。お不動様は寛大だからとりあえずいい匂いに誘われて参拝客が増えればいいやと思っているのでしょうか。
登録有形文化財の大野屋。先日テレビで放送していましたが3階の大広間は立派です。
今年もいい天気でポカポカしていて幸せな一年間を過ごせればいいなと思いました。
今年も商売繁昌のお札をいただいてきました。
平成30年は成田山開基1080年だそうです。ご本尊不動明王のご霊光にすがりましょう。
いつもよりご利益があるそうですから遠方の人もぜひお出かけになって千葉でお金を落としてください。
招き猫のたまと一緒に事務所に金運をもたらせておくれ。その歳して金儲けしてどうするんだと言われれば、ないよりあった方が何処に行ってもニコニコされていいんじゃないかな。
先日本屋をぶらぶらしていて久しぶりで宮部みゆきさんの本を買いました。
(アマゾンで買う方が便利ですが本屋さんの店頭で手に触れて買うのもいいですね)
宮部みゆきの本は昔はよく読みました。
「火車」から読み始めて「理由」「ペテロの葬列」「本所深川ふしぎ草紙」など、また「龍は眠る」「蒲生低事件」とか超能力の話はあまり好きではありませんでした。
そして「模倣犯」、あまりにも長い話でこの辺から読破するのがつらくなり止めていました。
この「楽園」は模倣犯の時に活躍したルポライターの前畑滋子が活躍する話なので買ってみました。
(未曽有の連続誘拐殺人事件から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、いまだ事件のダメージから立ち直れない)と本のカバーに書いてありました。
まだ「上」しか読んでいません。超能力の話も入っていますがそれによって突然次元の違う世界に入るなどというストリーでもないので面白そうです。
それにしても「模倣犯」を読んでいた頃から9年もたってしまいました。
1月27日の金曜ロードショウーに何回目かの「耳をすませば」が放送されましたね。
ジブリの作品のなかでも酒飲みながら横になって何回観ても素晴らしい作品です。
聖司、雫、夕子、野球部の杉村(この人だけ名前はわからない)の織り成す青春ドラマ、早々猫のムーンも大事なキャストです。
誰でも一度は経験したことのある話です。もっともボーイフレンドがイタリアにバイオリン制作の修行に行くので別れるというのはかっこ良すぎですね。重い。
せいぜい夏休みが終わったら親の転勤で転校したとか。社内恋愛していたら転勤になり、連絡取りあうのがめんどくさくなってきたら現地で彼女が出来たとか長く生きていると軽い話も多いですよね。
聖司と雫が古道具屋「地球屋」で二人で歌を唄っていると主の西老人と仲間が帰ってきてみんなで楽器を奏で合唱するシーンが好きです。
ご隠居は大の音痴で歌一つ満足に歌えませんので楽器が弾ける人は羨ましい。そして仲間ができて演奏会なんかしたらいいでしょうね。
まあご隠居は口三味線は得意ですが長くやるとみんなにひんしゅくか買います。
そうそう物語になった聖蹟桜ヶ丘駅は京王線の新宿駅から特急で25分くらいです。多摩川の鉄橋を渡ると電車は大きくカーブして駅に到着します。
ここから北野駅まで左側に多摩丘陵のなだらかな丘が続き雛段になった住宅地が幸せそうに並んでいます。(最近この辺も老齢化がすすんで坂がきついという話もあります)
野猿峠とか百草園とかのどかな場所もありますので春になったら日向ぼっこを兼ねて出かけてみては如何でしょうか。ジブリの世界です。