ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

私を流山に連れてって

2014年06月26日 | 旅行

2014ワールドカップサッカー、日本は一次リーグ敗退。残念!ご隠居みたいな、にわかサッカーファンはもう終わりですが本当のファンは最後まで楽しんでくださいね。

 

千葉県流山市ご存知でしょうか。江戸川の豊かな水の流れと深い緑の森に囲まれた東京のベッドタウンです。

今回も太郎さんと花子さんに案内してもらいましょう。

 

「久しぶり太郎さん。柴又以来ね 」

「とりあえずビール、いや花子さんという感じで気楽に誘いました」

「はい。はい。ビールでもホッピーでもいいわ。出かけましょう」

「本土寺を案内しましょう。日蓮聖人から長谷山本土寺の寺号を授かり関東地方きってのアジサイの名所です」

「説明読むと流山市じゃなくて松戸市になっているわ」

「福岡の方から見れば流山も野田も同じようなものですよ」

「アバウトね。よく九州の話が出るけれどあっちに愛人でもいるんじゃないの」

「そんな金のかかる物品は持っていないですよ」

「俵万智さんの短歌に 

   思い切り愛されたくて駆けていく6月 サンダルあじさいの花

というのがあります。花子さんもそのパンプス、アジサイにぶん投げて恋でもしたらどうでしょう」

「ちょっと短歌の解釈が違うんじゃないの」

「啄木の短歌、

  昨日より色の変われる紫陽花の 瓶をへだてて二人かたらず

がいいわ。静かな恋がしたい」

「紫陽花は色が変わっていくのがいいですね。どの色の時、天麩羅にしたら美味しいでしょう?」

「紫陽花は鑑賞するものよ」

「これはアジサイの改造種ですね」

「私がもの知らないからと言ってこの花がショウブかアヤメかぐらいはわかるわ。ぼんやりしているとすぐにでたらめ言うんだから」

「ご立派です」

「なにが立派よ。バカ!」

 

「松戸に来たついでに戸定邸(とじょうてい)に行ってみましょう」

「はい。附いて行きますどこまでも。とか心にもないこといったりして」

「なにか言った?」

「いやひとり言」

「今頃はどこに行っても緑が綺麗ですね」

「ここはどこのお屋敷だったの?」

「水戸藩最後の藩主、水戸昭武が建設したものです」

「偉い人は景色も素晴らしくいい所にこだわります」

「ヨーロッパに行くとお城なんか一番見晴らしのいい所にあるわね」

「今度海外旅行にでも行って見識を深めてきます」

「くだらないお土産はいらないから、あとで質屋に持っていったら高く買ってくれるような物にしてね」

「ふざけるな ばばあ」

「ばばあ?ばばあなんて何処にいるの」

「失礼しました」

「おみやげは 無事故でいいのよ 太郎さん とか可愛いこと言えないんですかね 謙虚になりましょう」

「大正時代の交通標語みたい。だいたいいつも何の役にも立たないようなお土産買ってくるからよ」

 

「やっと流山駅に着きました」

「常磐線は通っていないのね、これ私鉄でしょう?」

「昔常磐線を建設しようとしたら流山の人達が反対したので迂回したんだけれど後になって便利なのに気が付いて町民鉄道として馬橋駅・流山駅間を開業したらしい」

「先見の目がなかったのね」

「声が大きい。ここは地元だ」

「近藤勇の陣屋跡です」

「あの新撰組の?」

「ここには2,3日しかいなかったらしいけど流山では近藤勇と小林一茶が有名人です」

「近藤勇とは関係ないけれどピザの美味しい丁字屋さんです」

「ご馳走してよ」

「今日は別の所を予約してあります」

「また、回転ずしなんて嫌よ」

「トラストミー まかせなさい」

「一茶双樹記念館につきました」

「一茶はみりん(調味料で使うけどお酒)開発で大金持ちだった秋元三左衛門(双樹は俳号)をたよって流山を何回も訪れたらしい」

「みりんより早く焼酎の水割りでも飲みたくなったわ」

「俳人というと枯れていて浮世離れした人というイメージが強いけれど一茶は金に関するエピソードも多いし、晩年故郷の信州に帰ってから若い奥さん貰って年の差婚で俗っぽかったらしい」

「太郎さんは初めから俗っぽいけれどお金にも女性にも縁がないわね」

「どうせあたしゃ甲斐性なしですよ」

「すぐにひがむんだから。このいじけ虫」

「江戸川の土手の上にでました」

「この前行った柴又はこの下流よね」

「そうです。さみだれを あつめて早し 花子さん」

「私はゴミか!」

「予約していた割烹料理の柳家さんつきました」

「あら高そうなところね。株かなんかで儲けたの」

「株なんか儲かるわけないでしょう。ちょっと紹介料が入ったのです」

「あいかわらず口先三寸のことやっているのね」

「味の方はどう」

「うーーーーん。これは あれで なんですねぇ」

「訳わからない。もうすこしましなコメントないの。彦摩呂さんみたいに」

「わぁ!これはジュシーで新鮮で江戸川の七つ星だぁ」

「その調子」

「ところで酔ったついでに聞きますが花子さんの結婚観はどんなものでしょうか」

「インディジョーンズみたいな人と波乱はあっても最後は穏やかに暮らしたい」

「ハリソンフォードのファンですか」

「いや考古学者みたいな人と結婚したい。だって奥さんが古くなればなるほど大事にしてくれるでしょう」

「アガサクリスティのコピペですね」

          END

本土寺ーー 常磐線北小金駅より徒歩約10分。参道にはシーズンとなると沢山の土産物屋さんが出ています。もみじの木がたくさんあるので紅葉の季節も素晴らしい。

戸定邸ーー常磐線松戸駅から徒歩10分。庭園がとにかく整備されています。庭園に降りて散策できる日もあるので調べて行ってください。

流山駅ーー常磐線新松戸駅より流山電鉄で行くのが便利でつくばEXをつかうより趣があります。電車は西武線からの第二の人生をおくっているような車両ですが「流星」「菜の花」などのネームがついています。

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祝 富岡製糸場世界遺産登録

2014年06月21日 | 旅行

ユネスコは21日「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界文化遺産に決定しました。

 

ご隠居も昔(毎度昔話で申し訳ありません)富岡製糸場には行ったことがあります。

最近のニュースを見ていると富岡の駅も綺麗になり電車も最新型のが走っているみたいですね。

商店街ももたくさんのお土産屋さんがあるみたいです。

東繭倉庫

入り口の上には「明治5年」の額がかかっています。

まだそんなに混んではいませんでした。

あの頃は入場料500円でしたがいまはいくらかな。

明治政府はフランスの貿易商で生糸の検査官だった30歳そこそこのポール・ブリューナーに模範製糸工場の建設を依頼しました。

その時は独身だったのですが一旦フランスに戻り、製糸機械、技術者、医師をなどを雇い入れ自身も結婚して妻と再来日しました。

現在なら莫大なプラント工事を一外国人に依頼した明治政府も太っ腹ですが彼も期待に応えて明治5年10月4日には操業が開始されました。

明治政府は人を見る目があったのとその時代の空気が日本を先進国へとの純粋な気持ちが成功させたのでしょう。

操糸場

製糸工場というと「女工哀史」「野麦峠」など悲しい話が思い浮かびます。

しかし富岡製糸場の工女さん達は旧武士の娘さんなど良家のの出身者が多かったようです。

技術を見につけ地元に帰って長く指導できるように若い女性が多かったようです。

 

外貨獲得のため「生糸の輸出振興」と「静岡のお茶」が頑張ってくれたおかげで現在の我々の幸せな毎日があるのです。

 

さて感動するとお腹がすきます。

上信電鉄 下仁田駅

上信電鉄に乗り終点の下仁田で下車。

こんにゃく料理をいただき目もお腹も満足した一日でした。

こんにゃくのフルコース

 

ご隠居は「富岡製糸場」や横須賀の「戦艦三笠」など日本人が歴史上一番生き生きとしていたんじゃないかと思われる明治時代の遺産群を見るのが好きです。

(司馬遼太郎が好きなのでその影響かな)

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春を背負って

2014年06月20日 | 映画

サッカーワールドカップはギリシャ戦を引き分けて決勝リーグへの進出難しくなった感じがします。

サッカーファンの人達は最後まで応援しましょうね。

 

さて「春を背負って」を見てきました。

平日の夕方ということもあって観客はチラホラ。

木村大作監督、松山ケンイチ(奥さんの小雪さんは元気でしょうか)蒼井優主演

思ったとおりストーリーは陳腐でしたが木村監督の作品はとにかく山の景色が素晴らしい。

ご隠居は若い頃ボチボチ山登りもしたのでその頃を思い出したくてつい山の映画があると観に行ってしまいます。

自宅で横になってレンタルビデオだと余韻が残りません。

CGをつかわず実際に3000m級の山をスタッフ全員で登り一回限りの映像は観客を圧倒します。

周囲の山並みを展望できる山小屋からの美しい風景。富山の実家の満開の桜。家族が縁側でお茶を飲むひと時。忙しいとつい忘れがちになる日本の原点があります。

 

木村監督は「俳優はああしよう、こうしようと計算するかもしれないけれど、2800mも登れば頭の中は真っ白。雄大な自然を前にすれば(お芝居)をしても、通用しないことが分かる。自分自身が全力で当たればいい」

木村監督の前作は「剣岳」でした。

100年前に陸軍の陸地測量部が剣岳の初登頂と測量を完成させるという物語。

目的がはっきりとした映画ですので自分の昔を思い出すなどというシーンはありませんでした。

が剣岳はもちろん、池平、雄山、奥大日岳、薬師岳などの景色は素晴らしかった。

 

 

昔、ご隠居がサラリーマン生活をしている頃「八甲田山」という映画が大ヒットしました。

若き木村大作氏がカメラマンとして活躍しました。

ご隠居は当時会社の歩こう会の会長をしていて(仕事の方は万年ヒラでした)あっちこっちみんなをハイキングにつれて行きました。

あのころはご隠居みたいに仕事以外で活躍する人がどこにもいましたが今は会社も余裕がないのでそんな人たちが活躍する場所もなさそうです。

さてこの「八甲田山」が上映されていた頃みんなで夏の尾瀬に行きました。

木道を歩きながら「天はわれを見放した」「馬立場はまだか」などとわめいていたことを「春を背負って」の山小屋で酒を飲んでいるシーンをみて思い出しました。

歩こう会というより夜のアルコール会のほうが中心でした。

 

何年か前「岳」という映画がありました。漫画が原作「三歩君」というのが主人公。

別に木村監督は関係ありません。

小栗旬と長澤まさみ、主演。山岳救助隊の話です。

長澤まさみの笑顔が前から好きだったので観に行きました。コブクロの主題歌も良かった。

 

どうでもいいおまけ

滅茶苦茶昔、燕岳にて

あの頃でも燕山荘で生ビールなんかも飲めましたが今はもっと素晴らしい山小屋になっているのでしょうか。

 

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わたらせ渓谷鉄道の旅(2)

2014年06月14日 | 旅行

2014FIFAワールドカップリオ大会が始まりました。

早々にスペインが大敗したり波乱含みですね。日本チームの仕上がりはどうでしょうか?

しょぼいブログなんかやっている場合ではありませんが2日目の渓谷鉄道の旅を簡単に紹介しておきます。

 

2日目は草木ダムから出発です。

レイクサイト草木から見た早朝の袈裟丸山方面

草木ダム

草木ダムを始めとして八木沢、藤原ダムなどいくつかのブレンド水を南関東の人たちは飲んでいます。

命の源です。

 

さて足尾の街に出てみました。駅でいうと通洞駅です。

足尾の街は大学の時演習林実習の授業で松木渓谷の方まで行き樹木はおろか草一本生えていないような鉱毒がもたらした寒々とした景色に驚きました。

それ以来気に入っていた一軒宿のかじか荘(庚申の湯)に何回か来たり、行政書士会の旅行で、そして今回、来るたびに寂れていくなあという感じもします。

世界遺産にでもなってまた賑わいが戻るといいのですが。

そんななかで足尾銅山観光だけはいつも賑わっています。

今回も小学校の遠足の子供たちの元気な子供たちの声が聞こえました。

300mばかりこのトロッコ列車で坑内に入ります。

坑内

江戸時代から採掘が始まり古河財閥に受け継がれ400年の歴史の中で坑道の長さは1200km(東京博多間と同じ)になりました。

明治20年には日本の産銅の40%を産出、足尾の人口も約38000人、現在は合併して日光市となりましたがその直前は3000人台だったそうです。

 

いいこともあれば悪いこともあります。公害です。

明治の中ごろから鉱毒が渡良瀬川に流れ込み下流の田畑をだめにして、それをごまかすために巨大な渡良瀬遊水地が出来ました。

また製錬所から出る煙で山々ははげ山になってしまいました。

 

田中正造という議員が出て農民のために反公害に立ち上がりました。現在の環境保護運動なんか生ぬるい感じがするほどの迫力です。

田中正造の半生を読んでみると簡単にすごいなあでは済まされないような気もします。

 

中国でも環境悪化に苦しんでいるみたいですが、どこの国でも先進国に至るまでの同じ道。

謙虚に日本に助言を求めればいいのになあと思います。

 

さて当時の精錬所跡の方に行ってみました。

古河橋

明治23年ドイツ技師による設計、トラスト式鉄橋で日本に現存する道路用鉄橋としてはもっとも古いものに数えられるそうです。

足尾製錬所

銅山の歴史と共に歩み常に日本の精錬法の先端を行き世界中からも注目を集めました。

大煙突は大正8年に建てられ高さ50m、直径6m、製錬所のシンボルです。

昭和48年閉山、その後輸入石を精錬していましたが平成元年に完全操業停止。

一時は魚も生息できないほどだった渡良瀬川もいろいろな人たちの努力によってきれいな水が戻ってきました。

 

さてまだ沢山の産業遺産はあるのですが車がないとちょっと無理という感じです。

今回はこの辺で帰路に着くことにしました。

 

 

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わたらせ渓谷鉄道の旅(1)

2014年06月10日 | 旅行

6月5日には関東地方も梅雨に入りました。

ちょっと嫌な季節ですがこれも年間行事、

雨を楽しんで休日はアジサイの花でも見に行こうかと割り切ってみたら如何でしょうか。

 

そんなわけで新緑が素晴らしい渡良瀬渓谷にいつものご隠居さん達と年に一度の旅に出ました。

まずは日頃和やかに生きていられるのも神様、仏様のおかげ。

自宅を少し早く出て観音様にお参り。小雨が降っていた日曜日の早朝ですが中国語をはじめいろいろな国の言葉が飛び交っていました。

世界中仲良くして旅を楽しめるといいですね。

まだ少し時間があったのでドトール珈琲で一休み。

出発前のこういう時間が大好きです。

今回の旅は浅草から「りょうもう11号」で始まりました。

浅草駅を出るとすぐに隅田川をわたって一路北関東の山々を目指して疾走します。

わたらせ渓谷鉄道への乗換駅である相老駅(あいおい)に着きました。

上りのわっしー号と通常の下り高津戸号が入線していました。

我々が乗車した下りわっしー3号です。

2両のうち前の車両が窓のないトロッコ列車になっています。

天皇皇后両陛下も5月足尾を訪問された折このトロッコ列車にご乗車されました。

それでは小雨降る渓谷の新緑です。

運転席のわきは子供が座って運転しているような気分になれる小道具がそろっています。

小さな滝がありました。

有形登録文化財の神戸駅(ごうど)に着きました。

これから富弘美術館に向かいます。

星野富弘氏は大学を卒業して体操の教師になるがわずか数か月でクラブ活動指導中に頚髄を損傷して手足の自由を失いました。入院中に口に筆をくわえて文や絵を描き始めました。

四季折々に咲く野の草花をはじめとして自然の美しさを感じることで絶望の淵に立ちつくした彼に「生きることのすばらしさ」を教えてくれたのかもしれませんね。

我々は何となく過ごしていますが体の自由がきかないと 窓から入ってくる風がカーテンを揺らす音、セミの鳴き声、桜の花の散る風景 一つ一つが敏感に感じられるのかもしれません。

 

なにはともあれ彼の作品を見学してコメントを読んでいくと五体満足で良かった。それ以上の不平不満はいうのはよそうと思います。

 

この道は茨(いばら)の道

しかし茨にも

ほのかにかおる花が咲く

あの花が好きだから

この道を行こう

感動したのもつかぬま、口が淋しくなり美術館の喫茶店に入りました。

外を見ると雨が降っている草木湖が少し見えました。

入梅だなあ。

 

ちなみに桜が咲くころのわたらせ渓谷鉄道もいいですよ。

昔訪れた時の写真です。

神戸駅のホームだったかな

終点の間藤駅にて

車掌さん

なにげない風景。自分だけの想い出。

 

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小名木川

2014年06月01日 | 旅行

6月になりました。2014年もあと30日で前半が終わりますが何かいい収穫はあったでしょうか。

まあ毎日元気で暮らしていれば幸せということでしょうか!

さて先日の毎日新聞夕刊の記事に「東京のパナマ運河」と扇橋閘門の記事があり見たくなり出かけてみました。

地下鉄半蔵門線の清川白河駅で下車すると清澄庭園がありました。

庭園内涼亭と大泉水

高校を卒業して翌年だったかクラス会を清澄庭園の涼亭でやったことを思い出しました。

まだ未成年だったので女子の手作りサンドイッチとジュースかなんかの可愛い会でした。

あれから何十年 「お薬と一緒に旅行の中高年」 今は汚ねぇじいさん、ばあさんになってしまいました。

小名木川に出てみました。すぐそこは東京の中心部です。

荒川方面を見ました。

小名木川は隅田川と旧中川を結ぶ4.6kmの人工河川です。江戸時代に家康が整備して塩、米、材木など江戸城下に運びました。

扇橋閘門

う~~~~ん。これがパナマ運河。東京の。??

川の両側で水位が違うため二つの門で区切り、間の水位を人工的に変動させて船の航行を可能にします。

水位の低い東側(荒川方面)から入ると後門が閉まりまっ赤な水門に囲まれた要塞のようになり水が増え約2m上昇して前門が開き隅田川方面進みます。

 

これだけで帰るのはもったいないので仙台堀川公園の方に行ってみました。

横十間川親水公園

東京の下町は思っていた以上に水路や橋がたくさんあります。

そして水辺が良く整っていて樹木の間を気持ちよく散策できます。

小名木川クローバー橋

この写真ではわかりませんが上空から見ると X の形をしています。

 

荒川の方に出ました。

荒川ロックゲート

荒川と隅田川結ぶ水上交通の確保と震災時の救援物資の輸送路としても考えられています。

昔の水門

荒川護岸に出てみました。川幅は都内一。ゆったりとしています。でも大都会の華々しさは感じられません。

しかし大都会には必ず大きな川が流れているようです。いろいろドラマがあります。

アメリカ映画で「スリーリバース」「ミステリックリバー」「ダティハリーシリーズ」など川辺での殺人事件がよく扱われます。殺人事件の舞台としていいのでしょうか。

そこでハリーキャラハン刑事のご登場、日本だったら銭形平次親分のお出ましか。

大島・小松川公園をぬけて「旧中川・川の駅」に来てみました。

今話題の水陸両用バス「スカイダック」の着水地点です。

東京スカイツリー駅や亀戸梅屋敷から道路を走ってきてここで旧中川にザンブリコと飛び込みます。

ここで一回りしてこの地点に再上陸、かなり川に塩分が混ざっているので水で掃除してからまた道路を走っていくそうです。

運行開始したころはマスコミや物好きですごい混雑したようですが今日は間抜けなご隠居ただ一人写真を撮っていました。

でもバスには子供たちで満員でした。

 

たまには水上バスで東京を散策するのも楽しいようです。

今度の休日ご夫婦やボーイフレンドに連れて行ってもらったらいかがでしょうか。

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