引き続き市内をぶらぶらします。
お堀から旭川(大町公園橋)を渡ります。
川沿いの建物は秋田市内一の繁華街「川反(かわばた)」通りです。
やっぱり夜に来ないともう一つと言う感じです。
オフシーズンの時は何回かなじみの店で飲みましたが竿燈が開催されている時はすごい人なんでしょうね。
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)にやって来ました。
ここでは竿燈のさわり部分的に見学することができます。
室内ですので祭の夜、街を練り歩く竿燈には到底及びませんが近くで雰囲気を味わえます。
ねぶり流しは古くから伝わる祖先の霊を弔う行事に豊作を望む庶民の祈願などが結びついてさかんに行われたそうです。
初めは、身に着いた汚れや悪霊などを川に流し、夜に提灯を高くかざして歩く行事でした。
かつて祖先の霊が迷わぬようにと、家も前に灯火を高く掲げる習慣もありました。
また寝ている間に悪霊が取り付くと信じられていたので、盆の頃眠気を取り払うために七回水浴びをするなど、眠り流しと呼ばれていました。
江戸時代後半には「眠り流し灯籠」といい、子供や若者たちが長い竹竿に灯籠を沢山つけて町中を練り回る「竿燈」行事となりました。
「ねぶり流し」は明治14年から竿燈と呼ばれ、今は「秋田の竿燈」として全国的になりました。
次は旧金子住宅です。
江戸時代後期に質屋、古着商を営み明治期には呉服の卸商を操業して昭和50年までこの地で商いが行われていました。
地方に行くとこんな感じの豪商が結構あります。
ご隠居みたいに一生涯小さな分譲住宅で暮らしているものにとっては想像もつかない暮らし向きなのでしょう。
室内にある立派な金庫です。
ご隠居は最近終活をボチボチしていますが最近小さな手提げ金庫を捨てました。
お金も3000円ぐらいしかありませんでした。もちろん空にして捨てました。
次は赤れんが館(旧秋田銀行本店本館)
以前に盛岡の街を紹介した時にも同じように岩手銀行赤れんが館という建物がありました。
各県の中央銀行と思われる物は同じような感じです。
階段だってすごい立派です。
こんな感じで預金しに来ると利息も余計にもらえる感じがします。権威がありますよね。
最近は静岡のほうの銀行みたいにあきれ返るようなもありますが確実に金融機関の信頼度は落ちていますよね。
けっこう疲れました。40年ぐらい前によく泊まったビジネスホテルがまだ営業していたので懐かしかった。
夜はここから川反の町に少しばかり繰り出しましょうかね。