福岡から遊びに来ていた友人が帰るので羽田まで送って行きました。
そう昔は羽田の飛行場と言っていた。今は東京国際空港、成田は成田国際空港、超高層マンションで華やぐお台場は13号埋立地。
ついでに昔話。
2020年のオリンピックが東京に決まりましたがその昔東京で五輪があったことなど若い人は知らないでしょう。
64年の10月10日晴れ渡った東京の空、国立競技場のセンターポールには日の丸と五輪の旗、それになんで清掃局の旗が揚がっているんだと翌日クラスの友人に聞いたらあれが東京都の旗だと笑われました。(あの頃東京に住んでいました)
古関裕而さんの行進曲も良かった。何番目かにトリニダード・トバゴが初出場だとの紹介がありました。地図で探すとカリブ海の島国でこの時初めて知りました。名前がなんとなく印象的でずぅーと覚えていました。
最近の新聞に丸紅が同国の発電所の経営を譲渡したというニュースが掲載されていました。日本の商社は世界中の国々に行って商売しているんですね。
原宿にサマンサ・タバサという店がありますがトリニダード・トバコとは何の関係もありませんが変わっている名称はかえって覚えやすいですね。
昔のことを思い出しながら久しぶりに羽田に着いたら巨大になっていて驚きました。おらが県の成田空港よりずぅーと綺麗です。
第2旅客ターミナル
展望デッキからの眺め
私は鉄道ファンですがもともと乗り物好きです。飛行機を見れば遠くに行ってみたいしフェリーや地方の路線バスにコトコト乗るのも好きです。
帰りは東京モノレールに乗って天王洲アイルで途中下車しました。
人気のデートスポットです。
さだまさしさんの「最終案内」を思い出しました。 お借りします。
「花子さん素晴らしいマンション群ですね。海を見ながらリビングで珈琲を飲むような生活したいですね」
「太郎さんのように行政書士、しこしこやっていては一生無理だと思うわ」
「それじゃ銀行強盗でもやりましょうか。モデルガンでも買ってきてください。顔にスットキングを被るので花子さんのはいているやつ脱いでください。ああパンツまで脱がなくていいですよ」
「あのねぇ。太郎さんの顔はお面の出来損ないみたいなものだから、そのままでも銀行員が怖がってお金投げてくれるわよ」
「やっぱり銀行強盗はやめましょう。ボニーとクライドの(俺たちに明日はない)も結末はひどかった。花子さん素敵な橋が見えているから行ってみましょう」
天王洲ふれあい橋
「花子さん東京にもこんなきれいな運河あるんですよ。水もきれいだし」
「ほんと、ロマンチック。まるでオランダに来ているみたい」
「すごいな。花子さんはオランダにいったことがあるんですか」
「ハウステンボスにしか行ったことないわよ。いじわるね」
(デート中の会話には気をつけましょう。ご隠居はいつもこれで失敗している)
「気をとりなおしてビールでも飲みましょう」
T・Yハーバーブルワリー
寺田倉庫が半世紀前に建てた倉庫を地ビールレストランに改装。夕日の染まった運河を横目にクラフトビールのコク深い冷たさが五臓六腑に染み渡ります。あなたの「花子さん」を連れて行ってください。
「T・Yハーバーブルワリーで運河でも見ながらサンドイッチでビールでも飲みましょう」
「そうだ!花子さんには大ジョッキがよくにあう」
「どうして大ジョッキが似合うのよ」
「豪快な飲みっぷりでいつものへらず口たたいているでかい口があっている」
「私帰るわ」
おまけ
東京駅八重洲口にできた新名所 「グラン・ルーフ」