ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

東京日和(東京モノレールに乗って)

2013年09月25日 | 日記

福岡から遊びに来ていた友人が帰るので羽田まで送って行きました。


そう昔は羽田の飛行場と言っていた。今は東京国際空港、成田は成田国際空港、超高層マンションで華やぐお台場は13号埋立地。


ついでに昔話。

2020年のオリンピックが東京に決まりましたがその昔東京で五輪があったことなど若い人は知らないでしょう。
64年の10月10日晴れ渡った東京の空、国立競技場のセンターポールには日の丸と五輪の旗、それになんで清掃局の旗が揚がっているんだと翌日クラスの友人に聞いたらあれが東京都の旗だと笑われました。(あの頃東京に住んでいました)

古関裕而さんの行進曲も良かった。何番目かにトリニダード・トバゴが初出場だとの紹介がありました。地図で探すとカリブ海の島国でこの時初めて知りました。名前がなんとなく印象的でずぅーと覚えていました。

最近の新聞に丸紅が同国の発電所の経営を譲渡したというニュースが掲載されていました。日本の商社は世界中の国々に行って商売しているんですね。
原宿にサマンサ・タバサという店がありますがトリニダード・トバコとは何の関係もありませんが変わっている名称はかえって覚えやすいですね。


昔のことを思い出しながら久しぶりに羽田に着いたら巨大になっていて驚きました。おらが県の成田空港よりずぅーと綺麗です。

第2旅客ターミナル


展望デッキからの眺め


私は鉄道ファンですがもともと乗り物好きです。飛行機を見れば遠くに行ってみたいしフェリーや地方の路線バスにコトコト乗るのも好きです。

 

帰りは東京モノレールに乗って天王洲アイルで途中下車しました。
人気のデートスポットです。

 

さだまさしさんの「最終案内」を思い出しました。 お借りします。 

 

 

「花子さん素晴らしいマンション群ですね。海を見ながらリビングで珈琲を飲むような生活したいですね」
「太郎さんのように行政書士、しこしこやっていては一生無理だと思うわ」
「それじゃ銀行強盗でもやりましょうか。モデルガンでも買ってきてください。顔にスットキングを被るので花子さんのはいているやつ脱いでください。ああパンツまで脱がなくていいですよ」
「あのねぇ。太郎さんの顔はお面の出来損ないみたいなものだから、そのままでも銀行員が怖がってお金投げてくれるわよ」
「やっぱり銀行強盗はやめましょう。ボニーとクライドの(俺たちに明日はない)も結末はひどかった。花子さん素敵な橋が見えているから行ってみましょう」

   天王洲ふれあい橋


「花子さん東京にもこんなきれいな運河あるんですよ。水もきれいだし」
「ほんと、ロマンチック。まるでオランダに来ているみたい」
「すごいな。花子さんはオランダにいったことがあるんですか」
「ハウステンボスにしか行ったことないわよ。いじわるね」
(デート中の会話には気をつけましょう。ご隠居はいつもこれで失敗している)
「気をとりなおしてビールでも飲みましょう」

 
T・Yハーバーブルワリー
寺田倉庫が半世紀前に建てた倉庫を地ビールレストランに改装。夕日の染まった運河を横目にクラフトビールのコク深い冷たさが五臓六腑に染み渡ります。あなたの「花子さん」を連れて行ってください。

「T・Yハーバーブルワリーで運河でも見ながらサンドイッチでビールでも飲みましょう」
「そうだ!花子さんには大ジョッキがよくにあう」
「どうして大ジョッキが似合うのよ」
「豪快な飲みっぷりでいつものへらず口たたいているでかい口があっている」
「私帰るわ」


 

  おまけ
東京駅八重洲口にできた新名所 「グラン・ルーフ」

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ノジャ散歩(3)大多喜の旅

2013年09月17日 | ノジャ散歩(シナリオ)

                 ノジャ散歩(1)(2)を先にお読み下さい→  (1)  (2)

青い三陸の海

その海の彼方まで続く防波堤

一人の少女がそこを駆け抜ける

突然海に飛び込み、海中から顔を出す

「夏ばっぱ! ウニが採れた」と手を差し上げる

空には真っ白な入道雲

 

というような脚本を書いてみたいんですけどね。ジャンヌさん。

「あまちゃん」のこと言ってるんですね。じぇじぇじぇ なんかを連発してうけるつもりでしょう

 

ご隠居は夏の西日がまだ力強く差し込んでいる5時過ぎ、ジャンヌさんの勤務している事務所でお茶を飲んでいる。

 

昔、シナリオライター養成講座に通っていたので死ぬまでに一度「宮藤官九郎」に負けないような脚本書いてみたい。 

今頃になって立派なもの書けるんだったら若い頃から三谷幸喜さんみたいになっていたんじゃないですか。女優さんと結婚したり離婚したり、またステキな人と再婚したり、今のご隠居さんより楽しい人生だったかもね。

きびしいこと言いますね。

おだててつまらない夢もたせてもかわいそうでしょう。  それより9月29日は大多喜お城祭りだから遊びに来てよ。  ぱぁっと騒いでお酒でも飲みましょう。

 

  

メグ!大多喜お城祭りに行くから起きなさい。

 

あたしゃねぇ人ごみは嫌いですよ。軒下で欲のない顔してスヤスヤ寝ているのが一番です

 

ソフトバンクのカイ君もバリバリバンバン頑張っているぞ!

 

久しぶりに大多喜にやってきた。

ほら、早起きは三文の得。無料駐車場がまだ空いている。

ただより高い物はないと言うぞ。

 ぶつぶつ言っていないでお城まで走っていくぞ。

 

お城には人がかなり集まっていた。

やがて鉄砲隊の火縄銃による演技

ボーン、ボーン、ボーン

 

 

メグ、なに慌てているんだ?

 

雷、花火、とにかく大きな音は苦手なんです。

 

馬鹿か、いつも威張っているんだから気を大きく持ちなさい。

 

バリバリバンバン バリバリバンバン

 

さていよいよ本多忠勝公のご出陣だ。

武者行列に姫行列、少年少女武者行列華やかで良いネエ。大多喜出身の渡辺正行が忠勝公を演じているのかな

 

本多忠勝公って誰だっけ?

 

この前、大多喜に来た時説明したでしょう。もう忘れたの?

 

三歩あるくと90%ぐらいは忘れるわ!自慢じゃないけど。

 

もっとも5年前にはたかれたとか根にもたれても困るし、犬が頭よくて英会話が得意だなどといわれてもたまげちゃうよな。

 

お祭り広場で凱旋式があるからいってみよう。里山膳の旗がなびいている店がある。地元の料理でも食してから行こうか。

 

いやだ!この前みたいに電柱に繋がれるから。

 

つまらないことはよく覚えているね。

 

神輿や武者姿の人がすごい。 でも人の脚しか見えない

 

 

それじゃ郵便局の所まで行ってみよう。映画のシーンにもなったところだよ

 

日ごろのご愛顧にこたえて愛情表現

 

やーだぁ!頭の上まで抱き上げないでよ。目が回る。

 

お城が夕日を浴びて綺麗だ。

 

秋の夕暮れは早いな。虫が鳴いている。昼間にぎやかだけにちょっと淋しい。

 ご隠居とマドンナ

 

2013年大多喜お城祭りは9月28日、29日です。 

公式HP http://www.town.otaki.chiba.jp/photoreport/20130910103703.html

大勢の皆様のお越しをお待ち申し上げます。

 

 

静かな秋の夜である。ご隠居が淋しそうに一人で酒を飲んでいる。

 

おいおい オッサン私にもつまみでもめぐんでおくれ。

 

・ ・・・・・・・

 

聞こえないのかな

 

リリ、リーン 電話が鳴った。

おお○○か、まあ元気でやっているよ。今仕事よりブログ作るのにはまっているわ。なに?メグはどうしたかって。もう2年ぐらい前に死んだよ。

 

ガーン 私は死んでいたんだ。今までのご隠居との旅は夢の中だったんだ。

千の風に乗って 現世を眺めていただけだったんだね。 ぐすん。

 

やっぱり悲しかったよ。 春の日差しを浴びながら車の後ろにメグを乗せてペット霊園に連れて行くときは涙が出し感動的だった。

そうそう君の奥さんも死んだ時は霊柩車なんか使わないで君が斎場まで運んで行くと感動的で良いと思うよ。

なに?まだ目玉、白黒して金の計算をしているから死にそうもないってか。

しょうがないな!

 

この男の呑気さは死ぬまで変わりそうもないな。でも一緒に散歩して逃げて、あわてさせたりできないのは淋しいな。

   メグ

映画好きな人なら知っていると思います。ブルース・ウィルス主演の「シックスセンス」最後に主人公が本当は死んでいたという衝撃的結末をまねしてみました。

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上田界隈(私の好きな城下町)

2013年09月15日 | 旅行

東京や大阪もある意味城下町です。

また県庁所在地でも城下町は多いのですが、街が大きいと経済的価値が大きくなり城下町特有の雰囲気みたいなものがなくなります。

地方の比較的中小都市の城下町が清潔感漂い歴史の重みみたいなものを残しているようで好きです。長野県上田市もそんな街の一つです。

私の姪に「おじさんはあっち行った、こっち行ったというけど30年も40年も前に行ったのは行ったうちに入らない」とよく怒られます。

 上田城東虎口櫓門

  

 

上田には大学時代に信州大学繊維学部との試合に行ったのが初めてですから40年以上前です。
しかしその後何回か行く機会がありました。坂東33か所霊場参りが無事終わってお礼を兼ねて北向観音と善光寺に最近行きました。また歩く会の人達と酒を飲んでいて「新聞に塩田平のハイキングのガイドが良かった」との話で一昨年の今頃出かけました。

 

上田電鉄7200系「まるまどどりーむ」号 

丸窓のある車体は人気があります。


城下町は夏の早朝が特にいいです。

剣道着姿の学生がランニングでもしていれば最高の舞台です。

上田駅前から広い舗道の「歴史の散歩道」を歩くと立派な街路樹の間からお城が見えてきます。門から中に入ると城址公園ではラジオ体操の市民、ランニングしている人達、夏の朝らしい。

 

 

別所温泉駅
 


「男はつらいよ」シリーズは48作ありましたが城下町を舞台にしたものも結構多い。

18作目「寅次郎純情詩集」ではこの駅が出てきましたね。

日曜日に上田駅で割引の「ウォーキングきっぷ」を購入したら上田電鉄の車両のデザインが入ったタオルがついてきてサービスいいなと思いました。電車はガラガラで気の毒な感じです。

しかし東急電鉄の系列会社だから廃線にはならないだろうと思います。

別所線は車掌さんが車内でハーモニカを演奏してくれるので話題になりました。別所温泉駅で聞いてみると団体客やイベントがある時に演奏するそうです。ガラガラの時にやってもテンション上がらないよなと思います。ちょうどその名物車掌さんがホームにいて女性の観光客が群がって写真を写していました。

 

 

北向観音 (厄除け)


本堂が善光寺と対面するように北向になっています。

  

安楽寺三重塔


日本で唯一の八角形をした木造の三重塔。国宝です。
あれやこれやで塩田平は「信州の鎌倉」とています。

 

 
別所温泉駅をおりると緩い上り坂になり北向観音、安楽寺、常楽寺など参拝しました。

昨夜は上田市内のホテルに泊まり折角温泉地に来たのだから立ち寄りの温泉にでも入ろうと(あいそめ湯)昼間から温泉につかりビールなど飲んでいたらつかれました。


肝心の塩田平の散歩道(遊歩百選)は前山寺から塩田の館まで1㎞ぐらいしか歩きませんでした。そして上田に戻りお土産はやはり飯島商店の「みすず飴」でしょうか

 

善光寺参道

 

上田まで来たら善光寺にもよりたいですね。

 

 

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宮崎駿監督へ

2013年09月09日 | 映画

宮崎駿監督が引退を表明しました。

長いことみんなを楽しませてくれてありがとうございました。

氏はまだ時間が30年間分も足りないと言っていました。

しかし今後は過ぎ行く時間を楽しんでください。

 

 

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千葉真子さんの「命を輝かす」

2013年09月07日 | 日記

 
ある会の主催で千葉真子さんの「命を輝かす」という講演会に行ってきました。

彼女は96年のアトランタ五輪1万メートル5位入賞、97年アテネ世界選手権では銅メダル、03年パリマラソンで銅メダル。

決して最初から素質に恵まれたわけではなくまた故障が多かったので苦悩や努力が良く分かりました。子供の頃から声にコンプレックスを持っていて彼女が話始めると友人がクスクス笑ったそうです。

シドニーオリンピックのマラソンで代表から落ちた時の落胆それからの立ち直り。彼女が知っている限りでは高橋尚子さんはじめトップアスリートはみんな前向きで明るくて困難を乗り越えるのを苦にしないそうです。

マラソンに転向して小出義雄監督に指導を受けましたがその間一度も怒られたことがなかったそうです。つねに太陽みたいに明るい人。関係者が話しているから本当なのでしょう。好々爺。日本のスポーツ界を引っ張っていって欲しいものです。

神様は平等に一人一人にステージを与えてくれているのかもしれません。

スポーツ、絵画、小説、音楽、演劇。これらが世に認められてお金を出しても観に来てくれる、読んでくれるようになるには努力と運。たいていは一人舞台で終わってしまいそうです。

でも誰にも見られていなくても自分自身の舞台を輝かす努力は必要かもしれませんね。

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読書の秋 ハダカの美奈子 (林下美奈子著 講談社)

2013年09月07日 | 読書

この本が売れているというので私も遅ればせながら読んでみました。

「痛快!ビッグダディ」というテレビ番組を見ていなかったのでよく週刊誌の見出しにビッグダディという言葉が躍っていましたが何のことだか分かりませんでした。


ビッグダディこと林下清志氏の奥さん(2年間でしたが)の美奈子さんの自伝です。
父親の家庭内暴力、シンナーに万引き、2ヶ月で高校中退。15歳で妊娠と出産。そして夫のDV、父親の孤独死。

まあよくも次から次と困難が待ちうけ、そして本まで出してすぐに23万部も売れるようになったのかなと思いました。

私みたいに郊外の分譲住宅で大半を過ごしマイペースで生きてきた人にとっては彼女を支えたものは何だったんだろうかと思います。

やがてテレビ番組にもなった18歳年上のビッグダディと知り合い2ヶ月でスピード結婚して2年で破局。「別れても清志さんが好き。あたしのことをこんなに愛してくれる人は、もういない・・・」前半歯切れがいいのにビッグダディとの別れについてはもうひとつ突っ込みが足りないような気がします。

だいたい自分も子供が5人、相手は8人全員で15人の家族になるのに結婚を決意するのに思慮が足りないと思いました(本を読む限り)。


ビッグダディは故郷の岩手を出て奄美大島、美奈子と結婚した小豆島、離婚してまた岩手に戻る。著者は子供たちと宮崎へ移住。

思いつきかそれともまるで幌馬車にでも乗って新天地を目指す境地なのかは分かりません。陳腐な常識からかけ離れた新しい神話かもしれません。誰かに借りて読んでみたら如何ですか。

  

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