近代的な松本駅に降りてコンコースに出ると「お城口」と「アルプス口」と案内があります。山とお城、これだけでもご隠居が好きになってしまう街です。
松本に来ればやっぱり松本城です。国宝。日本には沢山お城がありますが5本の指に入る素晴らしさ。(現存する城では)
豊臣秀吉が石川数正を松本に封じ城下町と城を発展させたそうです。なにはともあれ火事や戦災で焼けなくて良かったね。
天守に登る階段は急で段差も大きい。観光のために作ったわけでもないので文句いうなといわれそうです。
窓のない部屋、縦格子のある部屋、鉄砲や弓を打つ小さな窓の部屋。黒光りした柱。最上階(天守六階)に出て遠くのアルプスの山並みを見るとホッとします。
この日は天守に登るまで約1時間かかりましたが夏休みなど2時間もかかる時があるそうです。
日本各地の有名な所で「世界遺産登録申請準備中」の「せ」といった瞬間に見学に来た方がいいですよ。とにかく有名になると混雑します。
お城もすっかり秋模様
遠くの北アルプスの山々も冠雪。常念岳か?神々しくみえます。
松本の商店街を歩いていると歩道に水路があったりして綺麗でお洒落な町です。
四柱神社も秋真っ盛り。
旧開智学校校舎
明治5年開校、昭和38年まで90年間使われていた国内でももっとも古い校舎の一つだそうです。
中を見学すると長野県は昔から教育に熱心な県だと聞いていましたが納得できます。
なんだかんだ言っても教育と公正な選挙が国の基礎ではないでしょうか。最近小学校の生徒でも先生の言うことは聞かない。事業中でもっふらふら歩きまわる。携帯を離さない。
日本の将来がちょっと心配ですよね。
いずれも松本電鉄 新島々駅にて
特段用事もなかったのですが松本電鉄の松本・新島々間を乗車しました。
若いころ北アルプス登山にはよく来ましたがこの電車で上高地から登山した記憶はありません。
でも何回か乗ったのは「歩く会」とかで軟弱にも単に上高地に遊びに来たのかもしれません。でもちょっぴり懐かしい路線です。
帰りは暗くなって外も見えないのでスーパーあずさでさっと帰りました。(昼間は普通電車でゆっくり景色を見るのが好きです)
やっぱり早い。