毎年千葉県旭市で行われている砂の彫刻展の様子がTVのローカルニュースで放送されていたので行ってみました。
東部図書館の脇の駐車場に車を止めましたがなんか閑散としていました。
(平日のカンカン照りの日中だったからかもしれません)
ご婦人が手持ちぶたさそうに(隣の券売機で買った)入場券を回収していました。
こじんまりとした入り口で潮干狩りとはまた違った雰囲気ですが何となく飾り気がなくて千葉らしい。
中に入ってみましょう。
ケンタウロス
ミロタウロス
キメラ
メデューサ
ぼんやりと見ていますが作者は大変な思い入れで製作しているのでしょう。
作者の一人のコメント
「サンドアートは、はかない素材がゆえに与える感動とその許容が醍醐味です。
更に、旭の砂が作者を虜にしてやまないのは、その過酷な作業とは裏腹に他に類を見ない柔軟な性質にあり、このイベントに携わる人たちの情熱にも似たところだろう。
今年も楽しい夏が来た」
展望台があったので上ってみました。
塀に囲まれていてこじんまりとした会場になってしまいました。
かつては海岸の波打ち際で太平洋の潮風をあたりながらの観賞でした。
海岸ぞいに防波堤が出来て機材の搬入が難しくなってこちらの会場になったそうです。
砂の作品だから海の見える所の方がいいのになと思いました。
「ボク、ここは触ってもいい場所だから手を出してごらん。コンクリートよりも固いよ」
「一緒に来たおじいちゃんも触ってみて!」
まわりを見渡したらご隠居のこと言っているみたいだった。
あたしゃこの家族ずれとは別ですよと言いたかったが面倒くさいから黙っていた。
雨が降っても大丈夫の実験だよー。
大水でも大丈夫。
解説は大会スタッフのなんとかさんでした。
これで帰るのもちょっと淋しいなと思い飯岡の刑部岬まで行ってみることにしました。
展望台です。千葉に何十年も住んでいますが初めて立ち寄りました。
結構きれいに整備されています。後ろ側にはエレベータもあり足腰の弱い人でも大丈夫。
飯岡漁港と太平洋が見えます。
飯岡の町から九十九里浜が弓状に連なり大東岬まで66kmあります。九十九里、つまり約400kmはさすがにありません。
夏の房総の海。
はるかカルフォルニアのほうからこの波はやってくるのでしょうか?
海はやっぱり夏がいいですね。それに東京湾と違って大海原という感じがまたいい。
反対側の銚子の方を見ると風力発電が盛んなようです。
もう原発はこりごりですのでがんばってどんどん電気作ってくださいね。
ここから銚子までの約10kmは標高50mの崖になって海沿いにそびえたっています。
東洋のドーバーとか言われています。
ご隠居はイギリスに行ったことがないので似ているかどうかも評論できません。
飯岡灯台と太平洋
海に囲まれた海洋国家、日本。いいですね。
ちょっと暇な時間に車を運転して一人で来た夏の海。
公園の中にある喫茶店でピザを食べたら最初から調理してくれて時間はかかったけれど美味しかった。
やれやれでした。