ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

ダンスウィズミー

2019年08月25日 | 映画

矢口史靖監督の長編10作目の作品「ダンスウィズミー」を観てきました。

15年ぐらい昔レンタルビデオ店で(懐かしい言葉ですね)スイングガール(上野樹里主演)を借りてきて滅茶苦茶面白くてそれ以来矢口監督のファンです。

TVでも「ハッピフライト」「ウォーターボーイズ」とかよくやっていますがたまには大きな画面で見るのもいいかと出かけました。

最近映画ではやたら恋人が不治の病とか最愛の人が亡くなったとかいうストリーが多いので嫌でした。

しかし矢口監督はいつも徹頭徹尾楽しく、不幸の影はなく、ハッピーエンドです。

映画は楽しいのが一番です。

ストリーの中で今話題のあおり運転のシーンなんかが出てきて怖いと思っているうちにあっという間に爆笑になってしまうところがすごいです。

主演の三吉彩花さんは前からいろいろ出てはいるみたいですがこの作品は全国オーデションで選ばれたそうです。

今後上野樹里さんみたいな大俳優になれるかな?

 

さて映画の予告編の中では

ブラッド・ピッド史上最高の演技とかの「アド・アスト」は面白そう。

「楽園」も面白そうです。

過去にすごい話題作で賞をたくさんとった「悪人」の作家吉田修一の作品です。

 

まだまだ暑い日が続きそうですがたまには繁華街で食事でもして映画を見るというのも余裕があっていいと思いませんか。

話は全然違いますがこの映画の中に出てくるオフィスビルがものすごくお洒落ですがその中でエレベーターの大きいのにはびっくりしました。

小ぶりのロープウェーの大きさぐらいで沢山の人が乗れそうです。

ご隠居が何十年か前日本橋あたりでサラリーマンやっていた時とは全く変わっているんですね。

世の中忙しそうです。

とりあえず8月もわずかになりましたがお元気で!!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォールアウト

2018年08月11日 | 映画

まだお彼岸には入っていませんが土曜日ということもありそんな気分です。

幕張に行ってミッション;インポッシブルを見てきました。

トムクルーズも50歳半ばになりましたが元気ですね。

悪人を追跡する場面などは本当に全力で走り回り感動します。あんなに元気で生きていたい。

加えていきずまるカーチェイスにヘリコプターの場面もすごいがは自ら免許を取得したそうですね。

ストリーは何となく良く分からないけど最後にはトム演じる主人公、イーサンハントの妻ジュリアも出てきてもうお祭りです。

これで6作目ですがそろそろ最後でしょうか。撮影中に怪我もしたそうですし。

まあ内容を書くと白けるのでは劇場に足を運んでくださいね。

予告の案内板に入っていました。

11月にビブリア古書店の事件手帳が公開されるみたいです。

本の方は文庫本7冊全部読んだし鎌倉にも時々出かけるので観に行きたいなと思いました。

黒木華が篠川栞子役です。彼女も好きなのでいい感じに仕上がっているでしょう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追憶

2017年05月25日 | 映画

「追憶」を先日観てきました。昔ロバートレッドフォード主演の同名のちょっと悲しい映画がありましたね。

この映画は降旗(ふるはた)靖男監督、木村大作撮影の映画です。

その昔ご隠居が若い頃(まだ夢が沢山あった頃)シナリオ講座に通っていて、2回ほど降旗さんが講義に来てくれたのを思い出しました。

なんだか懐かしくなって劇場に出かけました。

あの頃は若かった降旗さんも82歳だそうです。

岡田准一、小栗旬、柄本佑の若手が主演です。

降旗、木村のコンビは男優を輝かせるという評判ですが今回はどうなっているでしょうか?

映画館に行くと有料で来ているのにどうして次から次へとCMや予告編やるのかなといつも思います。

今回ではこの「ゴールド」が予告編見た限りでは面白そうです。

最近TVでも話題の「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか?」

ロケ地は千葉県海上郡飯岡町(現旭市)銚子市など千葉県がふんだんに入っています。

声の出演は話題作への出演が相次ぐ広瀬すず。

観客動員数はどうなるでしょうか?

 

さて木村大作といえば「剣岳」や「春を背負って」など監督作品では四季の移り変わりや、山の風景が素晴らしい映像でしたね。

木村さんは東京生まれと聞いていますが北陸、アルプスの作品が多いような気がします。

今回も富山市から見る立山連峰の姿がとてもよかった。

TVで夜9時ごろから始まる2時間ミステリーよりお金もかかっているし丁寧な映像ですよね。あたりまえか。金取っているんだから。

 

3人の少年がある事件をきっかけに二度と会わない約束をして離れ離れになり25年後その一人が遺体となって発見される。

ミステリーですが3人の子供の面倒を見てきた涼子を中心とした人間関係、夫婦間の感情など心の動きなども良かったな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラ・ラ・ランド

2017年03月05日 | 映画

ラ・ラ・ランドを観てきました。

テレビのCMでよく流れていますがオープニングの高速道路の渋滞の中、躍り出す人々の場面が素晴らしい。

それから一気に撮影は進み主人公二人が公園でダンスの場面へと映画の中に吸い込まれます。

ただ物語は陳腐です。ジャズを愛するピアニストの男が自分が好きな音楽を演奏できる店を持ちたいと思っている。

そして彼に心を惹かれるハリウッドスターを夢見る女性。

女性役はエマ・ストーンです。特徴ある顔立ちですがアメージングスパイダーマンに出ていましたよね。

ご隠居はスーパーマンとかバッドマンは嫌いですが何故かスパイダーマンは好きです。

どうでもいいけど映画の中で主人公の女性は最初の頃プリウスに乗っていました。アメリカの風景に良く合っていると思いました。

そしてラストがいいんですよね。これから観に行く人もいるのであまり書きません。

ただ遠くから二人が微笑んで終わります。人生なんて思い通りいかない事が多い象徴みたいに。

ロケ地のロサンゼルスの町も魅力的に映っていました。

グリフィス天文台、グランドセントラルマーケット、コロラドストリートブリッジなど。

ご隠居は小説や映画を観てそこに行くのが好きなんですがロスではちょっと遠いです。あす新幹線で、というわけにはいきません。

 

ミュージカル映画を久しぶりに見ました。

昔は(というと笑われますが)自宅に大きな液晶テレビがあったわけではないし、レンタルビデもなかった。

綺麗な画面を早く見ようと思うと有楽町や新宿のロードショウをやっている映画館に行かなくてはなりませんでした。

ジュリーアンドリュースの「サウンドオブミュージック」(あれも出だしが綺麗だった)、「南太平洋」「メリーポピンズ」カトリーヌ・ドヌーヴの「シェルブールの雨傘」

そのおかげで自宅で観ているより感動もあったしあの時はだれだれと行ったとか世間では学園紛争があったななどと思い出されて懐かしくなります。

 

10年ぐらいたって(もし生きていればですが)「ラ・ラ・ランド」を観たら何を思い出すでしょうか?

3月の日曜日暇こいてぶらりと幕張まで出かけて帰りに一人で「てんや」で天丼食べて来たなぁぐらいか。世間では安倍総理が昭恵夫人がしでかした不祥事のもみ消しに走り回っていたなど。

だんだん思い出もこつぶになってきたようです。

今日は幕張シネフレックスも混雑していました。(3月5日)

本屋さんでも映画館でもベストセラーがでれば大繁盛ですので芸術家に良い物を作ってくれと祈るばかりでしょう。

 

そういえばアカデミー賞の作品賞発表で「ムーンライト」と間違われて気の毒でした。みんな大喜びしたのに。

世界中が注目しているような場面でもミスがあるんですね。もっとも人間だれでも間違いをするということが改めてわかって良かったなと思いました。

法律の手続きなんかでも(登記とか供託)添付書類が決まっていますが、この書類を紛失した時にはどのような代替え処置ができるとか細かく書いてあります。

そうです人間は間違ったり紛失たりするものなのです。ご隠居やそれに似たうっかり型人間はめげずにがんばりましょね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハドソン川の奇跡

2016年10月06日 | 映画

「ハドソン川の奇跡」を観てきました。とてもいい映画でした。

トムハンクスもこれまで数々の映画に出演して我々を楽しくさせてくれましたが今後もがんばっていい映画を作ってもらいたいと思います。

乗客・乗員併せて155人を乗せた飛行機のエンジンに鳥の群れが衝突。エンジンは停止して機長のとっさの判断でハドソン川に緊急着陸します。

(ニュヨークは行ったことがないのですがハドソン川って川幅が大きいんだなと思いました)

 

着水は奇跡的に成功して全員が救助、機長は英雄になります。

しかし時がたち事故を冷静に分析する事故調査委員会が立ち上がり「不時着が乗客たちの命を危険にさらす間違った判断だったのではという流れになります。

そして公聴会の息詰まるやり取りの中で機長・副操縦士が正しい判断だったことが証明されます。

 

我々の生活の場中で、会議なんかでも正当な意見を言っている多数派だと思っていたらいつの間にか、できもしないこと言っている少数派になったりします。

性的暴行の被害者になった女性が訴えているといつの間にか加害者の男を誘ったのではないかなどと弁護側から言われたりします。

「正義」は連立方程式のただ一つの回答のように光り輝いているものではなくマスコミの論調や利権のあるの集団によって簡単に覆るので他人を攻撃する時はしっかり脇を固めておきたいものですね。

 

繰り返し登場する事故の場面も迫力があります。(最新のIMAXカメラで撮影)

飛行機が着水して乗務員の冷静な誘導、関係部署からヘリコプターなどの空からの救助、ハドソン川のフェリーの船長の素早い判断、観ていて気持ちがいい。

自分が万が一大きな事故に巻き込まれたらこんな救助をしてもらいたいと思いました。

 

観る前は上映時間が96分と短いなと思いましたが観た後はシンプルに出来ているなと思いました。

いつも映画の中で危機に立ち向かう主人公は現場に行くまでに奥さんと「愛しているよ」とか子供がどうしたとか長々となります。

機長が自分の判断が正しいと思いながらも調査結果の不安審理を追っていきます。その一点だけに迫ります。

クリント・イーストウッドも監督としても素晴らしいなと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レヴェナント(蘇りし者)

2016年04月28日 | 映画

レヴェナント(蘇りし者)を観てきました。

レオ様が5度目のノミネートで悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。良かったね。

壮大な大自然の中での撮影だそうですが自然光のみでそれも夕方の光が殆どだそうで、ストーリと共に暗い感じがします。

役者たちの渾身の演技と熊に襲われるシーンの迫力などものすごかった。

しかしとにかく暴力シーン、残酷な場面が多い。また何かの機会があっても見る気はしないような感じがします。

玄人向きの映画なのでしょうか。アカデミー賞はどういう基準で選ばれるんでしょうね。

芥川賞に対して本屋大賞があるみたいに専門家だけの意見だけでなく平凡な人たちが楽しめ本屋さんが売りたいというニーズに合わせた賞があります。

アカデミー賞に対しても映画館大賞みたいなものを作って芸術性がなくてもみんなが楽しめる映画にも賞をあげたらいいなと思います。

ご隠居みたいに単なる娯楽として映画を観ている者にとっては「タイタニック」の方がレオ様もはつらつとしていて良かった。

映画を観た後まで難しいことは考えたくありません。でも観ないと話にならないので劇場に行ってみましょうね。

映画は「ジュラシックパーク」のように夢があって子供も活躍するような作品が好きです。

皆様は如何ですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッションインポッシブル/ローグネイション

2015年08月27日 | 映画

ミッションインポッシブル・ローグネイションを観てきました。

最近あまり観たい映画もなかったので久しぶりに劇場に足を運んだらポイントも期限切れで更新しました。

以前はお正月やお盆には内容はともかく大作が上映されそれを観に行くと併せてやる予告編を見て何回か続けて劇場に行くということがありました。

この頃そのような魅力的な映画が少ないようです。ハリウッドもネタ切れでしょうか。

さてこの映画トム・クルーズ53歳がアクションの連続で頑張っています。

IMFのエージェント、イーサン・ハントは謎の多国籍スパイ組織(シンジケート)の秘密裏を追跡していく物語。そして謎の女との協力、疑惑。

謎の女はイルサ・ファストという人でスエーデン人らしいですがあまり有名な映画には出ていなかったみたいで抜擢です。アクションが上手です。

 

映画は最初から離陸する飛行機に掴まっているショットから始まりおなじみのカーチェイス、オートバイチェイスと鬼気迫るアクションの連続です。

ここで目一杯BMWが活躍します。画面いっぱいにBMWの新型車が映るとショルームに飾っているよりも宣伝効果抜群のようです。

トヨタもレクサスを戦車のように改造して何十回も転がしても大丈夫というような映画を造ればいいのになと思いました。

仕事でよくトヨタから車庫証明の仕事をもらっているのでひいき目で考えました。

昔話で恐縮ですが「幸せの黄色いハンカチ」でマツダの赤いファミリアが全編で活躍していました。あれをみてご隠居もその後赤ではなく青のファミリァを購入しました。フェリーで北海道でも行ってみたかったのですが関東地方をうろうろしている程度でした。

 

でもどうでしょう。アクションは確かにすごいがこの先もっとエスカレートするのでしょうか。ご隠居は面白さでは第4作を今回は超えていないような気がしました。

シーンの半分ぐらいは007に置き換えても違和感がないように感じます。全体的には退屈で途中で腕時計を見てしまいました。

そういえば「007スペクター」が12月4日公開だってさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふしぎな岬の物語

2014年10月13日 | 映画

を観てきました。

ロードショウ初日だったせいか結構混んでいました。

シニア層が多いようでみんな1000円で観ているのかな。

 

タモリも鶴瓶もご隠居もみんな大好き吉永小百合さん。69歳

50年以上も昔、彼女が高校時代ブルーリボン賞をとった「キューポラのある街」で荒川の土手を懸命に走ったシーンが忘れられません。

あれから何十年、この年になっても吉永小百合さんの映画が観られるなんて幸せ者です。

 

原作を情景を想像しながら読んでいて映画を観るとなにか夢がかなったような気がします。

原作の大事な所を残しながらも新たな発想を入れて2時間余りにコンパクトにまとめた脚本も素晴らしいものです。

映画は安房勝山沖にある浮島に湧水を取りに行く場面から始まります。

和田浦のお祭り

外房のお花畑

いすみ鉄道の大多喜駅

房総半島が総出演です。

吉永さんが

「優しく暖かい物語を映画にして観客に届けたい」と話していました。

 

東京湾に面した小さな喫茶店を中心にそこに集まる人たちの人生です。

最近の映画では主人公が不治の病で死んでしまい可哀相的な話が多くてどうなのかなと思っていました。

この映画でも親が病気で死んだり友人が転勤で去っていくシーンがありますが誰もが人生の中で経験する普通の出来事として観られます。

 

誰にでもある日常を少しばかり感性を持ってひたむきに生きていけば自分も映画の主人公です。

 

原作でタニさんが東京湾をフェリーに乗って「カフェー岬」のみんなと去っていく場面がいいなと思っていましたが映画ではちょっと物足りなかった。

なにはともあれ肩に力を入れないで観られる映画です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿の惑星・新世紀

2014年10月01日 | 映画

10月になりました。先日までの暑さがウソのようです。

元気に仕事に遊びに張り切って生活しているでしょうか。

朝から晩までスマホの画面ばかり見ている若い諸君!たまには澄み切った秋の空を見渡せば気持ちもすっきりしますよ。

そのうちシベリアあたりからお客様も飛んできます。

 

町を歩いていると何処からか金木犀の爽やかな香りが漂ってきます。

バラや椿のように派手な花を咲かせないので気がつきません。

「なんだオメィそこで咲いていたのか。もっと存在感示しな」と言いたくなります。

「猿の惑星・新世紀」を見てきました。

68年に初めて猿の惑星を見たときの衝撃はすごかった。

現在みたいにCG合成なんかしていないのですべてメイクで猿の顔を造ったのでしょう。

それに最後になってそれが地球上の物語だったという結末にも驚きました。

その後4作の続編はだんだんつまらなくなりました。

01年に第1作のリメイク版、11年には「猿の惑星・創世記」です。

猿と人間の映画ですが長い歴史があります。

さて今回の「猿の惑星・新世紀」です。

とにかくスクリーンを埋め尽くす猿の大群に圧倒されます。

森の中のコミュニティに無数のサルがうごめき、人間たちに立ち向かうシーンでは数えきれないほどのサルが走り回り、とにかく数がすごいのです。

そしてCG技術の進化がサルの喜怒哀楽の表現を見事に出しています。

シーザ役はアンディ・サーキスという人ですがCG技術ばかりでなくこの俳優の演技力も素晴らしいのでしょう。

「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役も演じました。

ぼんやりみていると本当のチンパンジーが出てきて人間が吹き替えしているのではないかと思ってしまいます。

 

常識のある人間、いいサル?が沢山いても何処かボタンのかけ違いから憎悪,不信、恐怖が紛争を呼びます。

今も世界の各地では紛争が絶えないのですがほとんどの人は戦争なんかしたくないと思っているのではないでしょうか。

サルの扇動者コバに対して、人間と争いたくないと思いつつもついて行くシーザの子供のブルーアイズの表情がいい。

いつでも多数が同じ考えでも一部の演説のうまいサル(人間)、力の強いサル(人間)の恐怖心から流れが行ってしまうのでしょうか。

 

さてこの映画の結末を観ると続編がありそうです。

がっかりさせないような内容にしてもらいたいと思います。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を背負って

2014年06月20日 | 映画

サッカーワールドカップはギリシャ戦を引き分けて決勝リーグへの進出難しくなった感じがします。

サッカーファンの人達は最後まで応援しましょうね。

 

さて「春を背負って」を見てきました。

平日の夕方ということもあって観客はチラホラ。

木村大作監督、松山ケンイチ(奥さんの小雪さんは元気でしょうか)蒼井優主演

思ったとおりストーリーは陳腐でしたが木村監督の作品はとにかく山の景色が素晴らしい。

ご隠居は若い頃ボチボチ山登りもしたのでその頃を思い出したくてつい山の映画があると観に行ってしまいます。

自宅で横になってレンタルビデオだと余韻が残りません。

CGをつかわず実際に3000m級の山をスタッフ全員で登り一回限りの映像は観客を圧倒します。

周囲の山並みを展望できる山小屋からの美しい風景。富山の実家の満開の桜。家族が縁側でお茶を飲むひと時。忙しいとつい忘れがちになる日本の原点があります。

 

木村監督は「俳優はああしよう、こうしようと計算するかもしれないけれど、2800mも登れば頭の中は真っ白。雄大な自然を前にすれば(お芝居)をしても、通用しないことが分かる。自分自身が全力で当たればいい」

木村監督の前作は「剣岳」でした。

100年前に陸軍の陸地測量部が剣岳の初登頂と測量を完成させるという物語。

目的がはっきりとした映画ですので自分の昔を思い出すなどというシーンはありませんでした。

が剣岳はもちろん、池平、雄山、奥大日岳、薬師岳などの景色は素晴らしかった。

 

 

昔、ご隠居がサラリーマン生活をしている頃「八甲田山」という映画が大ヒットしました。

若き木村大作氏がカメラマンとして活躍しました。

ご隠居は当時会社の歩こう会の会長をしていて(仕事の方は万年ヒラでした)あっちこっちみんなをハイキングにつれて行きました。

あのころはご隠居みたいに仕事以外で活躍する人がどこにもいましたが今は会社も余裕がないのでそんな人たちが活躍する場所もなさそうです。

さてこの「八甲田山」が上映されていた頃みんなで夏の尾瀬に行きました。

木道を歩きながら「天はわれを見放した」「馬立場はまだか」などとわめいていたことを「春を背負って」の山小屋で酒を飲んでいるシーンをみて思い出しました。

歩こう会というより夜のアルコール会のほうが中心でした。

 

何年か前「岳」という映画がありました。漫画が原作「三歩君」というのが主人公。

別に木村監督は関係ありません。

小栗旬と長澤まさみ、主演。山岳救助隊の話です。

長澤まさみの笑顔が前から好きだったので観に行きました。コブクロの主題歌も良かった。

 

どうでもいいおまけ

滅茶苦茶昔、燕岳にて

あの頃でも燕山荘で生ビールなんかも飲めましたが今はもっと素晴らしい山小屋になっているのでしょうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォルト・ディズニーの約束

2014年03月27日 | 映画

を観てきました。

 

文句なくいい映画でした。

 

ディズニーは娘の愛読書である「メリーポピンズ」の映画化を長年にわたり熱望していたが、英国に住む原作者トラヴァースは彼のオファーを断り続けてきた。

そしてトラヴァースはハリウッドに脚本の内容を読んででからと決着をつけに乗り込んできます。音楽担当のシャーマン兄弟とことごとく対立して契約を破棄して英国に帰ってしまいます。

すぐにディズニーは英国に彼女を追いかけていきます。

いろいろ今までの経験や人生観を語り最後に「私を信じてください」と説得します。

鳩山が「トラスト・ミー」と言ってもオバマ大統領はおろか誰も信用しませんがやっぱりディズニーです。

 

他人を説得させるということは結構難しいです。

特にボランティア活動のリーダーやなんとか協会とかの会長など金が絡まない団体ではみんなを説得するには技量がいりますね。

究極の説得は恋愛して結婚の約束までこぎつけることでしょうか。

嘘ついたり、自分を大きく見せたり、素晴らしい夢を語り、ぶりっ子になったり大変です。オス鳥がメスの前で求愛のダンスをいろいろ踊るのだって苦労します。

そして綾小路きみまろのいう世界「あれから30年」となるのです。

 

トラヴァースの子供時代を演じるギンティ・バックリーも可愛かった。

お父さんが死ぬときに「私を一人にしないで」というシーンでは涙が出ます。(お母さんはいるのですがお父さんっ子です)

お父さんは家族を守るため社会に出ては部下に厳しいことを言ったりつらいこともやります。が家に帰れば奥さんにあたっても娘には優しく接しるようです。だからだいたいの女の子はお父さんが好きです。

 

昔ジュリーアンドリュースが好きで「サウンドオブミュージック」「ハワイ」そして「メリーポピンズ」などを観ました。

チム チムニー、チムチムニー私は煙突掃除屋さん

ジュリーアンドリュースの美しい声がよみがえりご隠居の若かった頃もまた思い出しました。

 

それにしても トーマスエジソン、ヘンリーフォード、ウォルトディズニー、最近ではビルゲイツ、スティーブジョブス

アメリカ人はおせっかいな所もありますが人類の生活を豊かにさせてくれた人が多いですね。

ご隠居もその友人もそして殆どの人たちも世の中の何の役にも立たないで死んでいくのは少しさびしいですね。

何年も前から春になるとご隠居の庭にヒヤシンスが咲きます。

球根を植えたことはないのに不思議です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウルフ・オブ・ウォルーストリート

2014年02月14日 | 映画

小さなモラルなど超越した映画です。

そして出ずっぱりのディカプリオのパワフルな演技にはあきれ返る。

傲慢で破廉恥極まりない株屋のやりたい放題。

金とセックスとドラッグだけの単純さ。徹底しているから面白いのかもしれない。

主人公やその取り巻きにモラルや社会常識など一切ない。オフィスでも、飛行機の中でもパーティーでもひっきりなしで集団でセックスをしていてついに社内セックスは午後6時までは禁止の通達。

 

とにかくばかばかしさが徹底している。

 

アカデミー賞にノミネートなんて本当かな。デカプリオは確かに演技は上手だけどもジョン・ウエンやジュリア・ロバーツみたいにあんまり出演本数が多いとかえって難しくなるかも。

主人公が「メイフラワー号でも泳ぎ着いたものでもアメリカにはチャンスが待っている」と言っていますが人を泣かせたり自分も精神不安定になってまで金儲けするなら「つつましい暮らし」もいいんじゃないかと思いました。

途中で連邦捜査官に向かって「貧乏人は毎日地下鉄で通勤して小さな家で暮らせ」みたいな台詞がありますが最後にこの捜査官が事件が終わって穏やかな顔で地下鉄に乗っているシーンがあります。主人公は護送車で連邦刑務所に向かいます。この辺に作者の意図も感じられます。

この映画テレビで放送されることはないでしょうから見逃したらレンタルでも。そんなに勧めるほどの映画でもないけど。だが映画評論家のk氏は呆れるほどの痛快さだと書いています。

しかし映画は2時間ちょっとぐらいがいい。この映画は3時間。

明るいうちに映画館に入ったのに出てきたら暗くなっていました。

海浜幕張駅前は少しばかりのネオンが輝いていました。

映画の中のラスベガスほど賑やかじゃないけれど。あたりまえか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゼロ・グラビティ

2014年01月09日 | 映画

をお正月に観てきました。

とにかく最初から最後まで滅茶苦茶おもしろかった。内容は女性飛行士が宇宙空間に投げ出され地球に何とか帰還するという単純なものです。しかし映像が素晴らしい。画面には常に60万メートル下に地球が自転しています。朝日が昇る瞬間、漆黒の夜の地球に街の明かり、宇宙飛行士はこんな風に地球が見えるのかなと思いました。

革新的な映像技術と案内がありますが実際に宇宙で撮影されたんじゃないかと錯覚します。

 

初めて3Dで観ました。ご隠居は新しいものは何でも馴染むのに時間がかかります。映画も今までので十分だと思っていましたがたまたま上映時間が合ったので観ましたがこれが素晴らしい。

 

シャトルに他の物体が衝突してその破片や、内部のスパナや機械が目の前に飛んでくるとおもわず目を閉じてしまいます。そのうちサンドラブロックまでがびよーんと目の前に飛び出てきます。ご隠居はおもわずキスでもしようと乗り出すとスッーと引っ込みます。一瞬ポカーンとして夢でも見ているのかと思いましたがこれが3D映像なのですね。

「スピード」でサンドラブロックを初めて見たときは元気のいい姉ちゃんだなと思いましたがその元気さはあいかわらずです。でもやっぱり年取ったかな。お前だって爺さんになったじゃないかと言われそうですがあたしゃ映画に出ていないただの老人です。

彼女の映画では評決のとき」「あなたが寝ている間に」とか初期の作品も好きです。7年ぶりに宣伝のため来日して一生懸命です。ぜひ劇場に足を運びましょう。テレビで観るのとは迫力が違うと思います。

映画が終わってショッピングモールのフードコートに出てちゃんぽんを食べました。大盛りでも同じ料金ですがといわれ「普通盛りでいいです」と不愛想に答えた。接客態度に問題はないのだが何故かむっとしたのは宇宙飛行士にでもなった気分だったのに大盛りか並みかなどとつまらないこと聞かれたからかもしれません。これが現実で90分の夢から醒めたのです。

 

  映画出て 火事のポスター 見て立てり

 

俳句の大御所高浜虚子の句です。

ちなみに「火事」は冬の季語です。映画館から出て街を歩いていたら、防火を呼びかけるポスターが貼ってありまして、コロッともう映画の余韻はさめていて、感覚は現実に引き戻されるという、虚子先生の作品です。ご隠居は虚子先生ほど大物ではありませんが同じようなこと感じました。

そういえばちょっと前の朝日の夕刊に石野眞子が「リンガーハット」の長崎ちゃんぽんが好きだと書いてありました。「野菜やエビ、豚肉など具材がたくさん入っていて紅白の蒲鉾が懐かしい感じです。辛い物が好きでいつもラー油をたっぷり入れて食べています」とのこと。

若いころ、石野眞子とか浅田美代子とか馬鹿っぽくて好きでしたが最近あまりテレビでみませんが元気なのでしょうか。それともご隠居がバラエティ番組を観ていないから知らないだけかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「清州会議」を観てきました

2013年11月17日 | 映画

三谷幸喜監督の清州会議を観てきました。前回の「ステキな金縛り」はちょっとつまらなかったですが今回の出来はいかがだったでしょうか。まだ上映中なのでコメントはひかえます。

ご自分で観に行って感じてみてください。自宅に閉じこもってそのうちにレンタルで借りてくればいいやと思わないでたまには映画館に散歩がてらに出かけてみてはいかがでしょうか。ポップコーンでも食べながら大きなスクリーンで映画の醍醐味を楽しみましょう。

しかしながらいつものように豪華な顔ぶれの俳優陣です。三谷さんに声がかからないとがっかりする俳優さんも多いのではないでしょうか。

 

その中でも柴田勝家役の役所広司がすばらしい。豪快さ、哀愁、力強さ、己の限界などが単純明快によく描かれているなと思いました。ご隠居の好きな大泉洋は秀吉の役です。このひと演技の幅が広いなと思いますが皆様はいかが感じますか。でも私は「しあわせのパン」の主人公のようなほっこりした感じが好きです。

 

地球上の生物はそれぞれ持ち味があります。馬は速く走るし、サルは木登りが上手、キリンは高い木の葉っぱが食べられる。そして人間はやっぱり頭脳なんですね。それもただ試験勉強ができるだけでは普通の人。映画の中でも池田恒興が「俺たちは天下を動かすだけの器じゃないんだよな。だからそういう人にうまく取り入ってついていくしかない」と言っています。ご隠居もサラリーマンやっていた時でも自営業者になっても感じる所があります。

 

人間がリーダシップを発揮して頂点に立つには言葉と知略そして根回し最後にパフォーマンスでしょうか。

これから長く時間のある人は参考になる映画かもしれません。ご隠居は年金制度が崩壊しないようにと願うばかりです。

 

近日ロードショウ「かぐや姫」

映画館でCDを無料配布していました

 2012年1月公開  youyube

 

 

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮崎駿監督へ

2013年09月09日 | 映画

宮崎駿監督が引退を表明しました。

長いことみんなを楽しませてくれてありがとうございました。

氏はまだ時間が30年間分も足りないと言っていました。

しかし今後は過ぎ行く時間を楽しんでください。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする