明日から6月ですね。そして30日過ぎると今年も半分終わります。
お正月からGWの連休が終わると時間が加速して年末に向かうような気がします。
さて6月といえば雨のシーズンですね。いやだと思っていても日本の風物詩ですから積極的に楽しみませんか。
特にちょっと涼しい朝、小雨が降っていてそれがアジサイの花にあたって輝いている風景が好きです。ご隠居はなんだかんだ言っても紫陽花の花が一番好きです。
先日都庁に用事があったので午前中に自宅を出て銀座の新名所「ギンザシックス」に寄り道してみました。
銀座5丁目の交差点に面した旧銀座松坂屋の跡地です。
地上13階地下6階、241店舗が入居。
「セリーヌ」だ「フェンディ」「ピエール・エルメ・パリ」(菓子店)だと言われても・・名前ぐらい知っていますが別にたまげもしない。
とりあえず中に入ると6回まで吹き抜けになっていました。
大丸松坂屋百貨店が「シジェームギンザ」と銘打って出店しています。華やかです。
なにはともあれ開業初日は約9万人が訪れたそうです。年間約2000万人の集客と売上高600億円が目標とか。そうですかぁ。
あまり懐具合も良くないので上に行きましょう。
蔦谷書店があってホッとしました。どんな豪華な店舗でも本の値段は同じです。
世界中から集めた約6万冊のアート本が並ぶそうです。
ここまで来て何も買わないのも悪いので「週刊新潮」買ったら愛想がよかった。
まあ最近本屋さんもアマゾンにやられっぱなしで気の毒ですが宅配便の方がおかしくなってきて巻き返せるかも。
どこの世界も独り勝ちはいけません。
屋上に出てみました。広々としていて有名な庭園のようです。
中央通りの方を見渡すとユニクロの細いビルが面白いのでパチリ。
銀座4丁目の交差点が見えました。
服部時計店が11時の時報のチャイムを鳴らしていました。
お昼にはちょっと早いか。いつもは外に出ると吉野家の牛丼が定番ですが今日は新宿まで行って都庁第二庁舎の職域食堂で昼飯でも食らうことにしましょうか。
屋上の一画に「靏護(かくご)稲荷大明神」が鎮座していました。
文化12年如月の午の日、山城伏見の本宮より江戸の根岸に泰安したそうです。
こんなところが日本らしい。路面では土地が高いので空中にもってきたんですね。信心は信心。合理的といえば合理的。
地下も6階もあるのでどんなものかと行ってみましたがよくわからん。
決して人通りが少ないのではなく少ない人が途切れるのを待っています。やたら他人の顔なんかを撮ると怖いので。
平日でも賑わう中央通りに出ました。
日産自動車のショールームにはいつものように下駄ばきでは乗れないような立派な車が並べてあります。
ガラスに服部時計店や街の人々で賑わっているのが写って銀座らしいなと思って撮りました。
小さなデジカメで撮っているからこんなものかな。
数寄屋橋の宝くじセンター。人々の欲望は別にして木々の緑が初夏らしい。
何億円もなくてもワンコインで弁当買ってなんの心配もなくベンチで美味しく食べられれば人生最高ではないでしょうか。
さて話はがらりと変わります。
「琵琶湖周航の歌」が平成29年6月で誕生100年を迎えるそうです。
平成29年6月24日に現地でイベントがあるそうです。
第一部 13時00分から14時45分 高島市民会館(滋賀県) 合掌・講演など 琵琶湖周航の歌大合唱
第二部 15時15分から17時15分 琵琶湖汽船ビアンカ
問い合わせ先
0740-25-8040 高島市観光振興課またはホームページ
若い人は嵐の歌なんかがいいのでしょうがご隠居みたいな年寄りは抒情歌って好きなんですよね。
特に昔訪れたことのある場所は歌詞を聞いていてその場所が目に浮かびます。
今津港からライオンズのレオのマークの遊覧船で(滋賀県は西武鉄道を立ち上げた堤康次郎の故郷)琵琶湖の優しい風を受け間もなく竹生島に接岸です。
ご隠居は一時西国霊場巡りをしていました。まだ全部終わっていません。
平成17年8月30日に西国30番宝厳寺に参拝していました。平成17年は自分的にいろいろなことのあった年でした。
すごく暑い日でみんなが熱心にお参りしていましたが私は一足先に桟橋に戻りかき氷を飲んでいました。
みんながあとから来て「信心の浅い奴だ」と罵声を浴びせられたことを思い出しました。
そうなんです。抒情歌を聞いているといろいろ思い出します。
坂東と秩父は終わっているのですが西国33か所は中途半端になっています。
(坂東札所33か所、秩父霊場34か所、西国霊場33か所で100になります)
最近ご隠居は公私ともに滅茶苦茶忙しいのですが奥の細道旅行譚が終わったら西国霊場に取り掛かりブログにも紹介したいと思います。
生きていたらの話ですが。
それではご隠居の好きな倍賞千恵子さんの爽やかな声で琵琶湖周航の歌を聞いてみましょう。