銅版画制作の日々

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裏切りの闇で眠れ(-_-;)

2008-07-16 | 映画:ミニシアター

生き残るためのルール、

それは非情であること。

何よりも孤独であること。

 

7月4日、京都みなみ会館で鑑賞。この後「幻影師アイゼンハイム」を鑑賞しました。フランス映画独特のサスペンス作品ですね。ちょっと分かりづらいところがありましたが・・・・・。どの人が何の役なの?ということを把握するのに、時間がかかりましたが。

フランスの闇社会のお話で、そんな闇社会でフランク(ブノワ・マジメル)という呼ばれる若い男がいた。仲間のジャン=ギィとともに闇社会の危ない仕事を引き受けている。過去は語らない。その冷静な頭脳と非情な働きで、闇を牛じる男クロードの信頼を得ている。

裏切りの闇で眠れ

そのクロードという男がかなり、いや相当な暴力に生き、裏切り者には容赦しない暗黒街の帝王なんだけど、些細なことがきっかけで、投獄されるんだ。一体誰の陰謀なのか

 

 左側のおっちゃんが、クロードです。スケベであくどいお方です。

主人なき混沌の街で、敵も味方もわからぬまま、裏切りが裏切りを呼ぶ・・・・・・。確かに多くの人物が登場するので、観ている方も混乱します

果たしてフランクは裏切りの闇を抜け出すことが出来るのか???それとも彼は、この闇でしか生きられないのか???

ちょいとやばいシーンもあります。激辛タッチとはいうものの、それほど凄いとは思わないんですけどね。拷問シーンもあるのですが、意外にさらっと観れます。

この映画の紅一点が伝説の女優と言われたベアトリス・ダル 、ベティ・ブルーで御馴染みの方なのですが。クロードの愛人役で登場。かなりえぐい感じのお顔がチャームポイントなのか?なかなかの悪女を演じておられました。

 

ベアトリス・ダルは目で殺す! 6月21日公開の「屋敷女」で怖~い女を演じておられます。

 

フランク役のブノア・マジメルは次代のフランスNO1男優さんだそうで、何とまだ34歳。若いです

 

暴力が支配するパリの闇社会。裏切りが裏切りを呼ぶこの世界に生きる男たちをハードに描いた、新時代のフレンチ・ノワール。映像は徹底したリサーチによってリアルに構築されており、酒をあおる仕草1つとっても、そこには男たちの哲学が垣間見られる。そしてそんなリアルな男たちの姿は、現代社会を生きる我々を投影したものでもある。だからこそ本来全く違う世界に生きる彼らに、小さな共感を覚えることになる。主人公のフランクを演じたブノワ・マジメルは、実直かつ冷静な殺し屋を確かな演技で表現。それと対照的なクロードをフランス演劇界の重鎮フィリップ・コーベールが見事に演じた。(goo映画より)

アメリカ映画のような派手さはありません。どちらかといえば、少し泥臭い?という表現が適切なのかどうか?お国柄なのでしょうね。主人公の生きざまを、本当に混沌と映し出しているという感じがしました。

 

公式サイト

 

※今回は短いレビューとなりました。

 

 

 

 

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