友だち以上、恋人未満って言葉がありましたよね。
7月15日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。主役の2人はどちらかと言えば、主役ぽい方たちではなく地味なキャラですよね。そうそうパトリック・デンプシーは最近鑑賞した「魔法にかけられて」でお馴染みの俳優さんです。あの時の彼は、王女が出会う理想の男性役だった。そいでもってなかなかいい男って感じだったんですが・・・・・。
突然のハンナの婚約に驚くトム。二人の、熱烈なキスに・・・・
ハンナの婚約者は完璧主義者コリン(ケヴィン・マクキッド)私はあまり好みじゃないけど・・・・。
今回はちょいとプレイボーイ、女性とのお付き合いにも独自のルールがあるらしい。「デートは2晩続けない」「女を家族に紹介しない」「もらった電話番号は24時間後にかける」等々、そんな自分だけのルールを決めて、数多の女性と恋愛ゲームを楽しむトム役だ。そんなトムには10年来の女友だち、ハンナ(ミシェル・モナハン)がいた。出逢って10年、今では毎週末いっしょに食事をし、2人で1つのケーキを食べ、お互いの家族の事情から恋愛遍歴まで、すべてを語り合う仲だった。そんなある日、ハンナがスコットランドへ6週間の出張。彼女のいない週末がハンナへの恋心をトムに気付かせる。ところが帰国したハンナは突然の婚約を報告。花嫁付添い人を頼まれたトムはその時、今まで何人もの女性と付き合ってきたが、本当に愛しているのは彼女だけだと確信する。結婚式まであと2週間、花嫁付添い人として式の準備を進める一方で、何とか ハンナに溢れる想いを告白しようと焦るトム。果たしてトムは、ハンナを奪うことができるのか? その時、彼女の答えは─?
トムの友人や父はトムの行動に歯がゆく思い、「奪い返せ」とエールを送るのだが。
告白のチャンスは幾度となくあるものの、言い出そうとしては肩すかしを食らうことが続くとうとう結婚式の場所、スコットランドへ古いお屋敷での結婚式場にはしきたりも色々あって、ハンナもちょっと戸惑い気味何かトムもギクシャクしてしまう。
この場面なのですが、スコットランドの伝統なしきたりらしく、結婚前夜に花嫁がパブを回るというものらしい。メイド・オブ・オナー=筆頭花嫁介添人のトムも同行。よしここでって告白したいとところだが・・・・。プレイボーイもたじたじ
女性を口説くのはお手のものなはずだが、やはり本当の愛の告白となるとドキドキ・ハラハラ上手く伝えることが出来ないトム。そのことを感じてか?ハンナもちょっといつもと違うトムに何か感じているようだ。
ハンナの部屋に訪れ、トムは気持ちを伝えるも、彼女も複雑な心境だ。揺れる乙女心いまさら?どうして?って感じなのよね。結局すごすごとトムは戻る。そこへ現れたのは、かってトムがふったハンナの友人もう一度よりを戻したいと迫りだす抵抗するトム・・・・・。また間の悪いところへ、ハンナがやって来る。この様子に、「彼と結婚します!」と告げて去る。いやいやほんまにすれ違ばかりあちゃ~どうしてこうなるの
結局トムはメイド・オブ・オナーを辞退する。そしてNYに戻ることにした。いよいよ結婚式当日、後ろ髪を引かれながらトムはに乗る。
ネタばれしています。でもこの結末は誰でもこうなると・・・・。
さてさて結末は何となく分かりますよね。そうなんですまるであの「卒業」のようなんです。卒業をご存知ない方、多いと思います。この作品を知っている人は結構の年齢の方かも若きダスティ・ホフマンとキャサリン・ロス主演の映画、これ良かったですよね音楽はサイモンとガーファンクルラストはすべて一緒?ではありませんが。まあ少し似ていますね。本作はちょいとずっこけぽいかも
ハンナが婚約者コリンに最後に伝えた言葉、「完璧で素晴らしい人だけど、私駄目なの。」ってなセリフだったか?どうか覚えてないけど・・・・。確かこんなことを言っていた。いい言葉でした。ハンナはトムのよさにきっと気づいたのでしょうね。
ハンナの結婚という事態がなければ、どうなっていたのかな?と思いますね。でも何かなければ気づかない自分の気持ちそんなものかもしれません。
ということで近距離恋愛それなりに楽しめると思います。ハッピーな気分になれてよろしいのでは?
追記:字幕はまたまた戸田奈津子さんでした。